[Outlook Express 5 / 5.5 / 6.0] テキスト形式のメールを読むときに、標準で使用するフォントを変更する方法を教えてください。

Outlook Expressは、テキスト形式のメールを読むときに使う、標準のフォントを変更することができます。
次の手順で操作を行います。
画面はOutlook Express 6.0の例です。

1. 「Outlook Express」を起動します。
   「ツール」メニュー→「オプション」の順にクリックします。
   
   
2. 「オプション」画面が開きます。
   「読み取り」タブをクリックします。
   
   
   
   
3. 「読み取り」タブが表示されます。
   画面下部の「フォント」ボタンをクリックします。
   
   
   
   
4. 「フォント」画面が開きます。
   「フォントの設定」欄の右側の「」ボタンをクリックし、日本語が選ばれていることを確認します。
   
   
   
   
5. 「フォント」画面では、次の項目でフォントの設定をご希望に応じて変更することができます。
   
   
   • プロポーショナルフォント：通常は「MS Pゴシック」が指定されています
     フォント名右側の「」ボタンをクリックすることで、使用可能なフォントが一覧で表示されます。
     
     
   • 固定ピッチフォント：通常は「MS ゴシック」が指定されています
     フォント名右側の「」ボタンをクリックすることで、使用可能なフォントが一覧で表示されます。
     
     
   • フォントサイズ：通常は「中」が指定されています。
     サイズ名右側の「」ボタンをクリックすることで、「最小」から「最大」まで5段階の中からサイズを選ぶことができます。
   
   
   
6. 設定後、「OK」ボタンをクリックし、「フォント」画面を閉じます。
   「オプション」画面に戻りますので、「OK」ボタンをクリックし、「オプション」画面を閉じます。

「プロポーショナルフォント」と「固定ピッチフォント」について。

Outlook Expressでのメール読み取り時に、文字の表示幅がずれる、綺麗に表示されない、などの現象が発生する場合があります。
これは、送られてきたメールで使われているフォントと、読み取りをする側で指定しているフォントに、「プロポーショナルフォント」か「固定ピッチフォント」かの違いがあった場合に発生します。

メールの読み取り時に、文字の表示幅がずれる、綺麗に表示されない、などの現象が発生した場合、上の操作手順の手順5.で「プロポーショナルフォント」欄に設定するフォントとして、固定ピッチのフォントを選択すると、表示が正常になる場合があります。

Windowsのフォントは「プロポーショナルフォント」と「固定ピッチフォント」の2種類に分けることができます。
「プロポーショナルフォント」は、文字ごとに最適な幅を設定したフォントで、文字によって表示幅が異なります。
一般的には、MS PゴシックやMS P明朝のように、そのフォントの名称にアルファベットの「P」が含まれています。

「固定ピッチフォント」は「固定幅フォント」とも呼ばれ、どのような文字でも同じ幅で表示されます。

• プロポーショナルフォントの場合
  
  
  
• 固定ピッチフォントの場合
  

「プロポーショナルフォント」と「固定ピッチフォント」の違いについて、詳しくは次のQ&Aをご覧ください。

文の長さを揃えたり、文字によって文字間隔を整えるなど、フォントによって、文章の体裁を整える方法について教えてください。（新しいウィンドウで表示）