3 スケジュールによるバックアップ

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共有フォルダ内のデータや他の装置のデータをWeb Setupユーティリティのユーティリティのデータバックアップ画面からバックアップすることができます。

データをバックアップします。

□ バックアップ名リスト

設定済みのバックアップ名のリストです。バックアップ名は50まで登録可能です。

□ バックアッププロパティ

• フルバックアップは、スケジュールで行うことができません。LANの負荷を軽減するために設定できないようにしています。

• ウェルカム画面の「データバックアップ」よりログインした場合には、ログインしたアカウントに対応した共有名のみ設定できます。
• 本装置へのバックアップを行う場合には、書き込み可能な共有名を指定してください。読み取り専用を指定するとエラーになります。

• 句読点、特殊文字、2バイト文字（日本語等）は使用できません。
• 対象装置にアカウントがなければ作成してください。

• 句読点、特殊文字、2バイト文字（日本語等）は使用できません。
• 対象装置がパソコンの場合には、共有設定を行ってください。
• 区切り文字には、/マークおよび￥マークが使用できます。

• 本装置にバックアップを行う場合は、設定したアカウント専用のフォルダを作成してください。１つの共有フォルダに対して複数のバックアップを行うことはできません。
  複数のバックアップを行う場合は、バックアップ名ごとにバックアップ先の共有フォルダを作成してください。

• 時刻の設定：12:00amは夜中の12時、12:00pmは昼の12時を表します。

• 同時に実行できるバックアップ数は20個までです。20個を超えてスケジュールを実行しようとした場合、21個目からは実行されません。「スケジュール一覧」ボタンで表示される「バックアップスケジュール一覧」でスケジュール内容を確認し、スケジュールが重ならないように設定してください。また、スケジュールの開始時刻が違っていても、バックアップ実行中に同時に実行されるバックアップ数が20個を超えた場合は動作しませんので、実行されているバックアップ数が20個以内になるように開始時刻を設定してください。

□ ボタン操作

• バックアップを行ったデータは、エクスプローラによりバックアップ先の装置に作成された共有フォルダをコピーすることにより復元することができます。

• データバックアップ結果は、ログに出力されます。データバックアップ実行後は、「ログの参照」で必ずログを確認してください。

  さらに、エラーが発生した場合はE-Mail通知されますので、E-Mail通知機能を有効にすることをお奨めします。

• データバックアップ機能でコピーを行った場合、送り元のファイル属性が送り先のファイル属性に継承されないことがあります。
• 本装置にバックアップを行う場合には、設定したアカウント専用のフォルダを作成して行ってください。バックアップ先に同一名称のフォルダやファイルが存在しても上書きされます。確認メッセージは出ません。

■ データバックアップ時のサブフォルダ設定例

複数のバックアップを本装置に設定して運用する場合に、「共有フォルダ」を同一にして、「サブフォルダ」を利用して整理・管理することが可能です。「共有フォルダ」と「サブフォルダ」の設定例は以下のとおりです。

以下の設定例1〜3は、「共有フォルダ」「サブフォルダ」が設定済みで、さらにbackup_folder(既に設定されている共有フォルダ)にデータバックアップを追加したい場合のサブフォルダの指定例です。

□ 設定例１：既に他のバックアップ名で使用されている共有フォルダとサブフォルダ「backup_foldr/tanaka」の中に新規サブフォルダを作成し、データバックアップを行いたい場合。

以下フォルダ名が他のバックアップ名で設定済み

• 共有フォルダ名：backup_folder
• サブフォルダ：/tanaka/mydoc

• バックアップ先の「共有フォルダ」を既に使用しているものを指定したい場合、サブフォルダは必ず新規のものにしなければなりません。

  サブフォルダは必ず重複しないように、名前を変えて作成してください。

□ 設定例２：既に他のバックアップ名で使用されている共有フォルダ「backup_folder」の中に新規サブフォルダを作成し、データバックアップを行いたい場合。

以下フォルダ名が他のバックアップ名で設定済み

• 共有フォルダ名：backup_folder
• サブフォルダ：/yamamoto

• バックアップ先の「共有フォルダ」を既に使用しているものを指定したい場合、サブフォルダは必ず新規のものにしなければなりません。
  サブフォルダは必ず重複しないように、名前を変えて作成してください。

□ 設定例３：既に他のバックアップ名で使用されている共有フォルダ「backup_folder」以外の共有フォルダにデータバックアップを行いたい場合。

以下フォルダ名が他のバックアップ名で設定済み

• 指定済み共有フォルダ名：backup_folder
• サブフォルダ：（指定無し）

• バックアップ先の共有フォルダを既に使用しているものを指定したい場合でもサブフォルダが指定されていなければ、同じ共有フィルダは指定できません。バックアップ作成時は、異なる共有フォルダを新規に作成してください。
• 新規にバックアップ名を作成する時、バックアップ先のフォルダ指定をする際、既に他のバックアップ名で使用している「共有フォルダ」内にバックアップしたい場合は、「共有フォルダ」の配下に「サブフォルダ」を新規に作成することで、同じ「共有フォルダ」に対して複数のバックアップが可能になります。ただし、既に作成済みのバックアップで「共有フォルダ」の下にサブフォルダが指定されているときに限ります。指定されていない場合は「共有フォルダ」の指定はできません。

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