1 運用上の注意

通常備えておくこと

次のような場合、SMARTACCESSの設定がリセットされてしまったり、認証デバイスが使えなくなったりすることがあります。

  • コンピュータの故障時
  • セキュリティチップの故障時
  • ハードディスクのリカバリ後
  • コンピュータの部品の交換後

このような場合に備えて、必ずSMARTACCESSの設定やセキュリティチップの鍵を定期的にバックアップをしてください。バックアップファイルやその時に設定したパスワードは、紛失したり忘れたりしないよう注意して管理してください。
セキュリティチップをお使いの場合、バックアップファイルを紛失したり、パスワードを忘れたりすると、セキュリティチップが利用できなくなります。
また、セキュリティチップでフォルダやファイルの暗号化を行っている場合、バックアップファイルがないと、データが読み出せなくなることがあります。
これによる損害などの責任は一切負いかねますので、あらかじめご了承ください。
バックアップについては、『リファレンスガイド』の「ツール編」−「オプションツール」−「バックアップツール」をご覧ください。

□ セキュリティチップをお使いの場合

  • リストアは、セキュリティチップの所有者パスワードによって保護されています。そのため、リストアはセキュリティチップの「所有者」が行う必要があります。
  • 手順に従わずにファイルや設定の変更を行うと、セキュリティチップで管理していた環境が利用できなくなることがあります。