管理者権限とユーザーアカウント

Windowsでは、管理者権限を持ったユーザーアカウントを作成できます。管理者は、他のユーザーアカウントのセットアップや管理などを行うことができます。パソコンを使用するユーザーアカウントと管理者権限を持ったアカウントを分ければ、ファイルのアクセス権を管理したり、不正なプログラムのインストールや起動を制限できるため、パソコンの安全性も高まります。
詳しくは、Windowsのヘルプをご覧ください。

■ Windows Vistaの「ユーザーアカウント制御(UAC)」について

「ユーザーアカウント制御(UAC)」とは、許可なくパソコンの設定が変更されるのを防ぐWindowsのセキュリティ機能です。
「ユーザーアカウント制御」が有効になっていると、パソコンの動作に影響する操作や、他のユーザーに影響する設定変更などが実行される前に、許可やパスワードを求めるメッセージを表示します。この機能により、悪意のあるソフトウェアやスパイウェアなどがインストールされたり、複数のユーザーアカウントが設定されているときに管理者の許可なくパソコンが変更されたりするのを防止して、パソコンを守ります。
ご購入時は、「ユーザーアカウント制御」が有効になっています。

POINT
  • パソコンの操作をしているときに「ユーザーアカウント制御(UAC)」のメッセージを表示させないようにするには、次の手順で設定を変更してください。
    「ユーザーアカウント制御」を無効にすると、セキュリティのレベルが低下する危険性がありますので、「ユーザーアカウント制御」は有効にしておくことをお勧めします。
    1. 「スタート」ボタン →「コントロールパネル」の順にクリックします。
      「コントロールパネル」ウィンドウが表示されます。
    2. 「ユーザーアカウント」または「ユーザーアカウントと家族のための安全設定」をクリックします。
    3. 「ユーザーアカウント」をクリックします。
    4. 「ユーザーアカウント制御の有効化または無効化」をクリックします。
      「ユーザーアカウント制御」ウィンドウが表示されます。
    5. 「続行」をクリックします。
      「続行」が表示されず「管理者アカウント」が表示されている場合は、そのアカウントのパスワードを入力してから「OK」をクリックします。
      「ユーザーアカウント制御の有効化または無効化」ウィンドウが表示されます。
    6. 「ユーザーアカウント制御(UAC)を使ってコンピュータの保護に役立たせる」のチェックを外します。
    7. 「OK」をクリックし、すべてのウィンドウを閉じます。