4 セキュリティチップ
セキュリティチップの管理
■ 「所有者」が管理するもの
■ 「ユーザ」が管理するもの
「ユーザ」はセキュリティチップのパスワードを忘れた場合に備えて、あらかじめパスワードリセット用の個人シークレットを作成しておくことで現状のパスワードを新規パスワードに変更することができます。「ユーザ」はあらかじめパスワードリセットの設定を行い、必要に応じて「ユーザ」のパスワードを設定し直します。
■ 鍵や証明書、パスワードの管理について
セキュリティチップは、複数の鍵や証明書を扱います。これらの鍵や証明書を紛失した場合は、その鍵によって暗号化されたファイルなどは利用できなくなることがありますので注意してください。またこれらの鍵を利用する場合はパスワードが必要です。パスワードを正しく入力しないと鍵が利用できないため、紛失時と同様に暗号化されたファイルなどが利用できなくなります。
Windowsに新規ユーザーを追加する場合、そのユーザーがセキュリティチップを利用するためには、セキュリティチップに新規ユーザーの情報を登録する必要があります。SMARTACCESSではWindowsへ新規ユーザーを追加し、セキュリティチップの登録を行うことができます。
セキュリティチップに設定した、所有者パスワードおよびユーザーキーパスワードは変更することができます。また、ユーザーキーパスワードは各ユーザで定期的に変更することをお勧めします。
- 「所有者パスワード」の変更については、『リファレンスガイド』の「ツール編」−「環境設定」−「ユーザー情報管理」−「セキュリティチップ」をご覧ください。
- 「ユーザーキーパスワード」の変更については、『リファレンスガイド』の「ツール編」−「ユーザー情報設定」−「ユーザー情報管理」−「セキュリティチップ」、および「環境設定」−「ユーザー情報管理」−「セキュリティチップ」をご覧ください。
ユーザーキーパスワードを忘れた場合は、再設定することができます。
ユーザーキーパスワードを再設定する場合には、所有者が事前にパスワードリセットの設定を行う必要があります。
パスワードをリセットする場合は、『リファレンスガイド』の「ツール編」−「環境設定」−「ユーザー情報管理」−「セキュリティチップ」をご覧ください。