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内蔵LAN

□ ネットワークに接続できない

ネットワークケーブルは正しく接続されていますか？

ワークステーション本体との接続、ハブとの接続を確認してください。
ネットワークケーブルに関して次の項目を確認してください。
- ケーブルのコネクタやケーブルは損傷していませんか？
- 100Mbpsで通信している場合、カテゴリ5のケーブルを使用してください。
内蔵LANに関して次の項目を確認してください。
- ハードウェアの競合が起こっていませんか？（Click）
- LANドライバは正しくインストールされていますか？
  
  必要に応じて、「ソフトウェア」－「ドライバ」をご覧になり、再インストールしてください。
TCP/IPプロトコルをお使いの場合は、Pingコマンドを使ってネットワークに接続できているか確認してしてください。

Windows NTの場合、LANドライバをインストールすると、「コントロールパネル」ウィンドウに「Intel PROSet II」アイコンが登録されますが、この診断機能はお使いになれません。

ハブに関して次の項目を確認してください。
Windowsのセットアップ時に入力したコンピュータ名は、TCP/IPプロトコルのホスト名に反映されていますか？（Windows NT）

Windowsのセットアップ時に入力したコンピュータ名が、TCP/IPプロトコルのホスト名に反映されない場合があります。この場合は、ホスト名を設定してください。
Windows 2000セットアップ時にネットワーク識別ウィザードが自動的に起動されますが、このとき「戻る」をクリックしないでください。再設定が必要な場合は、設定終了後に該当箇所を修正してください。

□ ネットワークリソースに接続できない

各種サーバーに接続できない場合は、ネットワーク管理者に原因を確認してください。一般的に、次の点を確認します。

お使いのネットワークに適したコンポーネント（クライアント/サービス/プロトコル）をインストールしていますか？
各コンポーネントの設定は、正しいですか？
サーバーにアクセスするためのユーザー名やパスワードは正しいですか？
サーバーにアクセスする権限を与えられていますか？
サーバーがなんらかの理由で停止していませんか？

□ ネットワークに接続しないで本ワークステーションを使用したい（Windows NT）

TCP/IPプロトコルを使用し、「DHCPサーバからIPアドレスを取得する」を設定した状態（ご購入時の設定）で、ネットワークに接続せずに本ワークステーションを使用する場合は、次の操作を行ってください。再び、ネットワークに接続して使用する場合は、元の設定に戻してから使用してください。

設定を行わずに起動すると、次のような現象が起こる場合があります。

起動時に一部動作が遅くなる
「DHCPクライアントはIPアドレスを取得できませんでした」とメッセージが表示される

「DHCPサーバからIPアドレスを取得する」から「IPアドレスを指定する」へ設定を変更します。

次の手順に従って設定を変更してください。

「スタート」ボタン→「設定」→「コントロールパネル」の順にクリックします。

「コントロールパネル」ウィンドウが表示されます。
「ネットワーク」アイコンをダブルクリックします。
「プロトコル」タブをクリックし、「TCP/IPプロトコル」を選択して、「プロパティ」をクリックします。

「Microsoft TCP/IPのプロパティ」ウィンドウが表示されます。
「IPアドレス」タブで「IPアドレスを指定する」をクリックし、「IPアドレス」「サブネットアドレス」を入力します。
「OK」をクリックします。

「ネットワーク」ウィンドウが表示されます。
「OK」をクリックします。
本ワークステーションを再起動します。

「IPアドレスを指定する」が指定されている場合は、本設定を行う必要はありません。

設定を変更した後、再度DHCPを使用してネットワークに接続する場合は、次の手順を行ってください。
1. 本ワークステーションを再起動します。

続いて、BIOSセットアップで内蔵LANを無効に設定します。

「BIOS」をご覧になり、内蔵LANが機能しない設定に変更してください。

再度ネットワークに接続して使用する場合は、BIOSセットアップの項目を元の設定に戻してください。

□ ハブユニットのLinkランプが点灯しない、通信できない、通信が異常に遅い

ハブユニットの仕様や設定に合わせてアダプタの設定を変更してください。

「Speed」と「Duplex」、または「Link Speed & Duplex」を「Auto Detect」からハブユニットに合った通信速度に変更してください。

Windows XP/2000の場合

管理者権限を持ったユーザーアカウントでログオンします。
「マイコンピュータ」アイコンを右クリックし、「プロパティ」をクリックします。

「システムのプロパティ」ダイアログボックスが表示されます。
「ハードウェア」タブをクリックし、「デバイスマネージャ」をクリックします。

「デバイスマネージャ」ダイアログボックスが表示されます。
「ネットワークアダプタ」をダブルクリックします。
次のアダプタを右クリックし、「プロパティ」をクリックします。

● CELSIUS 330

Intel(R) PRO/100 Network Connection

● CELSIUS 340

Intel(R) PRO/100 VM Network Connection

● CELSIUS 670

Intel(R) PRO/100 S Desktop Adapter
「Advanced」タブをクリックします。
- スピードとデュプレックスの設定
  
  本ワークステーションをハブユニットに接続したとき、ハブユニット側のリンクランプが点灯せず、ネットワークのサーバなどへ接続できない場合は、以下の設定を変更してください。
  
  Link Speed & Duplex：「プロパティ」の「Link Speed & Duplex」をクリックし、「値」から通信速度／通信方式を指定します。
  100Mbps/Full Duplex … 100Mbpsの速度で、「送信」「受信」に専用のラインを使用して同時に通信を行います。
  100Mbps/Half Duplex … 100Mbpsの速度で、「送信」「受信」別々に通信を行います。
  10Mbps/Full Duplex … 10Mbpsで通信を行い、「送信」「受信」に専用のラインを使用して同時に通信を行います。
  10Mbps/Half Duplex … 10Mbpsの速度で、「送信」「受信」別々に通信を行います。
  Auto Detect … ハブユニットと通信を行い、「通信速度」「通信方式」を自動的に決定します。

Full Duplexに設定する場合、ハブユニット側もFull Duplexに設定する必要があります。

ローカルアドレスの設定

ローカルアドレスを使用する場合は、以下の設定を変更してください。

Locally Administered Address：「プロパティ」の「Locally Administered Address」をクリックし、「値」に「02」で始まる16進12桁を入力します。
グローバルアドレスに戻したい場合は、「Restore Default」ボタンをクリックします。なお、設定する値については、ネットワーク管理者に確認してください。

「OK」をクリックします。
すべてのダイアログボックスを閉じます。

Windows NTの場合

Intel(R) PROSet II起動前に、他のアプリケーションをすべて終了させてください。

「コントロールパネル」ウィンドウの「Intel(R) PROSet II」アイコンをダブルクリックします。
「Advanced」タブの「Setting」で変更する項目をクリックし、「Value」に値を指定します。
- Link Speed & Duplex：「Setting」の「Link Speed & Duplex」をクリックし、「Value」から通信速度／通信方式を指定します。
  
  100Mbps/Full Duplex … 100Mbpsの速度で、「送信」「受信」に専用のラインを使用して同時に通信を行います。
  100Mbps/Half Duplex … 100Mbpsの速度で、「送信」「受信」別々に通信を行います。
  10Mbps/Full Duplex … 10Mbpsで通信を行い、「送信」「受信」に専用のラインを使用して同時に通信を行います。
  10Mbps/Half Duplex … 10Mbpsの速度で、「送信」「受信」別々に通信を行います。
  Auto Detect（初期値）… ハブユニットと通信を行い、「通信速度」「通信方式」を自動的に決定します。

全二重モードに設定する場合、ハブユニット側も全二重モードに設定する必要があります。

□ ローカルアドレスを使用する

ローカルアドレスを使用する場合は、Intel(R) PROSet IIの「Advanced」タブの「Setting」で「Locally Administered Address」を変更してください。

Intel(R) PROSet II起動前に、他のアプリケーションをすべて終了させてください。

「コントロールパネル」ウィンドウの「Intel(R) PROSet II」アイコンをダブルクリックします。
「Advanced」タブの「Setting」で「Locally Administered Address」をクリックし、「Value」に値を指定します。

「Value」には、「02」で始まる16進12桁を入力してください。グローバルアドレスに戻したい場合は「Restore Default」をクリックしてください。

□ Windows XP/2000でのWake On LAN機能

Windows XP/2000でのWake On LAN機能は、スタンバイ状態や休止状態からの復帰に使用します。LAN経由の電源ON/OFFにはPMAN（Click）を使用してください。

CELSIUS 330の場合、BIOS設定で「Power Management Setup」－「Wake Up by PCI Card」をEnabled（出荷時設定：Disabled）に設定する必要があります。

CELSIUS 340の場合、BIOS設定で「Advanced」－「Power On/Off」－「Power On Source」がBIOS Controlled（出荷時設定：BIOS Controlled）の場合は、「Advanced」－「Power On/Off」－「Power On Source」－「LAN」をEnabled（出荷時設定：Disabled）に設定する必要があります。

ネットワーク環境下でWake On LAN機能を使用する場合は、次の設定を行ってください。

管理者権限を持ったユーザーアカウントでログオンします。
「マイコンピュータ」アイコンを右クリックし、「プロパティ」をクリックします。

「システムのプロパティ」ダイアログボックスが表示されます。
「ハードウェア」タブをクリックし、「デバイスマネージャ」をクリックします。

「デバイスマネージャ」ダイアログボックスが表示されます。
「ネットワークアダプタ」をダブルクリックします。
以下のアダプタを右クリックし、「プロパティ」をクリックします。

● CELSIUS 330

Intel(R) PRO/100 Network Connection

● CELSIUS 340

Intel(R) PRO/100 VM Network Connection

● CELSIUS 670

Intel(R) PRO/100 S Desktop Adapter
「電源の管理」タブをクリックします。
以下の2つの項目をチェックし、「OK」をクリックします。
- このデバイスで、コンピュータのスタンバイ状態を元に戻すことができるようにする
- 電力の節約のために、コンピュータでこのデバイスの電源をオフにできるようにする

Wake On LAN機能を使用すると、ネットワーク状態を最新の情報に更新するためにコンピュータが定期的にアクティブになることがあります。そのため、不適切なときにコンピュータがアクティブになったりする可能性があります。そこで、省電力モードへの移行については、次の手順でタイマ値を設定することをお勧めします。

管理者権限を持ったユーザーアカウントでログオンします。
「コントロールパネル」ウィンドウの「電源オプション」アイコンをダブルクリックします。

「電源オプションのプロパティ」ダイアログボックスが表示されます。
「電源設定」タブの「システムスタンバイ」または「システム休止状態」を「20分後」以上に設定します。

設定値が20分より短いと、ワークステーション本体が省電力モードに移行していても他のコンピュータからの接続確認データを受信して、省電力モードから復帰してしまう場合があります。なるべく20分よりも長い値を設定してください。

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