Q&Aナンバー【9305-6181】更新日:2007年8月30日
このページをブックマークする(ログイン中のみ利用可)
[Windows XP] 拡張オプションメニューについて教えてください。
対象機種 | すべて |
---|---|
対象OS |
|
質問
Windows XPの拡張オプションメニューについて教えてください。
回答
Windows XPの拡張オプションは、通常の起動とは別に、トラブルや起動の確認などに使用する起動オプションです。
セーフモードで起動するときなどに使用します。
Windows XPの拡張オプションを使用する場合は、次の手順で操作します。
「Windows XPの拡張オプションメニュー」の項目は、次のとおりです。
最低限のファイルとドライバ(マウス、キーボード、モニター、大容量ディスク、既定のシステムサービスなど)を使用してWindows XPを起動します。
ネットワーク接続はできません。問題の原因を特定したり解決する場合、このモードを選択します。
セーフモードでは、常駐アプリケーションなどのプログラムは起動しません。
問題の原因が常駐アプリケーションやドライバにある場合、問題の原因を特定したり解決することができます。
通常モードでパソコンが起動できないときに、セーフモードで起動できる場合は、常駐アプリケーションや周辺機器に問題が発生している可能性があります。
セーフモードの基本的な構成に加えてネットワークコンポーネントが読み込まれ、Windows XPを起動します。
セーフモードでネットワーク接続が可能になります。
セーフモードの基本的な構成に加えて、Windowsの起動後、Windowsの画面を表示せずにコマンドプロンプトを起動するモードです。
上級者向けのモードです。通常は使用しません。
Windows XPの起動時に読み込まれた(または読み込みに失敗した)すべてのドライバ、サービス、セキュリティのロードや初期化に関するログを次の保管場所に作成します。
保管場所:%systemroot%¥ntbtlog.txt
%systemroot%とは、Windowsがインストールされているフォルダのことです。
通常は「C:¥Windows¥ntbtlog.txt」となります。
画像解像度の設定に問題がある場合、最低限のビデオ機能(640×480モード)でWindows XPを起動します。
前回正常に起動した構成の情報を使用し、Windows XPを起動します。
ドライバの更新などシステムの変更を行った後にパソコンが正常に動作しない場合に使用します。
使用方法については、次のQ&Aをご覧ください。
[Windows XP / Windows 2000] 前回正常起動時の構成で起動する方法を教えてください。(新しいウィンドウで表示)
ドメインコントローラが使用する「Active Directory」を復元します。
通常は使用しません。
システム停止エラー(Stopエラー)の発生時に、デバックモードでWindows XPを起動し、システムの起動情報をシリアルケーブルで別のパソコンに送信します。
通常は使用しません。
通常モードでWindows XPが起動します。
パソコンが再起動し、通常モードでWindows XPが起動します。
Windowsの選択メニューに戻ります。
マイクロソフト社のサポート技術情報に関連の情報がありますのでご覧ください。
Windows XP のセーフ モード ブート オプションについて(文書番号:315222)
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;315222
セーフモードで起動するときなどに使用します。
次の項目を確認してください。
Windows XPの拡張オプションの起動
Windows XPの拡張オプションを使用する場合は、次の手順で操作します。
- Windowsを終了し、パソコンの電源を切ります。
- キーボードの【F8】キーの位置を確認します。
- パソコンの電源を入れます。
- 「FUJITSU」のロゴ画面の下にメッセージが表示されたら、【F8】キーをトントントンと断続的に何度か押します。
(FUJITSUロゴ画面の例)
「Windows 拡張オプションメニュー」が表示されます。
Windowsが通常通りに起動してしまった場合は、「スタート」ボタンからパソコンを再起動し、手順をもう一度やり直してください。
なお、「FUJITSU」のロゴ画面が表示される時間が短い場合は、電源を投入した直後から【F8】キーを断続的に押してください。 - 【↑】キーや【↓】キーを押し、「Windows XPの拡張オプション」にカーソルをあわせます。
「Windows XP拡張機能オプション」については、「Windows XPの拡張オプションメニュー」をご確認ください。 - 【Enter】キーを押します。
- 「オペレーティングシステムの選択」が表示されます。
【↑】キーや【↓】キーを押し、お使いのOS名にカーソルをあわせます。 - 【Enter】キーを押します。
Windows XPの拡張オプションメニュー
「Windows XPの拡張オプションメニュー」の項目は、次のとおりです。
次の場合に応じた項目を確認してください。
セーフモード
最低限のファイルとドライバ(マウス、キーボード、モニター、大容量ディスク、既定のシステムサービスなど)を使用してWindows XPを起動します。
ネットワーク接続はできません。問題の原因を特定したり解決する場合、このモードを選択します。
セーフモードでは、常駐アプリケーションなどのプログラムは起動しません。
問題の原因が常駐アプリケーションやドライバにある場合、問題の原因を特定したり解決することができます。
通常モードでパソコンが起動できないときに、セーフモードで起動できる場合は、常駐アプリケーションや周辺機器に問題が発生している可能性があります。
セーフモードとネットワーク
セーフモードの基本的な構成に加えてネットワークコンポーネントが読み込まれ、Windows XPを起動します。
セーフモードでネットワーク接続が可能になります。
セーフモードとコマンドプロンプト
セーフモードの基本的な構成に加えて、Windowsの起動後、Windowsの画面を表示せずにコマンドプロンプトを起動するモードです。
上級者向けのモードです。通常は使用しません。
ブートのログ作成を有効にする
Windows XPの起動時に読み込まれた(または読み込みに失敗した)すべてのドライバ、サービス、セキュリティのロードや初期化に関するログを次の保管場所に作成します。
保管場所:%systemroot%¥ntbtlog.txt
%systemroot%とは、Windowsがインストールされているフォルダのことです。
通常は「C:¥Windows¥ntbtlog.txt」となります。
VGAモードを有効にする
画像解像度の設定に問題がある場合、最低限のビデオ機能(640×480モード)でWindows XPを起動します。
前回正常起動時の構成(正しく動作した最新の設定)
前回正常に起動した構成の情報を使用し、Windows XPを起動します。
ドライバの更新などシステムの変更を行った後にパソコンが正常に動作しない場合に使用します。
使用方法については、次のQ&Aをご覧ください。
[Windows XP / Windows 2000] 前回正常起動時の構成で起動する方法を教えてください。(新しいウィンドウで表示)
ディレクトリサービス復元モード(Windows CD)
ドメインコントローラが使用する「Active Directory」を復元します。
通常は使用しません。
デバックモード
システム停止エラー(Stopエラー)の発生時に、デバックモードでWindows XPを起動し、システムの起動情報をシリアルケーブルで別のパソコンに送信します。
通常は使用しません。
Windowsを通常起動する
通常モードでWindows XPが起動します。
再起動する
パソコンが再起動し、通常モードでWindows XPが起動します。
OS選択メニューに戻る
Windowsの選択メニューに戻ります。
マイクロソフト社のサポート技術情報に関連の情報がありますのでご覧ください。
Windows XP のセーフ モード ブート オプションについて(文書番号:315222)
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;315222