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第37回:3次元 セルアニメーション編 VOL4
Chapter3 セルアニメーション上級編?


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 セルアニメーション上級編?

このページでは、3DCGを使ったセルアニメーション表現に関する、ちょっとしたノウハウをご紹介いたします。

漠然と「3DCGを使いセルアニメーションを表現する」と言っても、「どのように表現するのか」がポイントになってきます。
その表現方法は、大きく分けて2つです。
まず1つ目のポイントは「3DCGを前面に押し出し作成する方法」
もう1つはその逆で「3DCGを感じさせない様に作成する方法」
この2つの表現方法が存在します。

「3DCGを前面に押し出し作成する方法」とは、質感だけがセル画風で、その他に関しては3DCGそのものという表現方法。
「3DCGを感じさせない様に作成する方法」とは、3DCGを使っていることがまったく分からないように表現する方法です。
どちらの方が良い悪いということではないのですが、今回は「3DCGを感じさせない様に作成する方法」について、ご紹介したいと思います。

3DCGを感じ無くさせるために重要なポイントは「3次元を活かさない」ということです。
それでは具体的に、どういった作り方をすれば良いのか例を上げてみましょう。

 3次元を活かさない技術

3次元を活かさないということは、3次元での利点を潰すということでもあります。
その利点として該当する大きな要因の一つは、正確なパース(透視図)です。
3DCGの世界では、距離やパースがとても正確に表現できますよね。

一般的なアニメの場合、セル画を一枚一枚手描きよって作成されているため、正確なパースにはなっていません。
そこで3DCGで作成する場合も、若干パースを崩してやることでアニメらしさが、表現できるというわけです。

下の画像をクリックして、それぞれのムービーを比較してみてください。

編集前
パネル
(解像度 320x240 175KB)
編集後
パネル
(解像度 320x240 179KB)

違いが分かりにくいかもしれませんが、右のムービーでは若干パースがずれているように見えますよね。
これにはちょっとした仕掛けがあるのです。
別の角度から捕らえたムービーを用意したので、こちらをご覧ください。

別の角度から捕らえたムービー
パネル
(解像度 320x240 185KB)

お分かりいただけたでしょうか。
形状モデル自体をゆがませることで、パースがゆがんでいるかのように表現しているのです。


このほかにも手描きの動画を加えたり、輪郭線をゆがませるなど、あらゆる方法を使い表現できます。
皆さんもいろいろな表現方法を試してみてくださいね。

次回の更新は2月6日を予定いたしております。どうぞご期待ください。


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