モバイルスイートPIMデータ移行ツール
修正モジュール
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本修正の適用対象
INTERTOPCX300でバックアップしたデータを、移行ツールを使用して、次のいずれかの環境に移行されるか、すでに移行されたかたが対象になります。
INTERTOPCX310
INTERTOPCX300に対しROMアップグレードを実施

1.修正の概要
1.1
INTERTOPCX300を使用していて、データ移行ツールを使い、INTERTOPCX310または、ROMアップグレードキット環境にデータを移行すると発生する以下の不具合を修正します。

1)
データ移行ツールを使って、CX300でバックアップしたデータを移行した後に、モバイルスイート予定表の記念日・祝日の編集画面で、[参照]を実行すると、記念日・祝日のサンプル画面が表示されずに、「レジストリの読み書きに失敗しました」というメッセージが表示される。
2)
記念日・祝日の[追加]より、「記念日として扱う」や「国民の祝日として扱う」を指定せずに「休日として扱う」のみの記念日を移行すると、日付が赤色で表示されるだけで、記念日の名称が表示されない。

1.2
予定表に含まれる記念日データの移行で以下の点を強化します。

記念日・祝日編集の[参照]で祝日のサンプルを選んで登録されている場合、祝日の適用範囲が、1900年から2099年までとなっているものを、適切な年の範囲に移行します。
なお、INTERTOPCX310および、CX300のROMアップグレードキットに搭載のモバイルスイートV1.2からは、サンプルが適切な範囲に設定されていますのでV1.2で登録されたデータは問題ありません。また、記念日の登録の際に、適用する年の範囲を指定できるように改善されています。バージョンを確認されるには、ツールメニューから「バージョン情報」を選択します。

これから移行を行うかたおよび、上記現象に該当する場合、下記のモバイルスイートPIMデータ移行ツールを適用してください。また、既にCD-ROMに添付されているモバイルスイートPIMデータ移行ツールを実行された方も、上記問題に該当する場合には、再度このツールを実行してください。このツールは一度実行するだけでよいのですが、既に移行後のデータに対して、何度実行しても問題はありません。

2.修正の適用方法
修正の適用方法は、本修正をPCを使ってダウンロードするか、INTERTOPを使ってダウンロードするかによって異なります。
既にCD-ROMにあるモバイルスイートPIMデータ移行ツールがセットアップされている場合、コントロールパネルよりアプリケーションの削除を選び、「FujitsuモバイルスイートPIMデータ移行ツール」を 削除しておきます。

2.1
パソコンを使って本修正をダウンロードし、適用する場合

1)
あらかじめ、パソコン側にActiveSync3.0をインストールして、パソコンとINTERTOPを接続します。(詳細の手順についてはマニュアルをご覧ください)
2)
修正モジュール(FJ_PIMCVV121.EXE)をPCの任意の場所にダウンロードします。(サイズは約589KBです)
3)
ダウンロードしたEXEファイルを実行すると、DISK1フォルダが作成されます。その中にあるSETUP.EXEファイルを実行します。
4)
転送したファイルを実行(ダブルクリック)するとインストールが開始されます。
5)
続けてINTERTOP側で2.3の操作を行ってください。

★ダウンロード

2.2
INTERTOPを使って本修正をダウンロードし、適用する場合

1)
FJ_PIMCVV121.cabをINTERTOPの任意の場所にダウンロードします。(サイズは約60KBです)
2)
ダウンロードしたファイルを実行(ダブルタップ)するとインストールが開始されます。
3)
続けてINTERTOP側で2.3の操作を行ってください。

★ダウンロード

2.3
モバイルスイートPIMデータ移行ツールの操作方法

1)
INTERTOPにおいて、モバイルスイートPIMが起動していた場合、終了します。
2)
INTERTOPのデスクトップに登録されたアイコンをダブルタップして、モバイルスイートPIMデータ移行ツールを起動します。
3)
移行に関する説明や注意事項が表示されますので、了承の上「はい」を選びます。「データベース移行中...」のメッセージが表示され、「データを移行しました」メッセージが表示されて処理が終了します。
4)
メッセージを閉じて、コントロールパネルよりアプリケーションの削除を選び、「FujitsuモバイルスイートPIMデータ移行ツールV1.21」を削除してください。

3.注意事項
CX300のすべてのデータを移行する「データ移行ツール」を使用される場合、PIMデータ移行ツールを適用する前に使用してください。先にPIMデータ移行ツールを適用された場合は、「データ移行ツール」実行後にもう一度、PIMデータ移行ツールを実行する必要があります。