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PCワークスタイル提案 導入事例

液晶一体型PC導入事例-あいおい損害保険株式会社様

省スペースでユーザビリティに配慮した操作性を評価し、
デスクワークに最適な液晶一体型PCを導入

三好 宏之 氏

あいおい損害保険株式会社
損害サービス業務部 課長
三好 宏之 氏

伊藤 嘉高 氏

あいおい損害保険株式会社
損害サービス業務部 課長代理
伊藤 嘉高 氏

山本 勇治 氏

株式会社あいおい保険システムズ
システム本部
業務システム開発部
損調グループ 担当課長代理
(サブグループ長)
山本 勇治 氏

佐久間 幸生 氏

株式会社あいおい保険システムズ
システム本部
業務システム開発部
損調グループ サブグループ長
佐久間 幸生 氏

あいおい損害保険の損害保険業務を行うサービスセンターは、全国220カ所で約3,000人の担当者が初期対応から査定・調査、支払いまでの顧客窓口を担当しており、年間の取り扱い件数は約100万件にものぼる。 同社では、日々の業務に欠かせないクライアントPCの使いやすさ向上のため、ユーザビリティに優れた富士通の液晶一体型PC「FMV-Kシリーズ」を導入。現場担当者から使用上の不満の声が消え、レスポンスが向上したと高く評価されている。

あいおい損保におけるPC選定のポイント

  1. 多くの書類を広げて行う業務の妨げにならない省スペースモデルであること
  2. デリケートな対応が求められる顧客対応業務で長時間使うため、できるだけ快適に利用できること
  3. 現在のシステムをストレスなく利用できる性能を持ち、画面情報量が増えることが予想される次期システムへの対応も可能であること

あいおい損保の要求を満たしたKシリーズの特長

  1. 液晶一体型でデスクが広く使えるユーザビリティの高さ
  2. 大画面でも目線が下になるユニバーサル・デザインに加えて、排気口、稼働音にも配慮
  3. 高いCPU処理能力とマルチディスプレイなどの拡張性を併せ持ち、さらにセキュリティ面でも効果のある本体設計

損害保険の事故受付から支払いまでを管理する「損調端末」

あいおい損害保険のサービスセンターでは業務のほとんどが「損調端末(損害調査端末の略)」と呼ばれるクライアントPCを通して行われている。 同社は損害サービス業務の一連のシステムを「マンシステム」と名付け、従来の、担当者と入力オペレーターが分かれた仕組みから、担当者自身がシステムと向き合い、 より正確で迅速な業務を行う仕組みへと変化させてきた。 そして、さらに担当者の行動管理や業務の標準化、ケアレスミスの最小化、業務に対する意識改革を含めて実現しようとしている。

「安心ダイヤル」業務

あいおい損害保険のサービスセンターでは「損調端末」と呼ばれるPCが業務の核となっている。

損害サービス業務のシステム企画・開発を担当している損害サービス業務部 課長 三好宏之氏は、「金融業界の古い考え方を払拭することでお客様サービスを根本から問い直し、それを担当者ひとりひとりにまで浸透させるため、 システムを活用しようと考えています」と語る。 このように重要な役割を担っている同部門のPCだが、2000年に導入したPCがシステムの中心だったこともあり、PCの老朽化によるレスポンスの悪化が問題となっていた。 そのため担当者からの不満の声が絶えず、2006年春頃からPCのリプレースを検討し始めた。

省スペースでユーザビリティに優れた液晶一体型を選択

あいおい損害保険が損害保険業務に利用するPCを選定するにあたっては、担当者にとっての使いやすさ、快適さを第一に考えた。 損害サービス業務部 課長 三好宏之氏は、「事故にあったお客様に対応するのは、一層の配慮が必要なため、どうしても疲れやすい仕事と言えるでしょう。 そのため、できるだけきめ細かく様々な観点から職場環境を向上させ、担当者の負担を軽減したいと考えていました」と語る。

具体的には、まず狭い机にたくさんの書類を広げて処理するため、なるべくスペースをとらない液晶一体型にすることを決定した。 損害サービス業務部 課長代理 伊藤嘉高氏は、「省スペースという点ではノートPCの導入も検討し、実際にモデル店で使ってみましたが、最終的には液晶一体型に決めました」と導入の経緯を語る。 液晶一体型とノートPCを比較して、「当社のセキュリティポリシーとして、ノートPCは所定の場所にしまって帰るという決まりがありました。これでは、ユーザーに一手間かけてしまいます。 また、業務ではたくさんの書類を見ながら作業することも多いのですが、机を広く使いたいときに、ノートPCはデスク上の面積をある程度占有してしまうので意外と不便でした。 その点液晶一体型なら、キーボードの位置を変えるだけで簡単にスペースを作ることができます。 さらに、業務に欠かせないテンキーボードは、ノートPCでは外付けになりますが、液晶一体型ではフルキーボードなので使いやすく、作業効率が上がるという評価でした」と液晶一体型を高く評価する。

占有面積の比較

机上の占有面積の比較。一般的なデスクトップに比べて約30%減とかなりの省スペースになっている。

さらに、現在構築中の次世代システムでは表示される情報量が格段に増えるため、マルチディスプレイの利用も考えているという。 そうなったとき、机上に2台の液晶を設置しやすいという意味でも省スペースの液晶一体型が望まれた。

また、損害保険の窓口担当者はさまざまな交渉を行うため、経験が求められることもあり、幅広い年齢層の人が働いている。 そのため、年齢が高く目が疲れやすい人にも文字が大きく画面が見やすくなるよう、なるべく大きいディスプレイにしたかった。 そこで、従来の15インチを17インチにすることに決定した。これらの要求仕様をまとめ、複数社から提案を募った。

実機で使い心地を評価し、担当者の負担を軽減するKシリーズを選択

同社では、提案を受けた各機種のモデル機を借り受け、実際にテストを行い、約1カ月かけて選定した。 三好氏は、「少なくとも、PCを入れ替えたためにかえって不便になったり、疲れがたまりやすくならないように気を遣いました」と語る。 その意向を受けて、実際にシステムの構築を行ったあいおい保険システムズ(IIS)では、実機を使ってその使い勝手を比較した。

パフォーマンスやユーザビリティなど、さまざまな観点から各機種を検討した結果、同社が選択したのが富士通の液晶一体型PC、Kシリーズである。

FMV-Kシリーズ FMV-Kシリーズ

あいおい損保が選択した富士通のFMV-Kシリーズ。コンパクトな筐体は机上に設置しても場所をとらない。デスク下のスペースもすっきりとしている。

当時IISで実際に検証を指揮した株式会社あいおい保険システムズ システム本部 業務システム開発部 損調グループ 担当課長代理(当時) 山本勇治氏は、 「男性と女性に実機を使ってもらって、視線や首の角度がどうなるかを目視で観察・記録し、比較検討しました。 顔が上を向くと首に負担がかかり、一日その姿勢で過ごすとかなりつらいことから、この結果はかなり重視しました。 Kシリーズは、ディスプレイのフレームが極めて薄く、ディスプレイの下部も短いため、従来の15インチより大きい17インチにしたにもかかわらず高さがあまり変わらず、 小柄な女性でも下を向いて仕事ができる点を高く評価しました」と語っている。

また、従来、本体と液晶が分離した形のデスクトップPCも使っていたが、背面に排気口があり、向かいの席の人の顔に熱風がかかるという問題もあった。 その点Kシリーズは、ファンからの熱が本体上部から放出されるため、向かいの人の顔にかかるといった問題もなく、音も静かだった。

キーボード

ファンによる放熱は上方へ行われるため、対面させて配置しても問題が起きない。

その他の評価ポイントについて、システム本部 業務システム開発部 損調グループ サブグループ長 佐久間幸生氏は、 「個人情報保護の観点からUSBインターフェースを使えないようにしていますが、Kシリーズはカバーを掛けられ、さらにワイヤーロックを取り付けているので、 物理的にはもろちん、見た目にも訴える力があり、セキュリティ面でも安心です。また、他社製品と比べて省電力である点も評価しました」と語っている。

側面 背面

背面はスッキリとカバーされ直接USB端子類が見えないためセキュリティ効果もある。同社ではワイヤーによるロックも行っている。

レスポンスの向上と使い勝手の良さを、現場も高く評価

実際の導入にあたって、三好氏は富士通グループの対応を次のように評価している。「導入時は計画変更が相次ぎましたが、そのような状況の中でも柔軟かつ的確に対応してもらいました。 富士通グループには非常に感謝しています」

損害保険業務では、事故現場や被害状況の写真など、画像データを扱うことが少なくないこともあって、従来のPCではレスポンスが遅いと多くの担当者から指摘されていたが、 今回導入したKシリーズは、現場の担当者からも高く評価されていると三好氏は次のように語る。 「担当者の精神的負荷が高い現場を中心に、従来はシステム部門に対して多くの要望があがっていましたが、Kシリーズ導入後はなくなりました。 むしろ、レスポンスが速くなったという好意的な声が寄せられています」

同社は、今回のPCリプレースによる職場環境の改善により、より一層の顧客サービスの向上と確実な業務の遂行に力を注いでいく。

User's Profile あいおい損害保険株式会社

あいおい損害保険株式会社

あいおい損害保険株式会社は、2001年に大東京火災と千代田火災が合併し誕生した。損害保険全般を扱うが、とりわけ自動車保険に強みを持つ。「お客様本位」「お客様に一番身近な保険会社」を原点に、保険事業を通じてお客様に安心と満足を提供し、地域社会と共に成長する会社を目指している。

ホームページ http://www.aioinissaydowa.co.jp/


User's Profile 株式会社あいおい保険システムズ(IIS)

あいおい損保のIT戦略を担うシステム専門企業として事業を推進。損保システムの上流から下流まで、全てをフォローする一貫体制によってビジネスを支援している。今後はあいおい損保以外の外販事業も視野に、ホスト系システムに加え、オープン系のニーズにも対応していくことを目指している。

ホームページ http://www.ms-ad-systems.com/

ユーザビリティを徹底的に追求したFMV-Kシリーズ

製品紹介 液晶一体型PC FMV-Kシリーズ

液晶一体型PC FMV-Kシリーズ

Kシリーズは、オフィスでの利用を想定し、長時間使ってもなるべく疲れないことを優先して設計されたPCである。そこで最も気を遣ったのが、ディスプレイの最上部が目線よりも下にくること。多くのPCがフロント部分に光学ドライブを配置している中、本体サイドに配置することでディスプレイの下部を低くすることができた。ビジネスユースの場合、情報漏えい対策もあって、最初にソフトウェアをインストールする以外はあまり頻繁に光学ドライブを利用しないことから、疲労防止を優先したのである。

背面

FMV-Kシリーズのユニバーサル・デザイン (出典:富士通ユニバーサルデザインホームページ

省電力や静音性は、ノートPC用のCPUを利用することで実現した。ノートPC用のCPUは、デスクトップ用に比べるとそれ自体発熱が少なく、約3割の消費電力抑制が可能だ。これに加えて電源ON/OFFの電源ボタン以外に、全ての電力を遮断するメインスイッチを搭載することで、このスイッチを切れば電源を抜かなくても待機電力がゼロになるようにし、省エネルギーに配慮している。

静音性に関しては、発熱の少ないノートPC用CPUはファンレス構造なので、それだけでもかなり静かだが、空気が筐体の中を満遍なく回るように設計することで、ファンを本体下部の1カ所のみに集約。通常のデスクトップPCなら2~3個のファンが搭載されているところを1個にすることで、高い静音性を実現した。

さらに、下から空気を吸い込んで排熱を本体上部から逃がすことで、本体裏側から向かいの席の人の顔に排熱がかかることを防いでいる。同時に排熱が裏側から出ないため本体と壁面の間を空ける必要がなくなり、より机上を広く利用できる。台座も安全上問題がない範囲で最小の大きさに設計した。

ファンの仕組み

Kシリーズでは冷却用のファンは1基のみ。本体下部から取り込んだ空気をまんべんなく通過させ、効率的な冷却を行っている。

また、I/Oポートにカバーをつけることで、見た目をすっきりさせることに一役買っている。一見したところでは、どこにI/Oポートがあるかわからない上ロックができるので、セキュリティの強化も実現した。さらに、情報セキュリティのみならず、キーボードやマウスの盗難を防ぐこともできる。

カバー

各種のインターフェースはカバーでスッキリと覆われている。ワイヤーロックをかけるとカバーを開くことができない設計だ。

外部ディスプレイインターフェース(アナログ)も標準装備。グラフィックカードを増設しなくても、簡単にマルチディスプレイで利用できるので、表示させたデータを見ながら入力するといったシーンや、対面での接客においてお客様と同じ画面を共有しながらのサービス提供など、格段に作業効率が向上する。さらに15型モデルではオプションでタッチパネルを取り付けることができ、いわゆる組み込み店舗設置端末としても活用が可能。商業施設での利用や、学校での文教用途などでも柔軟に対応できる。

これらの徹底したユーザビリティを考慮した設計は、開発から製造までをすべて日本で行っているからこそ実現できたことだ。富士通は、これからも「Made in Japan」にこだわり、高品質で高機能、高性能に加えて、より人々が使いやすいユニバーサル・デザインのPCを開発・製造していく。

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