▽ | 第26回目 空港でのモバイラー観察記の巻 |
梅雨を迎えた地方の皆様お元気でしょうか? 私が住む北海道は雨が降ったり、真夏並みの快晴だったりとなかなか落ち着きませんが.... と言うわけで、相変わらず毎週のように札幌と東京を往復するJacoなのである。 最近感じたのだが、雨が降っているとなんとなく携帯電話の着信がよろしくないような気がするのだが、皆さんはどうだろうか。 先週羽田空港でメールの送受信を行おうとしたのだが、いつもは受信OKな場所だったのに上手くつながらないのである。 私の場合飛行機を降りたら、空港内の喫煙スペースで煙草を吸いながら、メールの送受信を行うのがいつものパターンなので、携帯電話やPHSの着信が悪いと困るのだ。 何もそんなアナタ、空港に来てまでメールの送受信を行わなくても良いじゃないの。 そうおっしゃりたい方もいるだろう。 しかしこれから飛行機に乗るので、2時間近くメールのやりとりができないとか、その逆で2時間近くメールを確認していないという人にとっては、空港でのメールチェックは貴重な瞬間なのだ。 雨が降っていようと、やりが降っていようと、きちんとつながって欲しいものである。 今回のCX日記では、そんな想いを込めて(どんな想いだ?)日頃お世話になっている空港でのモバイルについて、散文的にお送りしたいのである。 たとえば空港でのモバイラーとは.... ●グレ電と携帯を併用する人 ISDN公衆電話(緑ではなく黒い電話)をご存知だろうか? 携帯電話でのモバイルがそれほど一般的ではなく、携帯電話もアナログが中心だった頃は、これが屋外での通信に幅を聞かせていた。 通称グレ電という奴である。 これはノートパソコンやINTERTOPのようなWindows(R)CEマシン、その他のモバイル端末でデータ通信を行う場合非常に便利である。 まず、当然のことながら携帯電話やPHSと違って、電波状況によって通信が途切れるようなことがない。 たまに携帯のバッテリーが切れて公衆電話で電話すると、音声が非常にクリアで驚かされる。 携帯電話なんて物がなかった頃は、公衆電話は話しにくかったのだが、今となっては公衆電話は非常に音声がクリアに感じるのだ。 で、そのグレ電であるが、最近は少し通信の利用者が減ってきているようである。 おそらく携帯電話のデータ通信速度が飛躍的に向上してきているためではないだろうか。 しかし先日「グレ電話で通信しながら携帯で話をしている人」を空港で見かけた。 なかなかの強者である。 会社の専用線にパソコンがつながっている場合、電話で相手と話しながら「はい、今メール送ったよ」ということもある。 おそらくはそんなオフィス感覚を空港でも再現しているのだろう。 でも知らない人が見たら、なかなかに不思議な光景である。 グレ電の受話器はフックにかかっているままなので「ありゃ一体何してるんだろう?」と思うのではないだろうか? |
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