留意事項
バッテリ残量とデータの保護について
本製品内のデータを保護するために、次の点にご注意ください。
- バッテリの稼働時間は、添付のバッテリパックで約16時間です(「Today」画面でスタートメニューを約5秒ごとに開く連続動作、バックライトOFF、常温の場合)。ただし、周囲の温度や使用条件により稼働時間は変わります。
- 内蔵のバックアップバッテリは、バッテリパックの交換時やバッテリパック残量が完全になくなったときに、作業中のデータ/お客様が作成したデータ/追加したアプリケーションなどを一時的に保持します。バックアップバッテリがなくなるとデータが消失しますので、バッテリパックを取り外したまま放置しないでください。
- バッテリは、電源を切っている状態であっても、作業中のデータ/お客様が作成したデータ/追加したアプリケーションなどを保持するために使用されています。そのため、充電せずに長時間放置すると、やがてバッテリパック、バックアップバッテリともに残量が完全になくなり、データが消失します。
- 画面右上に が表示されたら、すみやかに充電を行うか、充電済みの予備のバッテリパックと交換して、データの消失に備えてください。
適切な充電やバッテリパックの交換を行わなかったことによりお客様のデータが消失しても、当社は一切の責任を負いません。あらかじめご了承ください。
- が表示されてからしばらくすると、本製品の電源が自動的に切れます。この状態で約72時間はデータが保持されます。
なお、自動的に電源が切れた後ですみやかに充電を行わなかった場合、ACアダプタを接続して電源ボタンを押しても、電源が入らない場合があります。これは、データを約72時間保持するための電力を再充電しているためですので、しばらくの間ACアダプタを接続したままにしておいてください。
- 万が一に備え、データは定期的にバックアップしてください。パソコンへバックアップしたり、パソコンから復元したりする方法はバックアップと復元を、CFカード/SDカード/Flash Diskへバックアップしたり、CFカード/SDカード/Flash Diskから復元したりする方法はLXバックアップツールをご覧ください。
- 大容量のCFカードなどでは、 が表示された後、使用できなくなる場合があります。その場合は充電を行うか、充電されているバッテリパックと交換してください。
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充電について
- ご購入時や長期間使用していない場合、またはバッテリ残量が少ない場合は、バッテリを充電してからお使いください。
- バッテリの充電は十分に時間をかけて行い、満充電状態にしてください。
- 周囲の温度が高すぎたり、低すぎたりすると、バッテリの充電能力は低下します。
- 本製品を使用しない場合でも、バッテリの劣化を防ぐために、1週間に1度充電を行ってください。
本製品を長期間使わないときは、次の操作を行ってください。
- 作業中のデータ/お客様が作成したデータ/追加したアプリケーションなどをバックアップします。
- ACアダプタを取り外します。
- バッテリパックを取り外します。
- バックアップメモリスイッチをOFF側にスライドします。
- 充電中に左側のインジケータが点灯や点滅しなくなった時は、内部の保護回路が働き充電が中止された可能性があります。ACアダプタとバッテリをいったん取り外し、再度取り付けてから充電してください。
この現象が頻繁に起こる場合は、故障の可能性があります。
- 充電は、気温が5℃〜35℃の状態で行ってください。極端な低温化や直射日光下で充電を行うと、バッテリの劣化や液漏れの原因となります。
バッテリ寿命について
バッテリには寿命があります。充電・放電を繰り返すうちに、稼働時間は徐々に短くなります。バッテリの稼働時間が極端に短くなってきたら、別売のバッテリパックと交換してください(本体に内蔵されているバックアップバッテリの場合は、修理と同様の手続きが必要になります)。
また、バッテリの寿命は使用状態によっても変わります。次の点にご注意ください。
- 高温、低温環境に放置しないでください。バッテリの消耗、劣化が進みます。
- バッテリは、完全な放電と充電を繰り返すよりも、こまめに充電する方が、寿命が伸びます。
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