ハードディスクデータ消去
本パソコンには、パソコンの廃棄・譲渡時のデータ流出というトラブルを回避する安全策の1つとして、専用ソフトウェア「ハードディスクデータ消去」が添付されています。「ハードディスクデータ消去」は、WindowsなどのOSによるファイル削除やフォーマットと違い、ハードディスクの全領域について、元あったデータに固定パターンを上書きするため、データが復元されにくくなります。
ただし、「ハードディスクデータ消去」で消去した場合でも、特殊な設備や特殊なソフトウェアの使用によりデータを復元される危険性があります。あらかじめご了承ください。
■ 注意事項
- 本ツールでは、本パソコンに内蔵されているハードディスクのみを対象としています。このため、外付けのハードディスクのデータを消去することはできません。
- データ消去を実行するとハードディスクのリカバリ領域も消去されます。必要があれば「ハードディスクデータ消去」の前にリカバリディスクを作成してください。作成方法は『取扱説明書』をご覧ください。
- 「ドライバーズディスク&ユーティリティディスク」を起動してから、72時間経過すると、本パソコンが自動的に再起動されます。そのため、「ドライバーズディスク&ユーティリティディスク」を起動してから長時間放置した場合は、再起動してから「ハードディスクデータ消去」を実行してください。
- 必要なデータはバックアップしてください。
- 「ハードディスクデータ消去」を実行する場合は、ACアダプタを接続してください。
- 周辺機器を取り付けている場合は、それらを一度取り外してください。
- データ消去終了まで、数時間かかります。
- データ消去中に電源を切らないでください。ハードディスクが故障する可能性があります。
- データ消去中に「ドライバーズディスク&ユーティリティディスク」を取り出さないでください。処理を継続できなくなる場合があります。
- フラッシュメモリディスク搭載機種の場合は、「ハードディスクデータ消去」を一度実行しただけでは、完全にデータを消去することができません。必ず2回以上実行してください。