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第67回:クレイアニメを作ろう VOL1
Chapter1 ライティング


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皆さんこんにちは。自称CGIデザイナーのヨシムラです。
前回までの「海底を作ろう」は、いかがでしたか?
3週であっという間に終わってしまいましたが、仕上がったムービーは一見の価値有りです。
って、自分で言うのもおかしいですね。

さて、今回からのCG講座ですが、まずは例によってミーティングが行われました。

Y氏「そろそろ限界かい?」
ヨ氏「いえいえ。とんでもないです。」
Y氏「無理しなくてもいいから。ネタが無いなら無いって言ってくれた方が・・」
ヨ氏「無い!!」
Y氏「無いでは困るな〜。」

ヨ氏「・・・・・・」
Y氏「・・・・・・」

ヨ氏「前から考えていたネタが、一つだけあります。」
Y氏「なんだい?」
ヨ氏「クレイアニメなんですが、でも・・・」
Y氏「でも?」
ヨ氏「ラジオシティが無いので辛いです。」
Y氏「・・・・・」
ヨ氏「新しいウインドウが開きます LightWaveをバージョンアップしてください。」
Y氏「あっ、佐々木!?佐々木〜・・・」
ヨ氏「また逃げられた・・・」

こうなったら男の意地です。クレイアニメはライティングが命。
リアルに見せるにはラジオシティは欠かせません。
が、今回はラジオシティ無しでクレイアニメを再現しようと思います。
それには、リアルなライティング技術が必要です。
その試行錯誤ぶりを、新しいウインドウが開きます 3D Studio MAX R3.1を使ってご紹介していきましょう。

 リアルなライティング

リアルなライティングを再現するには、まずライトについての知識が必要です。
とかなんとか言って、ライトについてうだうだと説明しても分かりにくいので、私なりの解説をいたしましょう。
ポイントは3つ。この3つを押さえれば、そこそこのライティングが可能です。

まず1つ目のポイント。ライトを沢山配置しましょう。
360度あらゆる角度に、ライトを配置します。(右の画像)
この際に注意することは、ライトの明るさが強すぎないことです。

なぜライトを沢山置くのかというと、現実の世界では光源がたとえ一つだとしても、床からの照り返しや空気中の光の拡散によって、あらゆる方向から光が届きます。
この現象を忠実にシュミレートするのがラジオシティです。
しかし今回はラジオシティを使わないので、拡散した光を再現するために、ライトを沢山配置するわけです。

ラジオシティについて詳しく知りたい方は、ラジオシティーについてをご覧ください。
ライトを配置

2つ目のポイントは影です。
ライトを沢山置いた理由としてもあげられますが、影を和らげることでリアルに見えます。
右の画像をご覧ください。
図Aと図Bを比較してご覧いただくと、その差は明確ですよね。
図Bの方が影が和らいでいて、なかなか良い感じです。
しかし、まだどこかしらに「CGらしさ」が残っています。
どうしてもCGのライティングでは、物体に対して「真っ黒な影」が付きやすく、CG臭さが抜けません。
これを解消するためにも、ライトを沢山置いて影をぼかしてあげることが重要なのです。
影を和らげる

そしてもう一つ重要なポイントがあります。
それはライトの色です。
床下に配置したライトの色を、床と同系色にします。
これによって、床から拡散した光を再現しリアルに見せるわけです。
それでは、これも比較して見てみましょう。
右の画像をご覧ください。
若干で分かりにくですが、図Bよりも図Cの球の下側が、ほんのり赤く照らされています。
図Bよりも図Cのほうがリアルに見えますね。
ライトの色

ライティング結果


新しいウインドウが開きます LightWave、LightWave 3Dは米国NewTek社の登録商標です。
新しいウインドウが開きます 3D Studio MAX R3.1はAutodesk社の登録商標です


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