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第19回:キャラクターアニメーション編 VOL10
Chapter3 エスタブリッシュショットについて


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 エスタブリッシュショットについて

エスタブリッシュショットとは、そのシーンに登場する物の配置や、人物の位置関係を認識してもらうためのショットのことです。
例えば、クイズ番組のオープニングを思い浮かべてください。
必ずと言って良いほど、オープニングはセット全体が入るように撮影されています。
司会者と解答者の位置関係を認識してもらうため、このようなショットを入れるのです。
このショットこそ「エスタブリッシュショット」なのです。

これはクイズ番組だけではなく、様々な番組で見られるショットですね。

それでは実際にエスタブリッシュショットが無いと、どのようになってしまうのかご覧ください。


図1のイメージをご覧ください。
これだけではまったく内容がつかめませんね。

左のカットは、なにか作業をしている様子は分かるのですが、右のカットに関しては見当が付きません。

全体を通してみても、その場の雰囲気がとても分かりにくいものになっていますね。
(絵がきたないから分かりにくいという意見も・・・。)

図1
エスタブリッシュショット

次に図2をご覧ください。

いかがでしょうか?
このエスタブリッシュショットが入ることにより、二人の位置関係や役割が明確になりました。

エスタブリッシュショットがある場合、無い場合を比較してご覧ください。
違いは明らかですよね。

このようにエスタブリッシュショットは、その場の雰囲気や登場人物の位置関係、またその場の環境などが一目で分かる様にするためのショットで、とても重要な役割を果たすショットなのです。

皆さんもこれを機会に、イマジナリーラインやエスタブリッシュショットを意識して、今後の作品に役立ててみてはいかがでしょうか。

図2
エスタブリッシュショット
エスタブリッシュショット


いかがでしたか?
結局、シーン1とシーン2の間には、ケリーのアップシーンを入れることにしました。その結果は次回にお見せいたしましょう。
次回は絵コンテに沿ったケリーアニメーション第3弾です。ご期待ください。
次回の更新は10月3日を予定いたしております。


ところで皆さんはNewTek World Tour 2000 Tokyoというイベントをご存知でしょうか。
これはLightWave[6]の国内総代理店株式会社ディ・ストームと米NewTek 社が主催するイベントです。
VideoToaster NT, LightWave [6], Aura, Qubitといったアプリケーションや関連製品の展示
作品コンテストといったイベントもあります。

会期は2000年10月8日(日曜日)、9日(月曜日)。会場は東京国際フォーラム ホールBです。
(詳細は 新しいウインドウが開きます 株式会社ディ・ストームのサイトをご覧ください)
もちろんCELSIUSも出展されていますので、CELSIUSを見てみたい!と いう方は、ぜひいらしてください。
(当日は私も富士通ブースにおります)


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