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第27回:リアルなテクスチャーの描き方 VOL5
Chapter3 バンプとディスプレイスメント


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 バンプとディスプレイスメントの貼り比べ

それでは最後に、バンプマップとディスプレイスメントマップの適用結果について、比較をしてみたいと思います。
この結果のどちらが良いのかは、好みによるかもしれません。

 バンプマッピング結果

前回描き上げたテクスチャーを貼った上に、バンプマッピングだけを適用したのが、右のイメージです。


輪郭部分が直線的で、機械的になっていますねぇ。
肌の質感というよりは、タイルのように見えてしまっているのは私だけでしょうか?

輪郭以外の表面の凹凸感は、細かく奇麗に出ておりとても良い感じになっています。
少し凹凸がありすぎるような気もしますが・・・。
バンプマップの結果

 ディスプレイスメントマップ結果

一方ディスプレイスメントマップだけを適用したのが、右のイメージです。


輪郭部分に関しては、適度に歪みが付いていることがお分かりいただけるでしょうか?

しかし表面の凹凸については、バンプマップのように奇麗には出ておらず、少しコントラストが弱い感じです。

ディスプレイスメントマップの結果

いかがでしたか?
正直なところディスプレイスメントマップは、ポリゴンの数を大幅に使用しなくてはならなくなり、容量がどうしても大きくなってしまうため、私はあまり実用しません。しかしまったく使用しないわけではなく、場合によってはとても便利な機能なのです。

例えば、とても複雑な地形をモデリングしたい場合、ディスプレイスメントマップを使用すれば、簡単に作成できてしまいます。
このように一つ一つの機能を良く把握した上で、向き不向きを判断し作業して行くのがよいでしょう。

下のイメージは、バンプマップとディスプレイスメントマップの利点だけを、取り入れた結果です。
全体的に、ほど良い歪みをディスプレイスメントで出しつつ、バンプマップで細かな凹凸を加えました。

レンダリング結果

さて次回のCG講座は、今までご紹介出来ずに悔やんでいた「ライティング」についてご紹介いたします。
次回の更新は11月28日を予定いたしておりますので、ご期待ください。



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