PC(パソコン)とINTERTOP CXのPIMの同期 up サポート情報
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Intellisync for WindowsCEを使用して、PC(パソコン)とINTERTOP CXのPIMデータを同期(シンクロナイズ)させることができます。

準備
Intellisync for WindowsCEでPC(パソコン)とINTERTOP CXのPIMデータを同期させるためには、以下の準備が必要です。
●ActiveSyncのインストール
●PC(パソコン)とINTERTOP CXの接続
●Intellisync for WindowsCEのインストール

詳しくは、INTERTOP CXに付属の『ソフトウェア編』にある「第4章 PCと接続してデータをやりとりしよう」やINTERTOP CXアプリケーションCD-ROM内のマニュアル(\manual\Intellisync\Intellisyncユーザーズガイド.docまたはIntellisyncユーザーズガイド.htm)をご覧ください。

■Intellisync for WindowsCEでの同期例
Intellisync for WindowsCEを使用して、PC(パソコン)側のPIM
(Outlook97/98/2000)とモバイルスイートPIM(予定表/作業表/住所録) のデータを同期させる操作例を説明します。
◆ActiveSyncの設定
Intellisync for WindowsCEで同期させるPC(パソコン)のデータは、
ActiveSyncでは同期させないように設定してください。また、 ActiveSyncで同期させるタイミングを手動に設定してください。
@PC(パソコン)とINTERTOP CXを接続。
[Microsoft ActiveSync]ウィンドウが開き、同期設定してあるデータの同期が始まります。
Microsoft activesync
A[ツール]メニュー→[オプション]の順にクリック。
[オプション]ダイアログボックスが表示されます。
B[同期の設定]タブ画面で、[仕事]、[予定表]、および[連絡先]のチェックを消す。
オプション
重要
同一のデータに対して、Intellisync for WindowsCEとActiveSyncの両方で同期
(シンクロナイズ)を行うと、予期しないデータの破壊等がおこる可能性があります。
Intellisync for WindowsCEを使用する場合には、ActiveSyncでの同期
(シンクロナイズ)は行わないでください。

C[同期モード]タブ画面で、[手動で同期]ラジオボタンをオンにする。
オプション

D[OK]をクリック。
[Microsoft ActiveSync]ウィンドウに戻ります。
◆Intellisync for WindowsCEの起動
@[スタート]ボタン→[プログラム]→[Intellisync for Windows CE(富士通版)]→ [Intellisync for Windows CE(富士通版)]の順にクリック。
[Intellisync for Windows CE]ウィンドウが開きます。
Intellisync for Windows CE(富士通版)

◆環境設定
同期させるINTERTOP CX側のPIMやPC(パソコン)側のPIMを設定する操作です。
同じ設定内容で同期させる場合は、次回にこの設定を行う必要はありません。

@ツールバーの[モバイルスイート PIM]ラジオボタンをオンにする。
ポイント
INTERTOP CX側のPocket Outlookと同期させる場合は、[Poket Outlook]ラジオボタンをオンにします。

A[環境設定]アイコンをダブルクリック。
[環境設定]ダイアログボックスが表示されます。
環境設定

B[モバイルスイートPIM アプリケーション]ボックスの[作業表]チェックボックスをチェックし、[選択]をクリック。
[トランスレータの選択]ダイアログボックスが表示されます。
トランスレータの選択
ポイント
初めて環境設定を行った場合、[トランスレータの選択]ダイアログボックスは、[環境設定]ダイアログボックスのチェックボックスをチェックした時点で表示されます。

C[使用可能なトランスレータ]ボックスの「MS Outlook 97/98」をクリック。
ポイント
PC(パソコン)側のFM手帳(PersonalIntelligenceManager)と同期させる場合は、「Fujitsu PIM」をクリックします。

D「操作」グループの[シンクロナイズ]ラジオボタンをオンにする。
ポイント
[インポート]ラジオボタンは、PC(パソコン)側のデータをもとに、INTERTOP CXのデータを追加/変更するときにオンにします。
[エクスポート]ラジオボタンは、INTERTOP CX側のデータをもとに、PC(パソコン)のデータを追加/変更するときにオンにします。

E[OK]をクリック。
[環境設定]ダイアログボックスに戻ります。
F住所録または予定表のデータを同期させるときは、[環境設定]ダイアログボックスの[住所録]チェックボックスまたは[予定表]チェックボックスをチェックし、手順C〜Eを行う。
ポイント
予定表の過去のデータも含めてデータ転送を行いたい場合には、手順Aの[環境設定]ダイアログボックスで予定表を選び[詳細]をクリックして[詳細設定]ダイアログボックスを表示します。次に、[日付範囲]タブ画面で、[全てのアイテムを転送]ラジオボタンをオンにします。
詳しくは、Intellisync for Windows CEのヘルプをご覧ください。

G[OK]をクリック。
[Intellisync for Windows CE]ウィンドウに戻ります。

◆同期開始
@[Intellisync for Windows CE]ウィンドウで、[シンクロナイズ]アイコンをダブルクリック。
同期の処理が開始されます。
シンクロナイズ

コラム

Intellisync for WindowsCEでは、INTERTOP CXとPC(パソコン)側のアプリケーションファイル間でデータを転送するためのフィールドマップが提供されています。このフィールドマップを編集して、データが転送されるフィールド(項目)を変更できます。
[環境設定]ダイアログボックスで編集したいアプリケーションを選んで[詳細]をクリックし、[詳細設定]ダイアログボックスで[フィールドマップ]をクリックして[OK]をクリックすると、[フィールドマップ]ダイアログボックスが表示されます。
フィールドマップの編集は、この[フィールドマップ]ダイアログボックスで行います。

フィールドマップ

INTERTOP CX側のPocket OutlookとPC(パソコン)側のFM手帳(PersonalIntelligenceManager)を同期させる場合も、フィールドマップを編集できます。ただし、表示されるPocket Outlookのフィールド(項目)は、旧バージョンのため名称が一部異なります。INTERTOP CXに搭載されているPocket Outlookのフィールドと名称が異なる場合でも、フィールドマップでの指定に従い、対応するフィールドの間で同期を行います。
製品名称を、次のように省略して表記しています。
Intellisync® for Windows CE →Intellisync for Windows CE