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第45回:自然現象編 VOL5
Chapter1 嵐の効果音


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 ご挨拶

皆さんこんにちは、自称CGIデザイナーのヨシムラです。
自然現象も今回で最終回となりました。早いものですねぇ、もう5週目なんですね。
5週目にして、いよいよムービーに効果音を付けていきたいと思います。
以前にも効果音についてはご紹介していますが、今回は嵐の表現に着目した効果音について解説いたしましょう。


 嵐の効果音

効果音を付ける前に「どういった音が必要か」また「どういった音が適切か」を考えます。
まず単純に考えると、嵐は「風が強く雨が降っていて雷が鳴っている」と想像がつきますね。
そこで「強風の音」「豪雨の音」「雷の音」が必要ということは皆さんもお分かりになると思います。
しかしこれだけでは単純すぎます。もう少し具体的に、一つ一つの音について考えて行きましょう。

<<強風の音>>
風は風でも強風の場合は、一瞬「無音」に聞こえることがあります。
実際には完全な無音ではなく、音の波長が低すぎたり高すぎたりすることによって、人の耳には聞こえないのです。
無音に聞こえる要因はこれだけでなく、周囲の音があまりの風の強さに耳に届かないなど様々です。
そこで新しいウインドウが開きます Adobe After Effects 4.1を使い、風の音(フリー素材から取り込んだ)に強弱をつけて見ました。

((( )))音を聴く (22,050Hz 8-bit ステレオ)216KB

<<豪雨の音>>
まずはこの音をお聴きください。
((( )))音を聴く (22,050Hz 8-bit ステレオ)221KB
この雨音も素材集から取り込んだのですが、今回のムービーには今一つ合いません。
なぜならこの音は、障害物の少ない場所で録音されたような「平坦な音」だからです。
ムービーの中では、小屋やバス停といった障害物があります。
障害物に雨が当たれば音も当然違ってくるはずですよね。
そこで、雨が屋根に当たっているような音を混ぜ、違和感のない音に仕上げました。
((( )))音を聴く (22,050Hz 8-bit ステレオ)221KB

<<雷の音>>
雷の音は、素材集から2種類の効果音を取り込み、MIXすることにしました。
「でも音声編集ソフト持ってないよー」という方。ご心配なく、大丈夫です。
Adobe After Effects 4.1があれば、2つのWAVファイルを取り込み、1つのWAVファイルとして書き出すことが可能です。
詳しい方法については過去のCELSIUS CG講座をご覧ください。

2つの音を混ぜた理由は、嵐の激しさを強調したいためです。
音量を少し大きくしてお聴きください。迫力がでますよ。
((( )))音を聴く (22,050Hz 8-bit ステレオ)277KB



私の隣で仕事をしているHが、こんなことを聞いてきました。
「どーして音を一つ一つバラバラに用意してんの? それって嵐の音をそのままつければいいんじゃない?」
確かにその方が早いかもしれませんね。
しかし、音を一つ一つ用意することによって「雷のタイミングを合わす時」や、「雨の音だけを少し弱くしたい時」など、臨機応変に対応が出来るのです。

ところで皆さんは、((( )))の横に書かれている「サンプリングレート」についてご存知でしょうか?
音を編集する上でとても重要なノウハウなので、これは知っておかなければなりません。
(もっと早くご紹介できれば良かったのですが・・・。)
それでは次に「サンプリングレート」について解説いたしましょう。


新しいウインドウが開きます Adobe After Effects 4.1はAdobe社の登録商標です


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