このページの本文へ移動


Step 5 ..... Windows(R) 95 を使う

目次に戻る
セットアップが無事終了し、いよいよ Windows(R) 95 を使える状態になりました。このステップでは、Windows(R) 95 をご利用になる上での、つまずきやすいポイント等をまとめてあります。
(1) FMR / TOWNS シリーズのフロッピィを扱う
(2) PCMCIA カードを抜く
(3) MS-DOS モードからの Windows(R) 95 の起動
(4) FMR / TOWNS で使っていたフロッピィ (1.2M バイト形式) のフォーマット
(5) Windows(R) 95 のアンインストール

(1) FMR / TOWNS シリーズのフロッピィを扱う

3 モードのフロッピィドライバをセットアップしておく必要があります。Step 3 の (8) をご参照ください。FMR / TOWNS シリーズのフロッピィをお使いになる場合は、必ず[ライトプロテクト]状態にしてお使いください。
Windows(R) 95 から、FMR / TOWNS シリーズで起動するフロッピィ (FMR / TOWNS 用 MS-DOS 6.2 のシステムフロッピィなど) にアクセスすると、ライトプロテクトされていないフロッピィは、FMR / TOWNS 上で起動しない状態に変わってしまいます。必ずライトプロテクトしてください。
※データを書き込む必要がある場合、[ライトプロテクト]を外してください。普通のデータフロッピィ (起動できないフロッピィ) の場合は問題ありません。起動できるフロッピィの場合は、起動が不可能となりますが、データが壊れることはありません。

戻る


(2) PCMCIA カードを抜く

動作中に PCMCIA カードをいきなり抜いてしまうと、システムが誤動作することがあります。必ず、次の手順を踏んでから、カードを抜くようにしてください。
  1. 『タスクバー』の隅にある[PCカード](小さなアイコンをクリックします) →
  2. […………… の中止](カードがあるときはメニューが現れますので、クリックします) →‘このデバイスは安全に取り外せます’→
  3. カードを抜き取る →
  4. [OK]

戻る


(3) MS-DOS モードからの Windows(R) 95 の起動

MS-DOS モードからは、EXIT コマンドで Windows(R) 95 に戻ります (再起動します)。WIN コマンドは使用しないでください。

戻る


(4) FMR / TOWNS で使っていたフロッピィ (1.2M バイト形式) のフォーマット

『エクスプローラ』や『マイコンピュータ』等で、A ドライブのアイコン上で右クリックし、[フォーマット(M)...]をクリックすることで、フロッピィディスクをフォーマットすることができます。
ただし、3 モードのフロッピィドライバをセットアップしていると、FMR / TOWNS で使っていた 2HD フロッピィをフォーマットする際に、一般保護例外、ハングアップ等の不具合が発生することがあります。
この場合、MS-DOS プロンプトから FORMAT コマンドを使ってフォーマットしてください。以下の手順でおこないます。
  1. [スタート]→[プログラム(P)]→[MS-DOS プロンプト]→
  2. “format /?”【Enter】(使い方を表示) →
    “format a:”【Enter】→
    ‘新しいディスクをドライブ A: に入れてください.
    準備ができたら Enter キーを押してください...’→
    【Enter】→(FORMAT …時間がかかります)→
    ‘ボリュームラベルを入力してください.
    半角で 11文字, 全角で 5文字以内
    必要なければ, Enter キーを押してください:’→
    【Enter】→(情報表示)→
    ‘別のディスクをフォーマットしますか (Y/N)?’→
    “n”【Enter】→
    “exit”【Enter】
※この問題は、3 モードのフロッピィドライバをセットアップしたすべての機種で起こる可能性があります。システム標準のフロッピィドライバでは発生しません。また、通常の 2HD (1.44M バイト) フロッピィに対してフォーマットする場合は、問題ありません。

※Windows(R) 95 上で、FMR / TOWNS 用の 2HD (1.2M バイト) と同じ形式のフォーマットをおこなうことはできません。

戻る


(5) Windows(R) 95 のアンインストール

以下に示す条件に適合している場合は、Windows(R) 95 にアップグレードした環境を、元の MS-DOS + Windows 3.1 の環境に戻す (アンインストール) ことができます。 【ただし、アンインストールの過程でトラブルが発生する可能性もあります。 また、元の環境を残しておくため、ディスクの容量を多く消費します。別の手段で元の環境をバックアップしておくことをお勧めします。】

アンインストールの方法は、セットアップ CD-ROM、またはセットアップフロッピィの 1 枚目に格納されている \SETUP.TXT ファイルに記述されています。
Step 1 の (8) の例にしたがってお読みください。

[アンインストールが可能になる条件]

  • MS-DOS のバージョンが 6.x 以降であること。
  • Windows 3.1 に上書きセットアップしていること。別フォルダにセットアップしたり、前のバージョンの Windows(R) 95 を上書きしたりしている場合は、アンインストールは不可能です。

戻る