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第9回:LightWave 3D Ver6.0後編
Chapter1 ラジオシティーについて


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ご挨拶

皆さんこんにちは。自称CGIデザイナー、ヨシムラです。
前回に引き続いて、新しいウインドウが開きます ディ・ ストームさんからお借りした新しいウインドウが開きます LightWave 3D Ver6.0の新機能をご紹介して行きます。

私が密かに目を光らせた機能。それが「ラジオシティー」です。
どんなにライティングが苦手な人でも、たちまちライティングのプロになってしまう恐るべき?機能です。

自然な光の感じを表現しようとするとライティングでの工夫が必要になります。しかしそうするとどうしてもライトの数が増える事になり、個々のライトが生み出す影の制御も大変です。
しかしラジオシティーを使えばライトの数が増えることも無く、簡単に自然な光が表現できてしまうのです。
それでは早速ラジオシティーについてご説明いたしましょう。

ラジオシティー

現実世界では光が物体にあたるとその物体が明るくなるというだけではなく、光の反射や屈折、拡散といった現象が起こります。
その中でもCGで表現するのが難しい現象が「光の拡散」です。

光の拡散とは、物体にあたった光が四方八方に反射しながら広がる現象のことです。
この現象により直接光があたっていない所も、物体から広がった光(2次光線)によって照らし出されます。
これをCGでも再現できれば、リアルなライティングが可能になりますね。
それを可能にしたのがこの「ラジオシティー」というわけです。
現実世界と同じように光の拡散をコンピュータが計算し、リアルなライティングを実現してくれる優れ物です。

解説はこのぐらいにしてラジオシティーを実際に体験してみましょう。

ライトを選択し、ライトのアイテムプロパティを開きます。
今回はライトの種類を面ライトで行ないます。
(ラジオシティーは、どのライトでも実行できます。)

アイテムプロパティの中にある「全照明」を選択し、全照明パネルを開きます。
そこにある「ラジオシティ有効」をチェックするだけでラジオシティが適用されます。

設定はいたって簡単で、従来のようにライトをたくさん配置しなくてもリアルなライティングが可能ですが、光の拡散を正確にシュミレーションするため、その分処理に時間がかかることも事実です。
アイテムプロパティ

右の画像がレンダリング結果です。

柔らかい影の落ち方がとてもリアルですねぇ。
壁からの拡散反射光でキャラクターが緑色に照らされています。
従来であれば緑色のライトをさらに用意しなければならないところです。
CGもここまで来たかとため息の出る心境ですね。

右のイメージをクリックすると、大きな解像度のイメージを見ることができます。
ラジオシティー


ライトの位置をキーフレームアニメーションさせて、ムービーを作ってみました。
下にある画像をクリックするとムービーを見ることができます。(解像度160×120 80.0KB)

ラジオシティームービー

LightWave、LightWave 3Dは米国NewTek社の登録商標です。


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