空冷用通風路

本パソコンは、性能を維持するために放熱用のファンを内蔵しています。放熱用ファンは、パソコン本体の外側と内側の間に空気の流れを作ってパソコン本体内部を冷却しているため、ご利用の環境によってはパソコン本体内部に周囲のほこりを取り込んでしまうことがあります。このほこりが徐々に蓄積していくと、パソコン本体が本来の性能を発揮できなくなる場合があります。
Windows Vistaモデルには、「お手入れナビ」というソフトウェアがインストールされています。「お手入れナビ」がパソコン本体内部の温度やパソコンの総利用時間をチェックし、お手入れの時期をお知らせします。
「パソコンの空冷用通風路にほこりが詰まっている可能性があります。」というメッセージが表示された場合、この後の手順に従って正しく清掃を行い、ほこりを取り除いてください。
「お手入れナビ」は、Windows XPモデルにはインストールされていません。
この後の手順に従い、定期的に清掃してください。

重要
  • 感電のおそれがありますので、清掃前には必ずパソコン本体や周辺機器の電源を切り、ACアダプタを取り外してください。
  • 清掃時には、ほこりなどを口や鼻から吸い込まないように、窓を開けたり、換気扇を回したりするなどして、充分に換気してください。
  • 次のことにご注意ください。
    • 洗剤は使用しないでください。
    • 清掃時に破損した場合、保証期間にかかわらず修理は有償となります。取り扱いについては、充分ご注意ください。
    • ほこりを取り除くときは、プラスチック製の楊枝や歯間ブラシなどをお使いください。金属などの硬いものや、木製の折れやすいものなどを使うと故障の原因になります。
  • パソコン本体内部は、静電気に対して非常に弱い部品で構成されており、人体にたまった静電気によって破壊される場合があります。
    パソコン本体内部のお手入れの前に、一度金属質のものに手を触れて、静電気を放電してください。
  1. パソコン本体の電源を切り、ACアダプタを取り外します。
  2. 液晶ディスプレイを閉じ、パソコン本体を裏返します。
    液晶ディスプレイを閉じる場合は、物などをはさまないようにして静かに閉じてください。
  3. ダストキャッチャーを取り外します。
    ツメを矢印の方向に押しながら、ダストキャッチャーを取り外します。
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  1. ダストキャッチャーと空冷用通風路を清掃します。
    ダストキャッチャーと空冷用通風路のほこりを取り除いてください。
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重要
  • 金属部分を傷付けないように注意してください。
  1. ダストキャッチャーを取り付けます。
    ダストキャッチャーをツメのない側から差し込み、カチッと音がするまでしっかりはめ込みます。
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重要
  • ダストキャッチャーを取り外したまま使用しないでください。取り外したまま使用すると、故障の原因となることがあります。