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本ページでご紹介している機種の中には現在販売されていないものも含まれています。
また価格や制度の内容につきましては発表当時のものです。ご了承ください。

電源制御ボックス FMRP-203

電源制御ボックス FMRP-203は、パソコンや周辺機器を一元管理して運用する装置です。 本装置1台を用いることで最大2台のPC/周辺機器に対してリモート電源制御(自動シャットダウン)、スケジュール運転(12ヶ月カレンダ)、UPS連携(停電時自動シャットダウン)、 死活監視 (PC のハングアップ監視機能)等を、LAN 経由から行うことが出来るため、わざわざ現場に赴かずにPCの電源運用、死活監視・検出、PCのリカバリ操作(電源OFF/ON)が可能となります。

希望小売価格 205,000円(税別)
適応機種 ESPRIMO、ESPRIMOロングライフパソコン

特長

  1. PC/周辺機器の電源制御
    • 個別または一括での接続装置の電源投入/切断(PCの自動シャットダウン含む)が可能です。
    • 本装置前面のスイッチ操作(手動)による2つのコンセントの連動電源投入/切断操作が可能です。
    • WEBブラウザやTELNET 接続、およびアプリケーションから遠隔での2つのコンセントの個別電源操作が可能です。
    • 最大12ヶ月のカレンダースケジュールによる2つのコンセント個別の電源制御が可能です。
  2. PC/周辺機器の死活監視
    • ネットワーク経由の Ping 監視や RS232C インタフェース経由の接続装置の死活監視をします。
    • SNMP エージェント機能を実装しており、本装置やPC 状態、異常発生を SNMP マネージャソフトにより監視可能です。
  3. UPS 連携
    UPS 連携機能により、本装置に接続されたPC/周辺機器の停電時の自動シャットダウン/電源切断/UPS 出力停止および復電時の電源の自動投入が可能です。
  4. コンソール透過接続機能
    本装置経由で、周辺機器へコンソール接続することができます。

仕様

品名 電源制御ボックス
型名 FMPR-203
設置形態 卓上タイプ
パソコン接続台数 2台
本装置とPCを接続するには電源制御ボックス接続用ケーブルFMCBL627(別売)が必要です。(PCが1台の場合は1本、2台の場合は2本)
※AC出力コンセントの接続条件に従うこと。
電源制御機能 リモート電源制御 Webからの電源制御 (注1) Webブラウザから電源投入/切断、投入許可/禁止設定、切断許可/禁止設定が接続装置毎に可能です。
TELNETからの電源制御 TELNET経由で本装置にログインし、コンセントごとに電源投入/切断コマンドを実行することができます。
アプリケーション電源投入/切断 特定の IPアドレス/ポート番号/手順(TCP または、UDP)による通信アクセス発生時に接続装置の電源の投入/切断を行ないます。接続装置毎に電源制御が可能です。
ローカル電源制御 コンソール接続コネクタ経由
(設定・保守用)
本装置前面のコンソール接続コネクタに コンソール端末(ターミナルソフトウェア使用)を接続します。このコンソール端末でパソコンの電源制御操作が可能となります。 電源制御ボックス接続用ケーブルFMCBL627(別売)が必要です。
手動操作 本装置前面の電源ON/OFF スイッチ操作で接続装置の一括電源投入/切断操作が可能です。
外部接点信号 (注2) 本装置では外部接点入力を一点持っており、この信号入力の状態変化により全 AC コンセント出力の一括での電源投入/切断(自動シャットダウン含む)が可能です。
スケジュール運転 最大12ヶ月のカレンダースケジュールによる接続機器の電源制御が可能です。特定日/特定曜日/平日/休日ごとのパターン設定が可能です。 また、スケジュール追従機能により、本装置の電源投入後、または停電時が復旧後に、予め設定したコンセント状態に自動復旧することができます。
UPS連携 停電時自動シャットダウン/復電時自動電源投入 UPS接続用ケーブル FMCBL626(別売)にてUPS と本装置を接続する事により、停電時の本装置接続装置の自動電源切断(自動シャットダウン含む)を行なうことが出来ます。また、復電時の自動電源投入が可能になります。
UPS出力停止 UPS 出力停止により停電時のUPS バッテリの消耗を最低限に抑えることができます。
UPS信号カスケード接続 本装置のカスケード接続はできません。
コンソール透過接続
(同時に接続できる台数は最大2台)
リモート接続 TELNET接続 TELNETクライアント端末から遠隔で周辺機器のコンソール操作が可能です。 (TELNET プロトコルのコマンドとオプションは未サポートです)
ローカル接続 コンソール接続コネクタ経由
(設定・保守用)
本装置前面のコンソール接続コネクタに コンソール端末(PC:ターミナルソフトウェア使用)を接続します。このコンソール端末で周辺機器のコンソール操作が可能となります。電源制御ボックス接続用ケーブルFMCBL627(別売)が必要です。
状態表示 Webブラウザ (注1) 装置内共通表示 ・本装置前面状態表示
・本装置名表示
・ユーザ情報表示
・LAN 設定表示(IP アドレス、サブネットマスク、ゲートウェイ、NTP、SNMP)
・本装置内時刻表示
・コンセント表示
・スケジュール表示
・装置状態表示(ディップスイッチ、外部接点)
・ファームバージョン表示
・UPS 状態表示(通常/停電検出/バッテリ低下)
・ロギング情報表示(本装置内に蓄積されている動作ログを表示)
コンセント毎に表示 ・コンセント状態表示(電源投入中/電源投入済み/電源切断中/電源切断済) ・コンソール接続状態表示(接続中/未接続) ・コンセント名 ・接続機器機種別(Windows 系パソコン、周辺機器、未接続)
監視機能 簡易パソコン監視 Ping 監視 LAN 経由による監視
Ping コマンドを用いて対象機器の死活監視を行ないます。
制御線監視 RS232C インタフェース経由による監視
DSR 信号によりパソコンの電源異常やRS232C ケーブルの抜けを監視します。
パソコン監視 起動完了監視 接続パソコンの起動について監視します。(Windows のみ)
ウォッチドック監視 接続パソコンのOS ハングアップについて監視します。(Windows のみ)
SNMPによるネットワーク監視 トラップ通知 装置事象 装置リセット(ソフトのリセットのみ)
UPS事象 停電、復電、バッテリ低下、UPS 停止
電源事象 投入開始、シャットダウン開始、切断完了
パソコン監視 ・ウォッチドック監視による異常検出
・Ping 監視による異常検出
・制御線監視による異常検出
データ公開 MIB、拡張 MIB
本装置名、ファームバージョン、接続機器種別、コンセント名称、コンセント状態(シャットダウン中等)、最大コンセント数、出力中のコンセント数、パソコン状態(正常/異常)、UPS 状態(正常/停電中)、コンソール接続状態(シリアル接続/TELNET 接続/未接続))
時刻同期 NTP プロトコルを使用し NTP パソコンより定期的に時刻を取得し、本装置内のRTC(内部時計)を自動設定します。
設定項目 セキュリティー設定 本装置に対するログイン情報(ログイン名・パスワード)、リモートからの電源投入許可/禁止・切断許可/禁止、リモートからのコンソール透過接続の許可/禁止を設定します。
時刻設定 装置内の RTC(内部時計)に時刻を設定します。
動作設定 電源操作のタイミングや本装置の動作に関する設定です。
監視設定 パソコン監視を行なう際に使用する設定です。
装置LAN設定 装置内の IP アドレス、SNMP 関連、NTP 関連の設定をします。
AC 出力コンセント 接続形態 本装置のAC 出力コンセントを使用します。
最大入力電流 15A(1,050W)
コンセント数 2個
1コンセントあたりの最大電流 10A(700W)
※2個のコンセント負荷電流の合計が、最大入力電流を超えないこと。

(注1)ブラウザは、Microsoft Internet Explorer 6.0 以降(日本語版)、Mozilla FireFox 2.0.0.4 以降(日本語版)をサポートします。
(注2)外部接点信号インタフェース
外部接点信号インタフェースは、外部機器との接続に使用するものです。 接続装置を一括で電源投入/切断(自動シャットダウン含む)する場合、インタフェースを使用します。 外部接点信号、入力停電信号、およびバッテリ電圧低下信号の外部機器側の出力信号仕様、論理は以下のとおりです。

  • 出力信号仕様
    無電圧接点、またはトランジスタのオープンコレクタ
  • 信号論理仕様

    <外部接点信号>
    OFF(接点/オープンコレクタ開)→ON(接点/オープンコレクタ閉)の状態変化
    ⇒全ACコンセントの電源投入シーケンスを開始します。
    ON(接点/オープンコレクタ閉)→OFF(接点/オープンコレクタ開)の状態変化
    ⇒全ACコンセントの電源切断シーケンス(自動シャットダウン含む)を開始します。

    <入力停電信号>
    停電時
    入力停電信号のOFF(接点/オープンコレクタ開)→ON(接点/オープンコレクタ閉)の状態変化
    ⇒全ACコンセントの電源切断シーケンス(自動シャットダウン含む)を開始します。
    復電時
    入力停電信号のON(接点/オープンコレクタ閉)→OFF(接点/オープンコレクタ開)の状態変化
    ⇒全ACコンセントの電源投入シーケンス自動シャットダウン含む)を開始します。
    (全コンセント自動投入設定:有効のみ)

本装置側 UPS/EXT IN コネクタ仕様:ハーフピッチ20 ピン(本多通信社製 PCR-E20LMDB)

Pin 信号 IN/OUT Pin 信号 IN/OUT
1 外部接点信号 IN 11 RESERVE
2 GND 12 RESERVE
3 RESERVE 13 バッテリ電圧低下信号 IN
4 RESERVE 14 GND
5 入力停電信号 IN 15 RESERVE
6 GND 16 RESERVE
7 RESERVE 17 UPS OFF OUT
8 RESERVE 18 GND
9 RESERVE 19 RESERVE
10 RESERVE 20 RESERVE

動作環境

動作OS

サポート装置 サポートOS サポート機能
電源制御・UPS
連携機能
スケジュール運転 コンソール
透過通信機能
PC監視
(注1)
簡易PC監視
(注2)
ESPRIMO Windows Vista Home Basic /Business/ Enterprise
Windows XP Home Edition /Professional SP2 以降
Windows 2000 Professional SP4 以降
×
周辺機器 ○ (注3) ×

(注1)PC 監視機能とは次の機能を指します。両機能ともエージェントソフトを用いたRS232C インタフェース経由の監視機能です。

  • PCの起動完了監視機能。
  • ウォッチドック監視(OS ハングアップ監視)機能。

(注2)簡易PC 監視機能とは次の機能を指します。

  • LAN 経由でのPing コマンドによる監視機能。
  • RS232C インタフェース経由でのDSR 信号による監視機能。

(注3)周辺機器のCOM ポートがDTE 仕様(PC と同じ)の場合、本装置専用の電源制御ボックス接続用ケーブルを使用してください。それ以外の場合は、下記を参考に別途ケーブルをご準備ください。

本装置のRS232C ポートのアサイン

pin 名称 方向 内容
1 CTS 入力 送信可
2 DSR 入力 データセットレディ
3 RXD 入力 受信データ
4 GND グランド
5 GND グランド
6 TXD 出力 送信データ
7 DTR 出力 データ端末レディ
8 RTS 出力 送信要求

サポートUPS

本装置とUPS を接続するUPS ケーブルは、対応するUPS 専用のケーブルをご使用ください。

サポートUPS サポート機能 備考 接続装置
停電時自動
シャットダウン
UPS
出力OFF
ESPRIMO
ESPRIMOロングライフパソコン
FMUP-203
(FMUP-202)
UPS 接続用ケーブルFMCBL626 が必要

関連商品

品名 型式 備考
電源制御ボックス接続用ケーブル(注1) FMCBL627 本装置RS232C(1~2)コネクタとPC側(9ピン)ポートを接続するためのケーブルです。
UPS接続用ケーブル(注2) FMCBL626 UPS(FMUP-203)接続時、本装置UPS/EXTコネクタとUPS を接続します。(3m)

(注1)電源制御ボックス接続用ケーブルは、本装置とPCのRS232Cコネクタ(Dsub9 ピン)との接続に使用します。 本ケーブルは接続するPC毎に必要です 。

(注2)UPS接続用ケーブルは、停電時に自動シャットダウンを行うために、UPSと接続する場合に必要です。 本装置の電源ケーブルとUPSケーブルは同一のUPS に接続してください。

設置諸元

外形寸法 185mm
高さ 80mm(ゴム足含む)
奥行き 218mm
質量 2.6kg
入力電源 電圧 AC100V±10%
最大入力電流 15A(1050W)
相数 単相
周波数 50/60Hz
消費電力(最大) 30W
発熱量(最大) 108.8kJ/h
動作条件 温度 5~ 35℃
湿度 20~ 80% (結露がないこと)
出力側
電源コンセント
最大出力電流 10A(700W)(コンセント1個当りの最大電流値)
(2個のコンセント負荷電流の合計が、最大入力電流を超えないこと)
形状 平行2P アース付
電源ケーブル 平行2P アース付(約3.5m)

留意事項

  • システム構築に当たっては、以下にご留意ください。
    • 本装置は、ファイアーウォール内に設置してください。
    • 本装置とネットワーク接続する端末数は、26台以内としてください。
      ネットワーク接続する端末とは、本装置を監視する端末、SNMPマネージャ、および本装置が監視する対象端末を指します。
    • 本装置と同じセグメント内のブロードキャスト負荷は、1.2Mbsp以内としてください。また、同じセグメント内にIPプロトコル以外のプロトコルを使用しないでください。
    • 本装置と同じセグメント内のネットワーク機器の台数は、200台以内としてください。
    • 本装置はスイッチングHUB 等のARP テーブル変更のタイミングを早めるために、本装置のLANポートのLink確立後、15分間にARPパケットを1分間に1回発行します。
  • 本装置のメイン電源切断は、PC のシャットダウン後に行ってください。運用中に本装置のメイン電源を切断すると、接続装置の電源が強制切断されます。 また同様に、停電等で本装置のメイン電源が切断された場合は、PC への電源供給も切断されますので、UPS の併用を推奨します。
  • 本装置は周囲温度が35℃を越える環境では使用できません。また、コンセントAC OUT は、1コンセント当たり10A(700W)以内、2個のコンセントの合計が15A(1,050W)以内で使用してください。
    (容量を越えて使用すると火災の原因となる恐れがあります)
  • 本装置とPC 間のRS232C通信が正常に行なわれていない状態で電源切断操作を行った場合、シャットダウン処理を実施しないまま電源切断を行ないます。 特に初期導入時は、運用前に本装置とPC 間でRS232C通信が正常に行なわれていることを確認してください。
  • コンセントAC OUT から電源を供給する装置には平行2Pアース付のACケーブルをご使用ください。(『3P・2P変換コネクタ』はご使用にならないでください)
    ご使用になっている電源環境によっては、感電等の恐れがあります。
  • ファームウェアバージョンアップ中に「LANブロードキャストパケット受信過多」、または「LAN Broadcast Packet Receive Limit Over」のログが出力される場合がありますが、バージョンアップ処理に影響はありません。
  • 本装置を使用する際、以下の他製品が提供する電源制御機能はご使用にならないでください。
    • PC のBIOS 設定について
      復電時の電源投入は(Restart On AC/Power Failure)は「Always Power ON」にしてください。
      省電力モードを「無効」にしてください。省電力モード有効時、電源切断後の再投入ができなくなります。
    • UPS管理ソフトについて
      本装置は以下のようなUPS 管理ソフトとの同時使用はできません。
      ・OS 標準のUPS 管理機能
      ・UPS 運用管理オプション(FMUP-AP203)
  • PC 監視機能の異常ログについて
    PC 監視機能が「有効」の場合、OSのリブートを行なうと、本装置はPC異常(ケーブル異常、Ping 監視異常、ウォッチドック監視異常)を検出します。これらの異常はPC 起動後に復旧します。
  • 本装置自体の監視について
    本装置は、本装置に接続するパソコンや周辺機器の大本の電源を制御している装置です。従って、本装置の不慮の故障は、故障箇所によっては最悪本装置に接続している機器の電源まで落としてしまう可能性があります。 本装置には様々な監視機能を持っていますので、それらの監視機能を活用して頂くとともに、SystemWalker等で外からも本装置自体を監視することにより、より安全なシステムの構築をお願いします。