このページの本文へ移動

富士通のFeliCaソリューション

ソリューション紹介 先進導入事例 開発物語
製造現場での負担は最小限にとどめ アクセス管理を厳格化しデータ流出防止――まず04年内に40台のFeliCa対応リーダ/ライタと50枚のFeliCa対応カード 製造現場での負担は最小限にとどめ アクセス管理を厳格化しデータ流出防止――まず04年内に40台のFeliCa対応リーダ/ライタと50枚のFeliCa対応カード
製造現場へスムーズに確実なアクセス管理の導入を
大阪府枚方市に本社を置く大谷ナショナル電機は、1960年に創業された松下電工グループの照明器具製造専門メーカーである。銀蒸着技術による高効率反射板、光ファイバーを用いた照明器具の開発など、光によって空間を演出する様々な製品を送り出している。

同社はいま、2004年内をめどにFeliCaを用いたセキュリティ・ソリューションを導入すべく準備中。とりあえず40台のFeliCa対応リーダ/ライタと50枚のFeliCa対応カードを使って、まず製造現場で生産管理実績などの入力に使用しているパソコンを対象に、新しい認証とアクセス管理の仕組みを構築しようというものだ。

同社管理部ISグループリーダーの立石旭氏がFeliCaを活用したセキュリティ・ソリューションを知ったのは、富士通製品のユーザー会だったという。
「2003年の春、ユーザー会でセキュリティ関係の分科会が開かれました。そこで、富士通の技術者から話を聞き、興味を持ちました」

さらに立石氏は、セキュリティへの強い関心の背景について次のように説明する。「当社は松下電工グループの企業であり、万一データ流出などの事態が発生した場合、被害は自社だけにとどまらず、影響ははかりしれません。当社では本社工場と京都工場の2ヶ所で組み立てを行っていますが、その製造現場にもスムーズな形でアクセス管理の導入ができないかと以前から考えていました。そんなとき、FeliCaを知って『これなら利用者が簡単にできる』と思ったのです」
データ管理上の問題把握にもデータへのアクセス管理が必要
同社では従来から、ID/パスワードを用いた認証を行ってきた。ただ、工場には取引先をはじめ様々な関係者が出入りしているので、管理側としては不安もある。工場の製造現場でのユーザー(作業者)には定期的にパスワードを変更してもらいたいが、ユーザーからは「煩わしい」との声があがっていた。立石氏はそんな現場の声を聞きながら、ID/パスワード管理の方法を模索していた。

そもそも、なぜアクセス管理が必要なのか。立石氏はこう答える。
「工場で作成した業務データが壊れていることが、しばしばあります。これまでは、データに誰がアクセスし、誰が修正を加えたのかが把握できなかったので、原因究明ができませんでした。アクセスの状況が見えるようになれば、特定の人に原因があるのか組織の問題なのかを突き止めて、その原因を取り除くことができます。ある個人を責めるという意味ではなく、正しい方法を伝えて行く事が重要なのです」と立石氏は語る。

実は以前に同社では、接触型ICカード「スマートカード」を活用して同様の仕組みを構築できないかと検討したことがあった。ただ、システムの全体像を固める作業に手間取り、その間にFeliCaのソリューションが登場、その段階で「FeliCaのほうが使いやすそうだ」という結論になった。非接触型のFeliCa対応カードは、それを日常的に使用するユーザーにとっての利便性が高い。もちろん、同社の工場でも扱いやすいはずである。

※ FeliCaは、ソニー株式会社の登録商標です。
※ FeliCaは、ソニー株式会社が開発した非接触ICカードの技術方式です。

BACK NEXT