取り扱い上の注意事項
□ スマートカードリーダ/ライタの注意事項
- スマートカードをセットしている状態からコンピュータを再起動するときは、「OK」または「はい」をクリックして再起動を実行してから、起動画面が出るまでの間に、スマートカードを取り出してください。
□ スマートカードホルダーの注意事項
- スマートカードホルダーは、コンピュータ本体の電源が入った状態でのセットまたは取り出しに対応しておりません。必ず、コンピュータ本体の電源を切った状態で行ってください。
- スマートカードホルダーをセットしたり取り出したりする場合は、必ずスマートカードを取り出しておいてください。
- スマートカードホルダーは、他のスマートカード読み取り装置と同時に使用することはできません。
- スマートカードホルダーは、ICチップを使用した大変デリケートな電子部品です。
- 落下などの衝撃を与えないでください。
- スタンバイや休止状態からレジューム(復帰)後、もう一度スタンバイや休止状態を行う場合は、しばらく(30秒程度)待ってから操作してください。短い間隔で行うと、正しく動作しない場合があります。
□ カードの取り扱いについての注意事項
- スマートカードを使用するときは、次の点に注意してください。
- 折り曲げたり、汚したり、濡らしたりしないでください。
- 磁石などの磁気を帯びたものを近づけないでください。
- 電気を帯びたものを上に載せたり、近くで静電気を発生させたりしないでください。
- 高温の場所に保管しないでください。
- カードに衝撃を与えないでください。
- コンピュータを持ち運ぶ場合は、スマートカードを取り出しておいてください。
- 他の装置で作成した、拡張情報の多いスマートカードの読み取りを行うと、ごくまれにスマートカードの機能が停止する場合があります。
このような場合、コンピュータを再起動してください。再起動後、スマートカードリーダ/ライタやスマートカードホルダーで作成したスマートカードをお使いになるか、拡張情報を減らした形式で作成し直したスマートカードをお使いください。
- 寿命について
- スマートカードは、カードに搭載されているICチップを、スマートカードリーダ/ライタやスマートカードホルダー内部のソケットに接触させることによって、ICチップに内蔵されている情報の読み取り/書き込みを行います。そのため、同じスマートカードホルダー、スマートカードを長期間にわたって使用していると、ICチップやソケットなどの電子部品が消耗して、正しい情報の読み取り/書き込みができなくなってきます。保守作業として定期的にスマートカードホルダー、スマートカードを交換することをお勧めします。
なお、次の状態になった場合を交換の目安としてください。
- スマートカードをセットしても認識されなくなってきた場合
- スマートカードが読み取りにくくなってきた場合
- データの更新に時間がかかるようになってきた場合
- スマートカードのご購入については、「富士通パーソナル製品に関するお問合せ窓口」、またはご購入元にお問い合わせください。