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ワイヤレスLANのネットワーク構成

ワイヤレスLANを使って接続できるネットワークは、次の2種類があります。

■ アドホック通信

ワイヤレスLAN機能を搭載したパソコン同士のネットワークを、「アドホックワイヤレスLANネットワーク」といい、この場合の接続方法を「アドホック通信」といいます。
この機能を使うと、Microsoftネットワークがサポートする「ファイルとプリンタの共有」などの機能を利用して、ファイル交換や、プリンタの共有ができます。
アドホック通信で利用するためには、接続するすべてのパソコンのSSID(ネットワーク名)とWEPキー(ネットワークキー)を、同じ設定にします。ワイヤレスLAN接続に使用するチャンネルの設定がある場合は、チャンネルも同じ設定にします。通信を行うパソコン同士が、お互いの通信可能範囲内にあれば通信ができますので、一時的な簡易ネットワークを構成する場合に適しています。

次の図は、アドホック通信の例です。

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■ インフラストラクチャ通信

別売のワイヤレスブロードバンドルータなど、ワイヤレスLANのアクセスポイントを利用したネットワークを、「インフラストラクチャワイヤレスLAN ネットワーク」といい、この場合の接続方法を「インフラストラクチャ通信」といいます。
この機能を使うと、ワイヤレスLANのアクセスポイント経由で有線LAN に接続したり、ブロードバンドインターネットに接続したりできます。
ワイヤレスLANのアクセスポイントについての詳細は、ワイヤレスLANのアクセスポイントのマニュアルをご覧ください。
次の図は、インフラストラクチャ通信の例です。


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