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SPECIAL REPORT 授業を止めないための創意工夫が詰まった 富士通の文教タブレット ARROWS Tab Q506/ME ICT(情報通信技術)を利活用した質の高い教育が全国で広がっている。こうした状況の下で政府は、2020年までに小中高等学校の教育現場に1人1台の情報端末を導入する目標を掲げている。情報端末の主役は、教室や体育館、校庭など場所を選ばずに持ち運んで学習できるタブレットだ。ICT利活用教育を支えるタブレットには、何が求められるのか。全国の教育現場の声を生かして文教分野向けのタブレット「ARROWS Tab Q506/ME」を商品企画した富士通 ユビキタスビジネス戦略本部の待鳥俊樹氏に聞いた。 (聞き手:日経BP社 日経BPイノベーションICT研究所 上席研究員 中野淳)

教育現場の課題を解決する「落としにくさ」と「堅牢性の高さ」

富士通株式会社
ユビキタスビジネス戦略本部
タブレットプロダクト統括部
第一プロダクト部 マネージャー

待鳥 俊樹氏

※社名と部署名は取材時点のものです。

日経BP社
日経BPイノベーションICT研究所
上席研究員

中野 淳

中野 教育現場でのタブレット活用が着実に進んでいます。

待鳥 この「ARROWS Tab Q506/ME」は、富士通初の文教向けタブレットです。これまでの経験の中で分かったのは、一般企業で大人が使うケースと学校で児童・生徒が使うケースとでは、使い方やニーズが違うという点でした。そこでまず力を入れたのが、タブレットの落としにくさと堅牢性の高さです。

「児童や生徒が机から落として、タブレットを壊してしまう」という課題に対して、大画面はそのままに縦幅を従来機種より約18ミリ短くすることでコンパクトに置けるようにしました。学校の机に教科書やノート、文房具等と一緒にタブレットを置くと、スペースがなくなってしまい、落としやすくなるからです。タブレットの底面には、すべり止めのゴム足を7個配置しました。併せて、タブレットの重心を手前寄りにすることでさらに落としにくい設計にしています。

キーボードを付けることでノートPCとして使えるのはもちろん、タブレットを分離して使う際、キーボードにぴったり重ねて置けるようにするなど、ここでもコンパクトさにこだわりました。

ARROWS Tab Q506/MEは、机の上の限られたスペースに
置けるよう、 本体の縦幅を押さえてコンパクトに設計した。

タブレットはキーボードの上にぴったり重ねられるため邪魔にならない。
キーボード側には、タブレットがずれないようわずかな突起が設けられている。

バッテリー位置などを工夫し、重心が本体手前に来るようにしているため、
このようにはみ出た状態でも落下しない。

万が一落としてしまった場合も、
額縁と液晶の間に作られた溝が落下時の衝撃を吸収することで、
液晶が割れにくい構造になっている。
(JISが定める教室用机の高さである76cmの落下試験を実施)

普通教室の外での学習を想定した「防水・防塵」「耐薬品」

中野 児童・生徒が主体的に学ぶ「アクティブラーニング」への関心が高まる中で、情報の収集や発信の起点となるタブレットが、アクティブラーニングを支える重要なツールになっています。

待鳥 理科室や校庭、プール、体育館など、普通教室の外にタブレットを持ち出すことで、アクティブラーニングの可能性が大きく広がります。そのためには、タブレットもこうした使い方に対応する必要があります。ARROWS Tab Q506/MEは、水回りの授業や屋外での利用を想定して、「防水・防塵設計」にしています。突然の雨などで濡れてもタブレットが壊れないという点は好評をいただいています。汚れても水で流し洗いができ、さらに追加オプションの「耐薬品対応」にすると、アルコールなどで消毒して利用することも可能です。

文教タブレットだからこそ、文字の書きやすさにこだわりを

中野 児童・生徒がタブレットに記入した内容を電子黒板に映し出して、クラス全員で情報を共有して議論するといった様子も最近はよく目にします。こうした学びでは、何がポイントになりますか。

待鳥 タブレットでの文字の書きやすさと書き心地が重要です。学びの基本はやはり文字を書くことにあります。従来のタブレットペンはペン先が硬かったり、ツルツルしていたりなど、書きにくい面がありました。「紙に鉛筆で書く時の書き心地を再現しよう」と研究を重ねていき、ペン先を従来の素材からやわらかい素材に変え、さらにタブレットの表面に特別な「書き心地シート」を貼ることで、紙に鉛筆で書く場合の摩擦の抵抗感を再現しています。

また、授業やテストではスピードも大切になるため、書き始めの位置がずれないことと、追従性の高さにもこだわっています。書き心地を良くしたことで、先生からは「タブレットで100マス計算もスムーズにできるようになりました」と言っていただいています。

FUJITSU 文教ソリューション K-12
協働学習支援 マーナビケーション

児童・生徒がタブレットに書き込んだ意見を、電子黒板で公開・共有できるソリューション。お互いの意見について考えたり、気付きを得たりして学び合う「協働学習」の場を作り出すことができる。多様な意見をグラフ表示したり、理解度を確認する小テストを実施したりなど、学習を深めるための多彩な機能も用意している。

ARROWS Tab Q506/MEのタッチパネルの追従性は非常に良好。
書き始めたい位置からすっと書け、筆記スピードを上げても、
線が途切れたりすることがない。

ペン後端の突起の向きを気にせず収納することができるので、
誤ってペンが「詰まってしまう」ことがない。
また、ストラップは左右両方に取り付け穴があるため、
左利きの人でもストラップが画面にかからず使いやすい。

オプションとして、より鉛筆らしい握り心地・書き心地を実現する「鉛筆ペン」も用意。
指で持つ部分の断面が鉛筆と同じ六角形になっている。

繰り返し学習や映像・音を活用した教育にも適応

中野 漢字や計算のドリルなどの反復学習にタブレットを活用する学校もあります。

待鳥 タブレットを活用すれば、漢字の書き取りや、算数の計算問題などは、すぐに解答結果が分かって、どんどん問題を解いていくことができます。こういった授業の進め方は、先生が紙でプリントを配って、児童・生徒が記入して、回収して、という従来の流れでは実現できなかったでしょう。また、漢字の書き取りでは、児童・生徒の書き順も含めて記録・検証することができます。正しい漢字を書くという最終形だけではなく、過程も含めて学べることもICT利活用教育の価値のひとつではないでしょうか。

中野 児童・生徒が、理科実験の様子を録画したり、国語の朗読を録音したりしてグループ学習を進めるなど、映像や音声を手軽に扱えることもタブレットならではですね。

待鳥 ARROWS Tab Q506/MEは、朗読の録音時や校外学習でのインタビュー撮影時などに音を拾いやすいように、従来は側面にあったマイクを上部に配置しています。撮影に関して、特にこだわっているのがカメラのブレにくさです。使用シーンの一つとして想定している体育館は意外と暗いため、通常はシャッタースピードが遅くなって、ブレやすくなりがちですが、ブレずに撮影でき、その瞬間の形を記録することができるような工夫をしました。「生徒がマット運動をする様子や、跳び箱を跳ぶ姿を撮影しても、残像が出なくなりました」と先生にも喜んでいただいています。

理科実験の撮影でも活用していただいています。薬品を使った実験やガスバーナーを使った実験のように、繰り返しが難しい実験を撮影して、グループで動画を見ながら議論したり、結果を発表したりしているそうです。ARROWS Tab Q506/MEならではの防水・防塵設計や、耐薬品設計(※)も理科の実験には役立つと思います。

※耐薬品対応は追加オプションになります。

内蔵マイクは上部に配置。自分の声だけでなく、
インタビューなどでも音を拾いやすくなっている。

左が従来機種で撮影した画像。右がARROWS Tab Q506/MEで撮影した画像。
300ルクス程度の明るさの体育館でもぶれない画像が撮影できる。
(オフィスや教室は500ルクス程度)

教育現場の声から生まれた授業を止めないための工夫

「授業を止めない」タブレットの
こだわりを語る待鳥氏。

中野 教育現場の人々に知ってもらいたいことはありますか。

待鳥 耐久性や操作性、デザイン、価格などICT機器を選ぶ基準は数多くあるかと思いますが、先生と児童・生徒が安心して使えて、授業に集中できることが重要だと思います。以前、初めて授業でタブレットを使った先生から、「タブレットを差し込んでも、キーボードが打てない」「インターネットにつながらない」「先生どうしたらいいの?」と生徒から言われて、一人ひとりに対応していると5分、10分とかかってしまうという悩みを聞きました。

そこで、ARROWS Tab Q506/MEには、子どもたち自身がタブレットの状態を確認できるように「端末診断ツール」を導入しています。トラブル原因で多い“無線LAN接続状況”“バッテリー残量”“キーボード接続状況”を画面にポップアップ表示することで、ひと目で状態を確認でき、問題解決をスムーズに行え、授業を止めないことに貢献します。こういった機能の大切さも、実際の教育現場で学びました。

キーボードを付けた状態のARROWS Tab Q506/ME。
キーボード脱着時に、正しく装着されたかどうかなどを
ポップアップで知らせてくれる独自の端末診断ツールを搭載。

インタビュアーの目「情報端末の導入には、学びの全体像を描くことが大切です」

ICT利活用教育では、パソコンやタブレットなどの情報端末を使って、どのような学びを実現するかがポイントです。情報端末は、電子黒板や支援ツール、教育用コンテンツなどときちんと連携することで、その価値が高まります。情報端末を導入する際には、児童・生徒の使い勝手やサポートなども考慮しながら、学びの全体像を描いて製品を選択することが大切です。(中野)

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