PC(パソコン)とINTERTOP CXのPIMの同期 up サポート情報
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Intellisync for WindowsCEを使用して、PC(パソコン)とINTERTOP CXのPIMデータを同期(シンクロナイズ)させることができます。

準備
Intellisync for WindowsCEでPC(パソコン)とINTERTOP CXのPIMデータを同期させるためには、以下の準備が必要です。
●Microsoft ActiveSync3.0のインストール
●PC(パソコン)とINTERTOP CXの接続
●Intellisync for WindowsCEのインストール

詳しくは、INTERTOP CXに付属のマニュアルやINTERTOP CXアプリケーションCD-ROM内のマニュアル(\manual\Intellisync\Intellisyncユーザーズガイド.docまたはIntellisyncユーザーズガイド.htm)をご覧ください。

■Intellisync for WindowsCEでの同期例
Intellisync for WindowsCEを使用して、PC(パソコン)側のPIM
(Outlook97/98/2000)とモバイルスイートのPIM(予定表/作業表/住所録) のデータを同期させる操作例を説明します。

◆Microsoft ActiveSync3.0の設定
Intellisync for WindowsCEで同期させるPC(パソコン)のデータは、
Microsoft ActiveSync3.0では同期させないように設定してください。また、 Microsoft ActiveSync3.0で同期させるタイミングを手動に設定してください。

@PC(パソコン)のデスクトップの[Microsoft ActiveSync]アイコンをダブルクリック。
[Microsoft ActiveSync]ウィンドウが開きます。 Microsoft ActiveSync
A[ツール]メニュー→[オプション]の順にクリック。
[オプション]ダイアログボックスが表示されます。
B[同期の設定]タブの[予定]、[連絡先]、および[仕事]のチェックを消す。
[同期モード]タブの[手動で同期]を選択する。
[同期モード]タブの[手動で同期]
重要
同一のデータに対して、Intellisync for WindowsCEとMicrosoft ActiveSync3.0の両方で同期
(シンクロナイズ)を行うと、予期しないデータの破壊等がおこる可能性があります。
Intellisync for WindowsCEを使用する場合には、Microsoft ActiveSync3.0での同期
(シンクロナイズ)は行わないでください。

C[OK]をクリック。
[Microsoft ActiveSync]ウィンドウに戻ります。

◆Intellisync for WindowsCEの起動
@[スタート]ボタン→[プログラム]→[Intellisync for Windows CE(富士通版)]→ [Intellisync for Windows CE(富士通版)]の順にクリック。
[Intellisync for Windows CE]ウィンドウが開きます。
Intellisync for Windows CE(富士通版)

◆環境設定
同期させるINTERTOP CX側のPIMやPC(パソコン)側のPIMを設定する操作です。
同じ設定内容で同期させる場合は、次回にこの設定を行う必要はありません。

@ツールバーの[モバイルスイート PIM]ラジオボタンをオンにする。
ポイント
INTERTOP CX側のPocket Outlookと同期させる場合は、[Pocket Outlook]ラジオボタンをオンにします。

A[環境設定]アイコンをダブルクリック。
[環境設定]ダイアログボックスが表示されます。
環境設定
ポイント
過去のデータも含めてデータ転送を行いたい場合には、まず、[環境設定]ダイアログボックスで[詳細設定]をクリックして[詳細設定]ダイアログボックスを表示します。次に、[日付範囲]タブをクリックし、[全てのアイテムを転送]ラジオボタンをオンにします。
詳しくは、INTERTOP CXアプリケーションCD-ROM内のマニュアル(\manual\Intellisync\Intellisyncユーザーズガイド.docまたはIntellisyncユーザーズガイド.htm)をご覧ください。

B[モバイルスイートPIM アプリケーション]ボックスの[作業表]チェックボックスをチェックし、[選択]をクリック。
[トランスレータの選択]ダイアログボックスが表示されます。
トランスレータの選択
ポイント
初めて環境設定を行った場合、[トランスレータの選択]ダイアログボックスは、[環境設定]ダイアログボックスのチェックボックスをチェックした時点で表示されます。

C[使用可能なトランスレータ]ボックスの「MS Outlook 97/98」をクリック。
ポイント
PC(パソコン)側のFM手帳(PersonalIntelligenceManager)と同期させる場合は、「Fujitsu PIM」をクリックします。

D「操作」グループの[シンクロナイズ]ラジオボタンをオンにする。
ポイント
[インポート]ラジオボタン…PC(パソコン)側のデータをもとに、INTERTOP CXのデータを追加/変更するときにオンにします。
[エクスポート]ラジオボタン…INTERTOP CX側のデータをもとに、PC(パソコン)のデータを追加/変更するときにオンにします。

E[OK]をクリック。
[環境設定]ダイアログボックスに戻ります。
F住所録または予定表のデータを同期させるときは、[環境設定]ダイアログボックスの[住所録]チェックボックスまたは[予定表]チェックボックスをチェックし、手順C〜Eを行う。
重要
環境設定した結果は、WindowsCEサービスのインストール時に設定した「デバイス名」ごとに保存されます。 異なるデバイス名を持ったINTERTOP CXを接続した場合は、使用される環境が異なることに注意してください。

G[OK]をクリック。
[Intellisync for Windows CE]ウィンドウに戻ります。

◆同期開始
@[Intellisync for Windows CE]ウィンドウで、[シンクロナイズ]アイコンをダブルクリック。
同期の処理が開始されます。
シンクロナイズ

コラム

Intellisync for WindowsCEでは、INTERTOP CXとPC(パソコン)側のアプリケーションファイル間でデータを転送するためのフィールドマップが提供されています。このフィールドマップを編集して、データが転送されるフィールド(項目)を変更できます。
[環境設定]ダイアログボックスで[詳細]をクリックし、[詳細設定]ダイアログボックスで[フィールドマップ]をクリックすると、[フィールドマップ]ダイアログボックスが表示されます。
フィールドマップの編集は、この[フィールドマップ]ダイアログボックスで行います。

フィールドマップ

INTERTOP CX側のPocket OutlookとPC(パソコン)側のFM手帳(PersonalIntelligenceManager)を同期させる場合も、フィールドマップを編集できます。ただし、表示されるPocket Outlookのフィールド(項目)は、旧バージョンのため名称が一部異なります。INTERTOP CXに搭載されているPocket Outlookのフィールドと名称が異なる場合でも、フィールドマップでの指定にしたがい、対応するフィールドの間で同期を行います。
製品名称を、次のように省略して表記しています。
Intellisync® for Windows CE →Intellisync for Windows CE