Fujitsu The Possibilities are Infinite

第9回:LightWave 3D Ver6.0後編
Chapter2 ラジオシティーでのその他の機能


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皆さんはライトを1個も使わないライティングをご存知でしょうか?
一般的にライティングはライトを使って行ないます。当たり前ですよね。
しかしLightWave 3D Ver6.0ではラジオシティーを使う事で、ライトを使わなくてもライティングが出来てしまうのです。
それはどういう意味なのか、これからご説明いたしましょう。

ライト以外の光源

LightWave 3D Ver6.0ではライト以外に物体も光源(発光体)にすることが出来ます。
ラジオシティーを有効にして、オブジェクトの自己発光度を100%以上に設定すると、コンピュータが自動的にライトと認識し光の拡散を計算してくれるのです。

右の画像をご覧ください。
部屋の右側にある柱の自己発光度を200%に設定しています。
柱がライトの役割を果たしているのが、お分かりいただけるでしょうか。
質感の調節によっては、さらに面白い効果を演出する事も出来そうですね。

このようにLightWave 3D Ver6.0の新機能「ラジオシティー」は、ライトを1個も使用せずライティングが出来てしまうのです。

右のイメージをクリックすると、大きな解像度のイメージを見ることができます。

自己発光ライト

コースティクス

コースティクスという言葉はあまり耳にしない言葉ですが、これは私たちの身の回りでごく自然に起きている現象で、光が透明な物体で屈折する時や、光の反射などで良く見られる現象のことです。

例えばワイングラスが1つテーブルの上にある光景をイメージしてください。
ワイングラスがテーブルに落としている影は真っ黒にはなりません。
ちょっと不思議な感じの「光の模様」になってるはずです。
これがコースティクスです。

それではコースティクスを先ほどのシーンに適用してみましょう。
コースティクスを適用するには、先ほども開いたライトのアイテムプロパティで、ラジオシティー有効の下にある「コースティクス有効」をチェックします。

コースティクス有効

柱をガラスの質感に変更して、実際にレンダリングした結果が右の画像です。

柱の後に屈折した光が映し出されているのがお分かりいただけるでしょうか。
このように簡単な設定でとてもリアルなレンダリングが可能になりました。
LightWave 3Dは私の想像を遥かに超えた進化をしているようです。


右のイメージをクリックすると、大きな解像度のイメージを見ることができます。
コースティクス


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