Q&Aナンバー【3506-0328】更新日:2005年12月7日

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仮想ディスク領域からリカバリを行う際に、ハードディスクの領域を再設定する手順を教えてください。

対象機種とOS (全て表示)
対象機種 2004年夏モデルFMV-DESKPOWER C70H7/C (FMVC70H7C)、他・・・
対象OS
  • Windows XP Home Edition
  • Windows XP Professional
  • Windows XP Media Center Edition 2004

質問

仮想ディスクからリカバリをする機種を使用しています。ハードディスクのCドライブとDドライブの割合を変更したいと思います。領域を再設定する方法を教えてください。

回答

仮想ディスク領域とは、お使いのパソコンの内蔵ハードディスクにある、保護された領域のことをいいます。
次の機種では、一つのハードディスクが、Cドライブ、Dドライブ、仮想ディスク領域の三つに論理的に分けられています。

  • 2004年夏モデル
    FMV-DESKPOWER C70H7/C
    FMV-BIBLO MG75H/ST

  • 2004年春モデル
    FMV-DESKPOWER C90GW/C
    FMV-BIBLO MG70G/ST

仮想ディスク領域には、リカバリ用のデータやアプリケーションの再インストール用のデータが保存されています。保護されているため、マイコンピュータから確認したり、仮想ディスク領域の割り当て容量を変更することはできません。

CドライブとDドライブに割り当てられている容量は、リカバリの際に変更することができます。
たとえば元々60GBのハードディスクを、Cドライブが40GB、Dドライブを10GB、(仮想ディスク領域を5GB)として使用している場合に、Cドライブを20GB、Dドライブを35GBなどに変更することができます。

重要
領域の再設定を行う場合は、ハードディスク上のデータはDドライブも含めて消去されます。
領域の再設定を行う前に次のQ&Aをご覧いただき、ハードディスク以外の媒体(CDやDVD)に、データをバックアップしてください。

Q&Aデータのバックアップ方法について教えてください。(新しいウィンドウで表示)

Q&Aパソコンのハードディスクやフロッピーディスク、CD、DVDにデータを保存する方法を教えてください。(新しいウィンドウで表示)


操作手順

次の手順で領域の設定を行い、その後リカバリを実施します。
  1. パソコンの電源が入っていたら、電源を切ります。

  2. キーボードの【F4】の位置を確認します。

  3. パソコンの電源を入れます。

  4. 黒地に白と赤で「FUJITSU」のロゴが表示されたら、【F4】キーをトン、トン、トンと数回押します。

    アドバイス
    パソコンの電源を入れたらすぐに「FUJITSU」のロゴが表示されます。表示されている時間はごく短いため、電源を入れたらすぐに【F4】キーを押すようにしてください。
    Windows が起動してしまった場合は、終了して手順1.からやり直します。

    BIOS画面

  5. お使いの機種ごとの手順を実行します。

    • 2004年夏モデル FMV-DESKPOWER C70H7/C
      2004年春モデル FMV-DESKPOWER C90GW/C、FMV-BIBLO MG70G/ST


      「FirstWare アプリケーション」画面が表示されます。
      二つあるアイコンのうち、左にある「RECOVERY」をダブルクリックします。

      FirstWare アプリケーション

    • 2004年夏モデル FMV-BIBLO MG75H/ST

      「リカバリ / 領域削除」メニューが表示されます。
      「リカバリ」をクリックした後、「開始」をクリックします。

      アドバイス
      リカバリ / 領域削除メニューを初めて起動した場合は、「End User License Agreement」画面が表示されます。その場合は「Accept」ボタンをクリックします。

      リカバリ / 領域削除メニュー

    重要
    「Clean」や「全領域削除」は選択しないでください。
    選択すると仮想ディスク領域が削除されるため、リカバリのためのデータや仮想ディスクがすべて消えてしまいます。

  6. ソフトウェアの使用条件が表示されます。
    内容を確認し、【Y】キーを押します。

  7. 【↓】キーを押して「領域を設定したあと、ご購入時の状態に戻す」を選んで【Enter】キーを押します。

  8. 「領域を任意に設定して戻す」がオレンジ色に反転していることを確認して【Enter】キーを押します。

  9. 画面に表示されるインジケータで容量を確認しながら、【←】、【→】キーで容量を指定します。

  10. 容量が決まったら、【Enter】キーを押します。

  11. 変更後の容量を確認し、【Y】キーを押します。

  12. 「復元しています....」と表示され、ファイルコピーが始まります。

  13. そのまましばらくお待ちいただき、「復元作業が正常に終了しました。」と表示されたら、電源ボタンを4秒以上押して電源を切ります。

  14. 電源を入れます。

  15. 「Microsoft Windows へようこそ」という画面が表示されるまで、そのまましばらく待ちます。

    アドバイス
    途中で「please wait...」と表示されます。途中で画面が真っ暗になりますが、電源は切らないでください。

  16. 継続してリカバリを行います。
    リカバリの方法については、マニュアルの次の箇所をご覧ください

    • 2004年夏モデル:『別冊 FMV活用ガイド(仮想ディスク編)』
      「仮想ディスク領域からリカバリする」→「リカバリを実行する」の手順13.から。

    • 2004年春モデル:『トラブル解決ガイド』
      「パソコンをご購入時の状態に戻す(リカバリ)」→「仮想ディスク領域からリカバリする」の手順13.から。

ご参考

領域を再設定する方法の、マニュアル記載箇所は次の通りです。

  • 2004年夏モデル:『FMV活用ガイド』
    「トラブルかなと思ったら」→「設定を変えたいときのQ&A集」→「CドライブとDドライブの割合を変更する」

  • 2004年春モデル:『トラブル解決ガイド』
    「Q&A集」→「こんなことがしたい」→「CドライブとDドライブの割合を変更する」

このQ&Aは役に立ちましたか?(今後の改善の参考とさせていただきます。)

Q&Aで問題が解決しないときは、下記の方法もお試しください。

その他の便利なサービス(有料)

オンライン学習サービスFMVまなびナビ

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