2 ワイヤレスLAN接続のための準備

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ワイヤレスLANを利用するために必要な準備（パラメータの設定）について説明します。

• Windows 2000では、一度に使用できるLANデバイスは1台のみです。ワイヤレスLANを使用中は、有線LANなどの他のLANデバイスを使用しないでください。

パラメータを設定する

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ワイヤレスLAN接続を行うために必要な、ネットワーク名（SSID）、使用チャンネル、ネットワークキーなどを設定します。ネットワーク管理者がいる場合は、それぞれの設定内容について、ネットワーク管理者に確認してください。

• アドホック接続しているパソコンのチャンネルを変更する場合は、同じネットワーク名（SSID）で接続しているすべてのパソコンのチャンネルを同時に変更してください。変更後は、すべてのパソコンの電源を切り、電源の入っているパソコンがないことを確認してから、電源を入れてください。

1. 「スタート」ボタン→「プログラム」→「PRISM Wireless LAN Configuration」の順にクリックします。

   「ネットワーク設定」画面が表示されます。

2. ワイヤレスLANネットワーク環境を設定します。

項目	説明
プロファイル	設定するパラメータ情報を保存するシステムファイルの名前を入力します。半角英数字60文字以内で、任意の文字列を入力してください。 プロファイルは、アドホック接続・インフラストラクチャ接続合わせて、5個まで設定できます。接続するワイヤレスLANネットワークが複数ある場合に、プロファイルによって使い分けることができます。
ネットワーク名（SSID）	接続したいネットワーク名を、半角英数字32文字以内で入力します。必ず入力してください。「ANY」は選択しないでください。
	アドホック接続の場合	接続するすべてのパソコンで、同じ名前を設定します。
	インフラストラクチャ接続の場合	接続するステーションに合わせて設定します。ステーションの設定については、ステーションのマニュアルをご覧ください。
モード	ワイヤレスLANネットワークへの接続方法を指定します。
	アドホック接続の場合	をクリックして「ad hoc」を選択します。
	インフラストラクチャ接続の場合	をクリックして「インフラストラクチャ」を選択します。
チャンネル	通信に使用するチャンネル（周波数帯）を選択します。
	アドホック接続の場合	接続するすべてのパソコンで同じ値を選択してください。 ネットワーク内にワイヤレスLANカード（FMV-W181、FMV-JW181）を搭載しているパソコンがある場合は、「10」を選択してください。 同一フロア内など、近くに他のワイヤレスLANネットワークがある場合は、チャンネルの値を5 つ離すことをお勧めします。 例えば、同一フロア内にワイヤレスLANネットワークが3つある場合は、1、6、11のように設定してください。
	インフラストラクチャ接続の場合	設定する必要はありません。
省電力	お使いになれません。
通信速度	通常は、「Fully Automatic」を選択してください。

• 「初期値」ボタンをクリックすると、「設定」タブと「暗号化」タブの内容がすべて、本パソコン出荷時の内容に戻ります。

3. 入力が終了したら、「適用」をクリックします。
4. 「暗号化」タブをクリックします。

• 通信データを暗号化するためのネットワークキーは、必ず設定してください。ネットワークキーを設定していない場合、ワイヤレスLAN機能を搭載したすべてのパソコンから接続できるため、他のユーザーにデータを盗まれたり、破壊されたりする危険性があります。

5. 通信データを暗号化するための設定をします。

項目	説明
データの暗号化（WEP有効）	をクリックして、通信データの暗号化の方法を選択します。
	Disable	暗号化を設定しません。
	40ビット	ネットワークキーを40ビットで指定します。「16進数」または、「ASCII文字」のいずれかの方法で、ネットワークキーを入力します。 次のパソコン、およびステーションと接続する場合は、「40ビット」を選択します。 ワイヤレスLANカード（FMV-JW181、FMV-W181）を搭載したパソコン FMWT-201、 FMWT-501、FMNS-101+FMNS-WL1
	104ビット	ネットワークキーを104ビットで指定します。「16進数」「ASCII文字」のいずれかの方法で、ネットワークキーを入力します。
マニュアルで入力	ネットワークキーを「ASCII文字」、または「16進数」で設定します。
16進数	ネットワーク内に、ネットワークキーをキャラクターコードで設定するワイヤレスLANがある場合に選択します。 ネットワークキー1〜4に、設定済みの他のワイヤレスLANと同じ値（16進数のキャラクタコード）を入力してください。 「ネットワークキー」に使用できる文字は、次のとおりです。 0〜9、a〜f 入力例）ネットワークキーを10桁で設定する場合、「3132333f38」のように入力します。
ASCII文字	通常は、「ASCII文字」を選択してください。 「データの暗号化（WEP有効）」で「40ビット」を選択した場合は、5文字で入力します。「104ビット」を選択した場合は、13文字で入力します。 ネットワークキー1〜4に使用できる文字は、次のとおりです。 0〜9、A〜Z、a〜z、_（アンダーバー） ネットワークキーを40ビットで入力する場合の入力例）「ABC12」に設定する場合、「ABC12」と入力します。
ネットワークキー1〜4	ネットワークキーを入力します。 必要に応じて、4つまで設定することができます。通常は、「キー1」のみ設定してください。
	アドホック接続の場合	接続するすべてのパソコンで、同じ値を設定してください。設定方法については、「16進数」、または「ASCII文字」の項目をご覧ください。
	インフラストラクチャ接続の場合	接続するステーションに合わせて設定します。ステーションの設定については、ステーションのマニュアルをご覧ください。
デフォルトキー	をクリックして、ネットワークキー1〜4で入力したどのキーを使うか選択します。キー1を使用する場合は、「1」を選択します。 接続するパソコンやステーションによっては、ネットワークキーの番号が本パソコンと異なり、0〜3になっているものがあります。その場合、本パソコンは「1」、接続するパソコンやステーションは「0」に設定してください。
パスフレーズで入力	お使いになれません。

6. 入力が終了したら、「適用」をクリックします。
7. 「OK」をクリックします。

   「ネットワーク設定」画面が終了します。

8. パソコン本体を再起動します。

   「スタート」ボタン→「シャットダウン」の順にクリックし、「再起動」をクリックして「OK」をクリックします。

以上で、パラメータの設定は終了です。

引き続き、ネットワークに接続するための設定を行います。「ネットワークへの接続」（ Click）へ進んでください。

• インフラストラクチャ接続で、ADSL（PPPoE）を使用してインターネットに接続する場合は、本パソコンのMTUサイズ（ Click）を変更する必要があります。

  詳しくは、ステーションのマニュアルをご覧ください。

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