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第6回:CELSIUSムービー編 VOL5
Chapter1 合成素材を作る


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 ご挨拶

皆さん、CG生活をいかがおすごしですか。自称CGIデザイナー、ヨシムラです。
さて今回から、CELSIUSムービーを作るにあたって、「合成・編集」という作業行程について解説してゆきます。

合成・編集作業は、モデリングや質感調整とは違い、きめられたゴールが存在しません。
これは自由な発想で作業できる反面、いつまでもダラダラと作業してしまうという可能性があります。
絵コンテの段階でしっかりとした構図を練り、作業効率をはかりましょう。

試行錯誤しながら納得行くまで作業するのは、個人の趣味としてなら良いのですが、仕事の場合こうはいきませんよね。

 素材作り

まず合成・編集を行なう前に、素材となるムービーを作ります。

「CELSIUSムービー編VOL1」でご紹介した絵コンテの中に、「CELSIUSの3つの穴から光が漏れる」というシーンが有りました。

右の挿し絵がそのシーンですが、この光をどう作るかが悩み所です。

いろいろな方法が考えられますが、今回は形状にテクスチャーマッピングし、光を作る事にしました。
挿し絵

前々回モデリングしたCELSIUSにある3つの穴の形状をもとに、円柱をモデリングしました。

これにテクスチャーを貼り、アニメーションさせて、素材となるムービーを作ります。

それではモデルにあわせて、テクスチャーを 新しいウインドウが開きます Adobe Photoshop 5.5で描いてゆきましょう。

円柱モデル

まずは光の色身となるテクスチャーを描きます。
光の色は緑色の少し混ざった水色にしました。
エメラルドグリーンとでも言えば良いでしょうか?

光らしくみせるには、明るい色の周りにぼかしを入れるのが効果的です。

周りにぼかしを入れる事によって、より”光っている”ように見せる事ができます。

右のイメージが描きあがったテクスチャー素材です。
光のテクスチャー

次に 新しいウインドウが開きます 3D STUDIO MAX R3.1を使い、円柱モデルにテクスチャーを貼ってみました。

ただテクスチャーを貼っただけでは、光には見えないので、円柱モデルの内側にライトを置き、モデル自体の自己照明度も上げています。

しかし、これだけでは円柱モデルのエッジ部分が分かってしまい、光には見えません。
「私は円柱モデルです。光の漏れではありません。」
と、自らタネをバラしているような感じですね。
テクスチャーマップされた円柱モデル

円柱モデルの上部を消してあげるために、アルファイメージを作る事にしました。
アルファイメージについて簡単なご説明をいたしましょう。
右の画像のように、グラデーションしたイメージを透明度に貼りつけることにより 、色の明るい方から暗い方へ透明になっていきます。

透明度だけではなく、輝度や明度、その他の質感にも適用する事が可能です。
このようにアルファイメージとは、色の輝度の差によって、任意の場所を透明にしたり輝度をあげたりと、自由自在に質感調整が行なえる技法なのです。

色のついたCELSIUS

これで円柱モデルのエッジも消え、光らしくなりました。


ここまで来ると今度は、光の動きを見てみたくなりますね。
それでは次に、光のアニメーション作業に駒を進めましょう。
アルファ適用後の円柱モデル


3D Studio MAX R3.1はAutodesk社の登録商標です
Adobe Photoshop 5.5はAdobe社の登録商標です


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