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Windows(R) 95 でネットワーク環境を構築される場合は、このステップをご参照ください。ネットワークをお使いにならない場合は、次のステップにお進みください。
- (1) FMV-181, 181A, 182, 182A の LAN カードをお使いの場合
- (2) FMV-J181, J182, J182A の LAN カードをお使いの場合
- (3) ワークグループに名前を付ける
- (4) ケーブルを抜く場合
(1) FMV-181, 181A, 182, 182A の LAN カードをお使いの場合
(a) LAN カードのセットアップ時の注意点
- [LAN カード添付のセットアップユーティリティ] を使って、LANカードのI/Oアドレス、IRQの設定を行う必要があります。設定を変更した後は必ず、パソコン本体の電源を切断し、再投入してください。
- [FMV-181/182のプロパティ] の [リソース] タブ内で設定する I/O アドレス、IRQの設定は、[LANカード添付のセットアップユーティリティ] でLAN カードに設定した値に合わせる必要があります。
- LAN カードの設定変更は、ドライバが動作している状態では行えません。
(b) ドライバのインストールについて
- これらのLAN カードは、Windows(R) 95 のセットアップによって、自動的に認識されません。したがって、[ネットワークのプロパティ] の[ネットワークの設定]タブ内の [追加(A)...]ボタンをクリックして、ネットワークアダプタを手操作で追加する必要があります。
- Windows(R) 95を〔標準〕 でインストールすると、ドライバはインストールされません。以下の方法でインストールしてください。
- Windows(R) 95と同時にインストールする場合
- Windows(R) 95を〔カスタム〕でインストールしてください。
- Windows(R) 95と同時にインストールしない場合
- インストール終了後、〔コントロールパネル〕から〔ネットワーク〕、〔追加〕、〔アダプタ〕、〔追加〕 を順に選択し、ドライバをインストールしてください。
- ローカルインストールでWindows(R) 95 を新規にインストールする場合、以下のことに注意してください。
- インストール前に、既存のドライバは起動しないでください。ドライバを起動してWindows(R) 95 のインストールを行うと、インストール前に起動した既存のドライバは正しく組み込まれません。
(c) ドライバの設定について
ドライバの設定は、[FMV-181/182のプロパティ] の [詳細設定] で行います。次のパラメータが変更できます。
- ローカルノードアドレス:
- エンハンスモード (32ビットまたは16ビット) NDIS ドライバを使用する場合に有効です。設定は、[Local Node Address] で指定します。16進数 12桁で、上位 2 桁は "02" で指定してください。誤ったローカルアドレスが指定された場合、グローバルアドレスで動作します。
なお、リアルモード (16ビット) NDIS ドライバを使用してローカルノードアドレスを指定する場合は、LANカード添付のマニュアルを参照し、ドライバの環境ファイルにパラメータで指定してください。
- ドライバ内の送信キューのエントリ数:
- リアルモード (16ビット) NDIS ドライバを使用する場合に有効です。設定は、[Maximum Transmits] で指定します。範囲は 1 から 40 で、デフォルトは 6 です。ネットワークが高負荷のときにこの値を大きくすると、パフォーマンスの低下を抑制することができます。
(d) リアルモード(16ビット) NDIS ドライバについて
エンハンスモード (32ビット) NDIS ドライバを使用している場合、MS-DOSモードでリアルモード NDIS ドライバがロードされていると、EXIT コマンドでの Windows(R) 95 起動時に F3AB18XI.SYS で一般保護例外エラーが発生することがありますので、リアルモード NDIS ドライバを外してから、Windows(R) 95 を起動してください。
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(2) FMV-J181, J182, J182A の LAN カードをお使いの場合
(a) LAN カードのセットアップ時の注意点
- FMV-J181/J182/J182A の LAN カードを使う前に、32ビットの PC カードドライバをセットアップしておく必要があります。32ビットのPC カードドライバのインストール方法は、本ガイドの Step 3 の(10) を参照してください。
(b) ドライバのインストールについて
- Windows(R) 95 へのアップグレード、再インストールを行った場合、またはWindows(R) 95のプレインストールマシンで、LAN カードを装着すると、LANカードは自動認識されますが、ドライバが自動インストールされません。(FMV-J181 LANカードは除きます)
LANカードが自動認識されると『新しいハードウェア』のダイアログが表示されますので、以下の手順でインストールしてください。
- FMV-J182 LANカードの場合
-
- 『新しいハードウェア』の[一覧から選ぶ(S)]→[OK]→
『ハードウェアの種類の選択』→
- [ネットワークアダプタ]→[OK]→『デバイスの選択』→
- {製造元(M)}→[FUJITSU]→{モデル(D)}→[FMV-J182]→
- [OK]→(ファイルコピー開始)→
- 《フロッピィドライブ》→ ランプが消えたらフロッピィを取り出す →
- 『システム設定の変更』ダイアログの[はい(Y)]→(システム再起動)
- FMV-J182A LANカードの場合
-
- 『新しいハードウェア』の[ハードウェアの製造元が提供するドライバ(M)]→[OK]
- 『フロッピィディスクからインストール』→ LANカード添付のフロッピィディスクを《フロッピィドライブ》へ挿入
- {配付ファイルのコピー元:} → 《フロッピィドライブ》を指定
例) “a:\”→[OK] → (ファイルコピー開始)
- 『ディスクの挿入』 の[OK] →
- 『ファイルのコピー』 → {ファイルのコピー元(C):} → Windows(R) 95をインストールしたドライブの下のWindows(R) 95ディレクトリを指定
例) “d:\Windows(R) 95”→[OK]→ (コピー続行)
- 《フロッピィドライブ》→ ランプが消えたらフロッピィを取り出す →
- 『システム設定の変更』ダイアログの[はい(Y)]→(システム再起動)
- ローカルインストールでWindows(R) 95を新規にインストールする場合、以下のことに注意してください。
- インストール前に、既存のドライバは起動しないでください。ドライバを起動してWindows(R) 95 のインストールを行うと、インストール前に起動した既存のドライバが正しく組み込まれません。Windows(R) 95 を〔標準〕でインストールしてから、ドライバを追加してください。
- ローカルインストールでリアルモード(16ビット)ドライバから、 エンハンスモード(32ビットまたは16ビット)NDISドライバに変更する場合は、以下の方法で行ってください。
- リアルモード(16ビット)ドライバを削除し、32ビットのPCカードドライバをインストールしてから、Windows(R) 95を再起動し、エンハンスモード(32ビットまたは16ビット)NDISドライバをインストールしてください。
(c) ドライバの設定について
ドライバの設定は、[FMV-J181 のプロパティ] または[FMV-J182のプロパティ]の [詳細設定] で行います。次のパラメータが変更できます。
- ローカルノードアドレス:
- 設定は、[Local Node Address] で指定します。16進数 12桁で、上位 2桁は "02" で指定してください。誤ったローカルアドレスが指定された場合、グローバルアドレスで動作します。
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(3) ワークグループに名前を付ける
[ワークグループ] 名は、次の手順で指定 (変更) します。
- [スタート]→[設定(S)]→[コントロールパネル(C)]→
- [[ネットワーク]] →『ネットワーク』→
- 〈ユーザー情報〉→{ワークグループ}→ ワークグループ名を入力 →
- [OK]
[ワークグループ] 名は、環境により次のように命名してください。これ以外の指定をおこなうと、[ネットワークコンピュータ] フォルダに見えるべきコンピュータ名が見えなくなることがあります。
- (a) WindowsNT(R) サーバのクライアントの場合
- ドメイン名を指定してください。
- (b) NetWare サーバのクライアントの場合
- サーバ名を指定してください。
- (c) それ以外 (Peer to Peer 接続等) の場合
- 任意のワークグループ名を指定してください。
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(4) ケーブルを抜く場合
LAN 環境を構築したあとでケーブルを抜いてしまうと、起動途中やセットアップ途中などでハングアップする (しているように見える) ことがあります。ケーブルを抜いただけの状態でシステムを再起動することは避けてください。
ケーブルを接続しないときは、LAN カードのドライバを削除してください。
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