Fujitsu The Possibilities are Infinite

  • 製品:FMVビジネスパソコン(PC)、PCワークステーション、周辺機器の製品情報へ
  • サポート:FMVビジネスパソコン(PC)、PCワークステーション、周辺機器のサポート情報へ
  • ソリューション:FMVビジネスパソコン(PC)のソリューション・導入事例のご紹介へ
  • ショッピング:最新FMVビジネスパソコン(PC)のご購入は富士通直販WEB MART(法人向け)へ
個人のお客様向け製品情報
  • パソコン
  • PCワークステーション
  • 周辺機器
  • お問い合わせ

第13回:キャラクターアニメーション編 VOL4
Chapter1 体を作る


前ページはありません  |  1   |  2   |  3   | 次ページ


 ご挨拶

皆さんこんにちは。自称CGIデザイナーのヨシムラです。
前回はフェイスモデリングをご紹介しましたが、参考になりましたか?
一通りケリーの顔は完成しましたが、体がまだありません。
そこで今回は体をモデリングし、さらに 「フェイシャルアニメーション」に関しての素材作りもご紹介いたします。
それではまず体のモデリングから解説して行きましょう。

「フェイシャルアニメーション」=「顔のアニメーション」


 体を作ろう

顔のモデリングと同じく、今回も「バックグラウンドイメージ」を使ってモデリングして行きます。

ここでもう一度「バックグラウンドイメージ」について解説いたしましょう。
バックグラウンドイメージとは、絵を描く時の下書きと同じ要領で、絵や写真をアタリとして、モデラーの編集ウィンドウ上に貼り込む手法です。

右にあるイメージは、今回モデリングするキャラクター「ケリー」の全身像です。
このイメージをバックグラウンドイメージとして使用し、モデリングして行きます。
今回は正面から見たバックグラウンドイメージのみを用意しましたが、「正面」「真横」「真上」から見たバックグラウンドイメージが用意できれば、さらに正確なモデリングが行なえるでしょう。
バックグラウンド用イメージ

モデリングの進め方ですが、まずはアタリに合わせてボックスを作ります。
ボックスから体の形に少しづつ変形させて行くのですが、その場合「箱型らしさ」を無くす事が大切です。

一目で「この体、箱型だなぁ」と思われると、そのキャラクターが急に作り物に見えてきてしまいます。
ピノキオのように、元々「作り物に生命が宿っている」という設定であればかまわないのですが、虫や動物、はたまた人間といった種類は、箱型ですとおかしいですよね。

そうならないためにもモデリングする際には、出来るだけあらゆる角度からじっくり観察して、箱型らしさを無くす様、微調整を行なってください。

簡単な事のようで意外と難しい技術なのです、これが。

ボックスからの作業段階

その後、腕や足などを作って行き、全体の形がほぼ出来上がったので、1度第三者に見てもらうことにしました。



ヨ氏「どうかなぁ、自分では満足している方なんだけど。」

M氏「かわいいけど・・・手が長すぎかな?」
ヨ氏「ふむふむ。」

Y氏「足の作り込みが今1つ。」
M氏「肩幅がありすぎだね。」
ヨ氏「・・・・。」

Y氏「いや、今2つ。それと胴回りがちょっと太いね。」
M氏「オレの好みを言うと、もう少し頭が小さいとかわいい。」
Y氏「もう少しつめてもらえるかい。」
ヨ氏「はい・・・。みんな辛口だなぁ。(涙)」

周りの人に自分の作品を見てもらう事は、とても大切かつ重要な事です。
1人で作っているとどうしても「1人よがりなモノ」になってしまう可能性があります。そうならないためにも、周りの人から客観的意見を聞くことをお勧めいたします。
そこで第三者に作品を見てもらう時の、いくつかのポイントをご紹介いたしましょう。

「自分の作品に自信を持つ」
まず自分の作品に自信を持つ事が大事です。その上で第三者の「批評」にはきちんと耳を傾けましょう。
批評の中には「個人的な好み」に基づくものもあります。
それらのすべてを取り入れると、収拾がつかなくなりますので、自信を持って「ここはこうしたい」という自分の主張を持ちましょう。

「いろいろな人に見てもらう」
CGクリエイターとして技術的に優れている人。
経験があっていろいろな意見が言える人。
CGなんて全然知らない人。
男女を問わず、いろいろな世代の人。
これらすべての人に見てもらうのは難しいですが、なるべく多くの人に自分の作品を見てもらい、率直なコメントをもらいましょう。

「議論する」
議論する事により、1人では出せないアイデアも出てくるかもしれませんよね。
単に意見を聞くだけではなく、ディスカッションしてみるのも大事です。


モデリングの途中経過では、ケリーの胸の部分は、最初のイメージより「たくましい」印象になっていました。
Y氏とM氏の意見を元に、モデルデータの修正を行なったところ、少し雰囲気が変わりました。
ちょっと弱々しい印象を受けたのですが、確かにこの方がキャラクターのイメージに近いですね。
(右のイメージ)

このように第3者の意見は、時には「グサッとくる」事もありますが、とても重要なんだなぁと再認識させられました。
修正前、修正後


1/3

前ページはありません  |  1   |  2   |  3   | 次ページ