Q&Aナンバー【7304-8157】更新日:2016年6月28日

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リカバリ後に必要な作業について教えてください。

対象機種とOS
対象機種 すべて
対象OS
  • Windows 8.1
  • Windows 8
  • Windows 7
  • WindowsVista
  • Windows XP
  • Windows Me
  • Windows 2000
  • Windows 98
  • Windows 95

質問

リカバリを実行し、添付のアプリケーションのインストールなどが終わりました。
パソコンが購入時の状態に戻った後に必要な作業を教えてください。

回答

2015年5月発表モデルまでの機種向けのQ&Aです。
機種の発表時期は、次のQ&Aで確認できます。

Q&Aパソコンの正式な名称(品名/型名)と、発表時期(○○年×モデル)の確認方法を教えてください。

2015年9月・10月・12月発表モデル以降でWindows 10が搭載された機種の手順は、次のQ&Aをご覧ください。

Q&A[Windows 10] パソコンを初期状態に戻した後に必要な作業について教えてください。

パソコンをリカバリすると、データや設定がご購入時の状態に戻ります。
リカバリ後は、セキュリティを高め、リカバリ前の環境に近づけるため、いくつかの作業が必要です。



1番目の確認項目セキュリティ対策をする

パソコンをリカバリすると、パソコンのご購入後にインストールしたWindowsの更新プログラムはインストールされていない状態になり、セキュリティ対策ソフトのウイルス定義ファイル(パターンファイル)も元の状態に戻ります。

パソコンを安全にご利用いただくために、セキュリティ対策を行ってください。


ファイアウォールを有効にする

ウイルスの侵入を防ぐため、Windowsファイアウォールを有効にします。

インターネットを利用していると、悪意のある第三者がインターネットなどのネットワークを経由してお使いのパソコンに侵入し、パソコンの中から重要なデータを盗み出したり、パソコンのデータを破壊したりする危険性が出てきます。

そのようなとき、侵入を防ぐ最も効果的な方法が、「ファイアウォール(Firewall)」です。

ホームページやEメールなど、インターネットなどで使われている「TCP/IP」という通信規約を使ってやりとりされるデータは、ネットワークの「ポート」という通り道を行き来しています。

ファイアウォールはこのポートを監視し、防御壁の役割を果たすための機能です。

Windowsファイアウォールの状態を確認し、無効になっている場合は、有効に設定します。
設定方法については、次のQ&Aをご覧ください。

Windows Me、Windows 2000、Windows 98、Windows 95には、ファイアウォールの機能が搭載されていません。
ファイアウォールを設定できるセキュリティ対策ソフトを導入することをお勧めします。


インターネットの接続設定をする

リカバリ後は、インターネットの接続設定もご購入時の状態に戻っています(Windowsのセットアップ時に設定した場合を除く)。
インターネットに接続できるように、設定が必要です。

インターネットに接続する方法は、次のQ&Aをご覧ください。

Q&Aインターネットに接続する方法を教えてください。

重要
Windows XP以降のOSをお使いの場合、ファイアウォールを有効にするまでは、無線LANの設定を行ったり、パソコンにLANケーブルやモジュラーケーブルなど、インターネット用のケーブルを接続したりしないでください。


Windows Updateを実行する

パソコンを最新の状態にし、セキュリティを強化するために、インターネットを経由してWindows Updateを実行します。

Windows Updateとは、インターネットを通じてWindowsを最新の状態に更新する機能です。
主にWindowsの脆弱性(セキュリティ上の問題)を修正するための更新プログラムやその他の更新プログラム、追加機能が提供されています。

最近は、Windowsの脆弱性を悪用したコンピューターウイルスなどが多く存在します。
これによって、パソコンをご購入時のまま使用していると、コンピューターウイルスに感染してしまう危険性があります。

パソコンを最新の状態にし、セキュリティを強化するために、インターネットを経由してWindows Updateを実行します。

Windows Updateを実行する方法など、Windows Updateについて詳しくは、次のQ&Aをご覧ください。

Q&AWindows Updateの実行手順を教えてください。


セキュリティ対策ソフトを設定する

パソコンのセキュリティを高めるために、セキュリティ対策ソフトをインストールし、必要な設定をします。

2002年夏モデル以降のFMVパソコンには、セキュリティ対策ソフトのマカフィー リブセーフ、マカフィー マルチアクセス、Norton Internet Security(Norton AntiVirus)、ウイルスバスターのいずれかが用意されています。

セキュリティ対策ソフトは、パソコンをコンピューターウイルスや不正なアクセスから守るためのアプリケーションです。
ウイルス、スパイウェア、ネット詐欺、不正アクセスなど、さまざまな脅威からパソコンを保護します。

パソコンに付属のセキュリティ対策ソフトを使用する場合は、次のQ&Aをご覧になり、インストールと必要な設定を行ってください。

アドバイス

  • パソコンに添付のセキュリティ対策ソフトには、使用期限があります。また、セキュリティ対策ソフトの提供元にも、サポート期限があります。
    セキュリティ対策ソフトの使用期限を確認する場合は、次のQ&Aをご覧ください。

    Q&Aセキュリティ対策ソフトの使用期限を確認する方法を教えてください。

  • パソコンにセキュリティ対策ソフトが添付されていない場合や、更新サービスが終了している場合は、市販のセキュリティ対策ソフトのインストールを検討してください。

  • 市販のセキュリティ対策ソフトやその操作方法については、販売店や提供元、セキュリティ対策ソフトに添付のマニュアルでご確認ください。


2番目の確認項目以前の環境に近づける

パソコンをリカバリ前の環境に近づけます。


周辺機器を接続する

リカバリをする前に取り外した周辺機器やアンテナケーブルを接続し、それぞれのセットアップや設定を行います。

プリンターやスキャナー、LANカードなど、機器によっては、専用のドライバーをインストールする必要があります。
リカバリを行った後は、それらの機器を正常に動作させるために、ドライバーをインストールし直す必要があります。

ドライバーのインストールについては、機器のマニュアルや提供元で確認してください。


アプリケーションをインストールする

リカバリ前に、ご購入時の状態ではインストールされていない市販のアプリケーションやユーティリティなどを使用していた場合は、それらをインストールします。

インストール方法については、機器のマニュアルや提供元で確認してください。


バックアップしたファイルを復元する

リカバリ前にバックアップしたファイルを復元します。
操作方法は、次のQ&Aをご覧ください。


ドライバーや添付のアプリケーションを更新する

リカバリ後は、ドライバーや添付のアプリケーションもご購入時の状態に戻っています。

2003年冬モデル以降には、アップデートナビが用意されています。

アップデートナビは、インターネットを経由して、富士通がお勧めする最新情報やドライバーなどを自動的に取得できるアプリケーションです。
取得した情報をもとに、簡単な操作でアップデート(更新)することができます。

アップデートナビの使用方法については、次のQ&Aをご覧ください。

Q&Aアップデートナビの使い方を教えてください。

アドバイス
2003年夏モデル以前のパソコンをお使いの場合や、FMVサポートのホームページに公開されているドライバーやアプリケーションのアップデートプログラムなどを手動でインストールする場合は、次のQ&Aをご覧ください。

Q&AFMVサポートのダウンロードページから、ドライバー類をダウンロードして適用する方法を教えてください。



3番目の確認項目Cドライブの状態をまるごと保存する

2005年秋冬モデル〜2015年5月発表モデルには、お使いのパソコンのCドライブの状態を、まるごと保存することができる、ソフトウェアが用意されています。

リカバリが完了し、インターネットやメールの設定がすべて完了した状態で、Cドライブの状態を保存しておけば、簡単な操作でパソコンをCドライブの状態を保存したときの状態に戻すことができます。

トラブルに備えて、パソコンが正常なときにCドライブの状態を保存しておくことをお勧めします。

ソフトウェアの詳細については、お使いの機種に応じたQ&Aをご覧ください。

このQ&Aは役に立ちましたか?(今後の改善の参考とさせていただきます。)

Q&Aで問題が解決しないときは、下記の方法もお試しください。

その他の便利なサービス(有料)

オンライン学習サービスFMVまなびナビ

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