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第40回:効果音 VOL3
Chapter3 色の対比「補色」について


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 色の対比「補色」とは?

色価の話が出てきたところで、もう1つ色に関するお話をいたしましょう。
CGを作る上で是非覚えておいていただきたい概念として「補色」があります。 右のイメージデータをご覧ください。

向かい合った色が、補色の関係を保っています。
分かりやすい組み合わせとしては、赤と緑がありますね。
(クリスマス時期になると、この配色が皆さんの目に飛び込んできますよね。 )
他の例ですと「茶色には青」という事になります。
科学的な根拠があるわけではないのでしょうが、補色を組み合わせる事によって、画面の中には緊張感が生み出されるのです。

ケリームービーは緑色が主体ですが、緑系だけの配色で画面が完結してしまうのは、配色としては不完全です。
ヨシムラ君が作成したケリームービーにおいては、タバコの先端の炎で赤い色が使われています。

補色

タバコが上から降ってくる部分では、その赤い色が目に飛び込んできますよね。
前のページで述べたように、同系色の緑が画面全体で使われていますので、緊張感を与えるためには、 どこかで赤い色を使った方が良いでしょう。

 補色は必ずしも有効ではない?

配色について色々と述べてきましたが、補色とバルールの調整は非常に難しいテーマです。
例えば下のイメージをご覧ください。
補色のルールにとらわれずに紫色にすると、全体的な配色としてアンマッチな印象を受けます。
ケリーの色を赤くすると、背景の緑とマッチすることになりますが、この色では「昆虫」という感じがしませんね。
補色は大事ですが、合わない場合は同系色でまとめた方が落ち着く場合もあります。
今回のヨシムラ君の配色は、こういった試行錯誤の上で、明度差の少ない緑となったのです。
皆さんも配色を検討する際には、大いに悩んでみて?くださいね。

配色がアンマッチ
昆虫らしくない

紫のケリーは配色としてアンマッチ

赤いケリーは「昆虫」という感じがしません


次回の更新は2月27日を予定いたしております。どうぞご期待ください。


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