コンピュータの修理や保守を依頼する場合

■ 修理前に必要な作業

□ バックアップ

『リファレンスガイド』の「ツール編」−「オプションツール」−「バックアップツール」をご覧になり、バックアップを行います。

□ 「SMARTACCESSによるWindowsログオン」を使用しない設定に変更する

必ず「SMARTACCESSによるWindowsログオン」の設定を解除してください。
「SMARTACCESSによるWindowsログオン」の設定を解除していないと、修理や保守ができないことがあります。また、「SMARTACCESSによるWindowsログオン」の設定を解除せずに、修理すると、Windowsにログオンできなくなることがあります。
解除の手順は次のとおりです。

  1. SMARTACCESSをインストールしたときと同じアカウントでWindowsにログオンします。
  2. 「環境設定」を起動します(→ 関連項目へ)。
  3. 「設定項目一覧」から「ログオン認証」→「Windows ログオン」の順にクリックします。
  4. パスワードの自動生成を行っている場合は、パスワードの自動生成を「しない」に設定します。
    パスワードの自動生成を行っていない場合は、手順5に進んでください。
  5. 次の手順でWindowsパスワードを任意のパスワードに変更します。
    1. 「スタート」ボタン→「コントロールパネル」の順にクリックします。
      「コントロールパネル」ウィンドウが表示されます。
    2. 「ユーザー アカウント」をクリックします。
      • Windows Vistaの場合
      1. 「ユーザーアカウントの追加または削除」をクリックします。
      2. 「ユーザーアカウント制御」ウィンドウが表示された場合は、「続行」をクリックします。
        「ユーザー アカウント」ウィンドウが表示されます。
      • Windows XPの場合
        「ユーザー アカウント」ウィンドウが表示されます。
    3. パスワードを変更するアカウントをクリックします。
    4. 次の操作をします。
      • Windows Vistaの場合
        「パスワードの変更」をクリックします。
      • Windows XPの場合
        「パスワードを変更する」をクリックします。
    この後はメッセージに従って操作します。
  6. 「SMARTACCESSによるWindowsログオン」の「使用しない」にチェックし、「OK」をクリックします。

詳しくは、『リファレンスガイド』の「機能編」−「ログオン認証」−「Windowsログオン」をご覧ください。

□ BIOSの設定を変更する

コンピュータ本体の『製品ガイド』の「BIOS」−「BIOSのパスワード機能を使う」をご覧になり、設定した管理者用パスワードを解除します。

スマートカードをお使いの場合

コンピュータ本体の『製品ガイド』の「BIOS」−「認証デバイスのセキュリティ機能を使う」をご覧になり、スマートカードによるロックを使用しない設定にします。

■ 修理後に必要な作業

□ リストア

『リファレンスガイド』の「ツール編」−「オプションツール」−「バックアップツール」をご覧になり、リストアを行います。
リストアは、パスワードの入力などが必要なため、弊社で行うことはできません。

□ BIOSの設定を変更する

コンピュータ本体の『製品ガイド』の「BIOS」−「BIOSのパスワード機能を使う」をご覧になり、パスワードを設定します。

スマートカードをお使いの場合

コンピュータ本体の『製品ガイド』の「BIOS」−「認証デバイスのセキュリティ機能を使う」をご覧になり、スマートカードによるロックを使用する設定にします。

□ 「SMARTACCESSによるWindowsログオン」を使用する設定に変更する

「SMARTACCESSによるWindowsログオン」を使用していた場合は、『リファレンスガイド』の「機能編」−「ログオン認証」−「Windowsログオン」をご覧になり、「SMARTACCESSによるWindowsログオン」の設定を「する」に変更してください。
セキュリティチップをお使いで「機器監査」機能をお使いになる場合、「SMARTACCESSによるWindowsログオン」の設定を変更する前に、「現在の機器構成情報の登録」を行う必要があります。