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■なぜ、どうして?OASYSのナゾ
Q14 作った「文字パターン」がない!?

悲劇が起こりました。聞いてください....。先日、初めて自分で文字パターンを作りました。「われながらよくできた」なんて、感心していたんです。それから数日後、イラスト文字を使いたくて本体に読み込みましたが、2回行うと1回目のものが消えてしまいます。この時点で、文書中のイラスト文字も2回目のものに変わっていました。いったい、どうして?もしかして、苦労して作った文字パターンは消えてしまったのでしょうか。もう、頭の周りが「なぜ?」の嵐です。

A14
だいぶショックが深いようですが、大丈夫ですか?まずは結論から。作った文字パターンをフロッピィに書き込んでいたら、大丈夫、あなたの力作は残っていますよ。でも書き込んでいなかったら、ごめんなさい....ということになります。
どうしてこんなことになってしまったのかというナゾ解きでが、ちょっとわかりにくいので、こんな例でご説明しましょう。
文字パターンには区点コードという番地があり、1つずつそこに割り当てられています。でもこの番地には、2階建の建物がたっているのです。つまり、本体内のものが1階。フロッピィの中のものが2階と考えてください。もちろん、1階と2階に別のものが入っていることだってあります。
で、画面に表示できるものは本体内のものだけですから、2階にあるもの(フロッピィの中に入っているもの)は、1階(本体内)に呼んでこなければなりません。ところが2階の住人を呼んでくると、1階の住人は追い出されてしまいます。これが、今回の悲劇の原因だったのです。
では、どうすればよかったのか。まず、本体内にある文字パターンを「文字パターン書込」で、書き込んでも差し障りのないフロッピィに保存すること。その後に、作成した文字パターンをさっきとは別のフロッピィに、同じように保存します。これで2つのフロッピィができたことになりますね。
で実際に使うときは、フロッピィから「文字パターン読出」で、本体内に読み出して使います。「フロッピィ読出/書込」は、それが本体であれフロッピィであれ、元の内容に上書きされ、新しいものに置き変わってしまうので慎重に。これで頭の周りにたくさんあった「なぜ? 」も消えましたよね。

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