他の並んでいる人達も、なんだかこちらの方をちらちら見ているような気がしてきた。 まずい、ここで無様な姿を見せるわけにはいかない。 「ごめんなさい、つながりませんでした」 などとは言えないような空気が漂いはじめている。 私はまずブラウザを立ち上げた。 すると、なんとダイヤルアップ接続のウィンドウもいっしょに表示されるではないか。 |
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そのウィンドウには「ユーザー名」や「パスワード」がきちんと設定されている。 私が加入しているプロバイダの電話番号もしっかり入っている。 ブラウザについて何か設定した覚えはないのだが.... このまま「接続」のボタンをタップすればつながるのだろうか? しかし、どちらにしてもこの設定は、どうやらPSH経由ではなく自宅で電話線を使う場合の設定だ。 私の加入しているプロバイダは(他もそうだと思うのだが)通常の電話回線を使用する場合と、 PHSを使う場合では、アクセスポイントの電話番号が違うのだ。 このまま「接続」ボタンをタップすると、電話線がささっていないため、当然接続エラーになって しまうだろう。 私はそこで「通信設定」をチェックすることにした。 「インターネット設定編集」の項目を確認して、まず自宅の電話回線用とPHS用の設定が2つあること を確認する。 あれ?、ちょっと待てよ...「ブラウザ設定」なるボタンがあるではないか。 |
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私は試しにPHS用の接続を選択してから、「プラウザ設定」のボタンをタップしてみた。 すると.... |
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「このアクセスポイントをインターネットエクスプローラの接続先として設定するか?」 と聞いてくるではないか。 そこで「はい」をタップする。 これできちんとつながりそうな気がしてきた。 念のためプロバイダ名の横にある「編集」ボタンをタップして中身を確認すると、確かに TCP/IPの設定もきちんとされていた。 私はメールの設定のみ行ったつもりでいたが、考えてみればプロバイダへの接続はすべて終了 していたのである。 |
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