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3 Windows XP標準の無線LAN機能を使った設定
Windows XP 標準の無線LAN機能で設定を行う手順について説明します。
無線LANのドライバを再インストールしてください。
本パソコンの初期設定では、Windows XP 標準の無線LAN機能は無効に設定されているため、Windows XP 標準の無線LAN機能で無線LANの設定を行うためには、無線LANのドライバの再インストールが必要になります。
Windows XP標準の無線LAN機能が無効に設定されているかどうかの確認方法については、
「Windows XPの設定を確認する」
をご覧ください。
ドライバの再インストール方法については、
「使用するユーティリティをWindows XP標準の無線LAN機能に変更する」
をご覧ください。
Windowsには管理者権限でログオンしてください。
無線LANの設定を行うためには、Windowsに「コンピュータの管理者」アカウントまたは「Administrators」グループのメンバーとしてログオンしている必要があります。
ネットワーク管理者に確認してください。
すでに構成されたネットワークに接続する場合は、そのネットワークを管理するネットワーク管理者にネットワーク情報を確認してください。ネットワーク情報の主なものは次になります。
無線LANの設定情報(SSIDなど)
IPアドレスおよびサブネットマスク
デフォルトゲートウェイ
それぞれの機器のマニュアルもご覧ください。
無線LANのセキュリティ情報は接続する無線LANアクセスポイントに合わせる必要があります。必要に応じて、接続する機器のマニュアルもご覧ください。
無線LANアクセスポイントのチャンネルを確認してください。
本パソコンに内蔵されている無線LANのIEEE 802.11bでは、無線チャンネルとしてチャンネル1〜13を使用しています。
インフラストラクチャ通信(無線LANアクセスポイント経由のネットワーク)をお使いになる場合、接続する無線LANアクセスポイントによっては、初期設定や自動設定により、使用する無線チャンネルが14チャンネルに設定されている場合があります。
この場合、無線LANアクセスポイントのチャンネルを1〜13の間に設定してください。
無線LANアクセスポイントのチャンネルの設定方法については、お使いの無線LANアクセスポイントのマニュアルをご覧ください。
屋外では5GHz 帯の電波を停止してください。
本パソコンを屋外でお使いになる場合、IEEE 802.11a準拠(5GHz帯)を停止する必要があります。停止方法については、
「5GHz帯の電波の発信を停止する」
の
「Windows XP標準の無線LAN機能をお使いの場合」
をご覧ください。
ドメインユーザーでログオンする場合、無線ネットワークへの接続には時間を要するため、ログオンに際して、ログオンプロンプトが表示された状態で数十秒待つ必要があります。
WPA2、WPA、IEEE 802.1X認証で、PEAPをお使いの場合、ネットワークに接続できない場合があります。この場合には、「コンピュータの情報が利用できるときは、コンピュータとして認識する」のチェックを外してください。
一般家庭など小規模なネットワークでインフラストラクチャ通信を行う場合、「ネットワーク認証」は「WPA2-PSK」を選択し、「データの暗号化」は「AES」を選択する組み合わせの設定をお勧めします。また、パスフレーズ(PSK)は21文字以上入力してください。ただし、お使いの無線LANアクセスポイントによっては、上記の設定に対応していない場合があります。お使いの無線LANアクセスポイントに添付のマニュアルをご確認のうえ設定してください。
インフラストラクチャ通信の場合、チャンネル(周波数帯)を設定する必要はありません。接続しようとする無線LANネットワークで使用しているチャンネルを自動的に検知し、そのチャンネルで通信します。チャンネルの変更が必要な場合は、無線LANアクセスポイント側で設定してください。また、無線LAN アクセスポイントによっては、ADSL(PPPoE)を使用してインターネットに接続する場合に、本パソコンのMTU サイズ(
→ 関連項目へ
)を変更する必要があります。
詳しくは、無線LANアクセスポイントのマニュアルをご覧ください。
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