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仮想メモリを設定する

ここでは、仮想メモリ(ページングファイル)の設定方法を説明します。

仮想メモリの設定を行うには、仮想メモリの「最大サイズ」分の空き容量がハードディスクに必要です。本体搭載メモリ容量が大きい場合などに、選択したドライブに十分な空き容量がないときは、別のドライブに設定を行ってください。

ただし、ブートパーティション以外に設定する場合、またはページングファイルサイズが小さい場合などは、メモリダンプをファイルに出力できなくなります。ダンプファイルを取得する場合は、システムドライブに最低でも物理メモリ+1MB(仮想メモリの容量は含まず)の容量が必要です。

■ 対応機種/OS

全機種/Windows XP/2000/NT

■ 設定方法

□ Windows XPの場合

仮想メモリの推奨値は、次のとおりです。

初期サイズ:本体搭載メモリの1.5倍

最大サイズ:初期サイズの2倍

  1. 管理者権限を持ったユーザーとしてログオンします。
  2. 「スタート」ボタンをクリックします。
  3. 「マイコンピュータ」アイコンを右クリックし、「プロパティ」をクリックします。
    「システムのプロパティ」ウィンドウが表示されます。
  4. 「詳細設定」タブをクリックし、「パフォーマンス」の「設定」をクリックします。
    「パフォーマンスオプション」ウィンドウが表示されます。
  5. 「詳細設定」タブをクリックし、「仮想メモリ」の「変更」をクリックします。
    「仮想メモリ」ウィンドウが表示されます。
  6. ページングファイルが保存されているドライブを変更する場合は、「ドライブ」の一覧で変更するドライブをクリックします。
    システムドライブに十分な空き容量がある場合は、ドライブの変更は必要ありません。
  7. 「選択したドライブのページングファイルサイズ」の「初期サイズ」または「最大サイズ」を適切な値に変更し、「設定」をクリックします。
  8. 「OK」をクリックします。
  9. 本パソコンを再起動します。

□ Windows 2000の場合

仮想メモリの推奨値は、次のとおりです。

初期サイズ:本体搭載メモリの1.5倍

最大サイズ:初期サイズの2倍

  1. 管理者権限を持ったユーザーとしてログオンします。
  2. 「マイコンピュータ」アイコンを右クリックし、「プロパティ」をクリックします。
    「システムのプロパティ」ウィンドウが表示されます。
  3. 「詳細」タブをクリックし、「パフォーマンスオプション」をクリックします。
    「パフォーマンスオプション」ウィンドウが表示されます。
  4. 「仮想メモリ」の「変更」をクリックします。
    「仮想メモリ」ウィンドウが表示されます。
  5. ページングファイルが保存されているドライブを変更する場合は、「ドライブ」の一覧で変更するドライブをクリックします。
    システムドライブに十分な空き容量がある場合は、ドライブの変更は必要ありません。
  6. 「選択したドライブのページングファイルサイズ」の「初期サイズ」または「最大サイズ」を適切な値に変更し、「設定」をクリックします。
  7. 「OK」をクリックします。
  8. 本パソコンを再起動します。

□ Windows NTの場合

仮想メモリの推奨値は、次のとおりです。

初期サイズ:本体搭載メモリ+11MB

最大サイズ:初期サイズ+50MB

  1. 管理者権限を持ったユーザーとしてログオンします。
  2. 「マイコンピュータ」アイコンを右クリックし、「プロパティ」をクリックします。
    「システムのプロパティ」ウィンドウが表示されます。
  3. 「パフォーマンス」タブをクリックし、「仮想メモリ」の「変更」をクリックします。
    「仮想メモリ」ウィンドウが表示されます。
  4. ページングファイルが保存されているドライブを変更する場合は、「ドライブ」の一覧で変更するドライブをクリックします。
    システムドライブに十分な空き容量がある場合は、ドライブの変更は必要ありません。
  5. 「選択したドライブのページングファイルサイズ」の「初期サイズ」または「最大サイズ」を適切な値に変更し、「設定」をクリックします。
  6. 「OK」をクリックします。
  7. 本パソコンを再起動します。

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