Bootメニュー

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Bootメニューでは、起動ドライブの優先順位を設定します。

■ 設定項目の詳細

□ Quick Boot

電源を入れてから、または再起動してからOSを読み込むまでの時間を短くするかどうかを設定します。

• Disabled：OSを読み込むまでの時間を短くしません。
• Enabled（初期値）：OSを読み込むまでの時間を短くします。
• Auto：OSを読み込むまでの時間を自動的に判断します。

• 起動時にPOSTでエラーが発生した場合、次回起動時は高速起動をしません。

□ Boot Time Diagnostic Screen

本パソコンの起動時または再起動時に自己診断（POST）画面を表示するかどうかを設定します。

• Disabled（初期値）：起動時または再起動時に「FUJITSU」ロゴを表示します。
• Enabled：起動時または再起動時に自己診断（POST）画面を表示します。

□ Preboot Execution Environment

標準搭載のLANを経由してネットワークサーバーからの起動を有効にするかどうかを設定します。

• Disabled（初期値：Windows 2000/Meモデル）：標準搭載のLANを経由したネットワークサーバーからの起動を無効にします。
• Enabled（初期値：Windows XPモデル）：標準搭載のLANを経由したネットワークサーバーから起動できるようにします。「Enabled」に設定してから再起動を行うと、「Boot Device Priority」に「IBA 4.1.04 Slot 0240」が追加されます。

• カスタムメイドオプションのLANカードを経由してネットワークサーバーからの起動を行う場合、本設定は無効になります。
• ネットワークサーバーから起動可能なLANカードをお使いの場合、「Boot Device Priority」に、お使いのLANカードのデバイス名が追加されます。表示されるデバイス名は、LANカードにより異なります。
• ネットワークサーバーから起動するためには、「Wired for Management Baseline Version2.0」に準拠したインストレーションサーバーシステムが必要となります。

□ Delay Time for ATA/ATAPI Drive

ATA/ATAPIドライブを自動認識するまでの待ち時間を設定します。

• None（初期値）：起動後、すぐに自動認識を開始します。
• 3、6、9、12、15、21、30 Seconds：起動後、設定時間だけ待ってから自動認識を開始します。

• 接続しているATA/ATAPIドライブの自動認識が正常に行われない場合は、設定時間をのばしてください。

□ Check OPROM Return Code

拡張カード上のオプションROMによるデバイスの初期化後、オプションROMが返すエラーコードを確認するかどうかを設定します。

• Enabled：エラーコードを確認します。
• Disabled（初期値）：エラーコードを無視します。

• 一部の拡張カードは、正しい値を返さないものや、重要な問題ではない場合でもエラーを返すものがあります（特定のSCSIカードでは、ハードディスクが1台も接続されてない場合にエラーを返します）。このような拡張カードを使っていて、起動のたびに停止してしまうことを避けたい場合は、OPROMリターンコードの確認を無効にしてください。ただし、エラーが発生している場合は、エラーの意味を十分確認してください。拡張カードに問題がある可能性があります。

□ Boot Device Priority

OSを読み込むデバイスの優先順位を設定します。カーソルを合わせて【Enter】キーを押すと、デバイス一覧を表示する項目もあります。
上の項目のほうが優先順位が高くなります。
【↑】【↓】キーを使って優先順位を変更したいデバイスを選択し、【Space】キーを押すと上側に、【−】キーを押すと下側にそれぞれ項目が移動して優先順位が変更されます。

• CD-ROMから起動するにはブート可能なCD-ROMが必要となります。

  再起動前にCD-ROMドライブにCD-ROMをセットしてください。

• Floppy Disk Drive

  フロッピーディスクドライブとして扱うデバイスの一覧です。

  デバイス一覧を使ってドライブを割り当てる順序を設定します。カーソルを合わせて【Enter】キーを押すと、デバイス一覧が表示されます。

  【↑】【↓】キーを使って優先順位を変更したいデバイスを選択し、【Space】キーを押すと上側に、【−】キーを押すと下側にそれぞれ項目が移動して優先順位が変更されます。

  各項目の詳細は次のとおりです。

  • Legacy Floppy Drives：標準のフロッピーディスクドライブです。
• Hard Disk Drive

  ハードディスクドライブとして扱うデバイスの一覧です。

  デバイス一覧を使ってドライブを割り当てる順序を設定します。カーソルを合わせて【Enter】キーを押すと、デバイス一覧が表示されます。

  【↑】【↓】キーを使って優先順位を変更したいデバイスを選択し、【Space】キーを押すと上側に、【−】キーを押すと下側にそれぞれ項目が移動して優先順位が変更されます。

  各項目の詳細は次のとおりです。

  • xxxxxx(PM)：接続されているハードディスクの名称が表示されます。接続するハードディスクによっては、表示される名称が変更されます。
  • Bootable Add-in Cards：起動可能なデバイスを接続でき、BIOS Boot Specification（BBS）に対応していないカードが表示されます。
• ATAPI CD-ROM Drive

  CD-ROM、DVD、CD-R/RWなどのCD-ROM互換デバイスを示します。

• Network Boot

  Legacyのネットワークブートデバイスを示します。

• IBA 4.1.04 Slot 0240

  本パソコンのLANデバイスが表示されます。「Boot」−「Preboot Execution Environment」を「Enabled」に設定した場合に表示されます。

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