[登録日:1999年7月8日]

下記対象機種にインストールされているWindows(R) 98にAPM機能(※1)を設定すると、次のような問題が発生します。本ソフトウェアは、この問題を修正するために適用します。

• 「スタート」メニューから「Windows の終了」を選択し、「MS-DOSモードで再起動する」を実行すると、MS-DOSモード実行中に電源ボタンを押してもスタンバイ機能(※2)が働かなくなる。

動作環境

Microsoft(R) Windows(R) 98

お使いのコンピュータにインストールされているWindows(R) 98にAPM機能(※1)を設定した場合のみ本ソフトウェアを適用する必要があります。

対象機種

以下の機種をお使いになられている場合に、本ソフトウェアを適用してください。

[FMV-DESKPOWER 1999年夏 Windows(R) 98 モデル]

以上の機種では、「お使いになるうえでの注意事項」の「ACPIモードからAPMモードに変更する場合」に記載されている、レジストリエディタを使用して行う作業を、本ソフトウェアが自動的に行います。本ソフトウェアを適用する場合は、この作業を行う必要がありません。

以上の機種では、以下の方法により本ソフトウェアを適用してください。

ご使用方法

1. フォーマット済のフロッピィディスクを1枚用意します。また自己解凍ファイルをダウンロードするためのフォルダ(C:\temp等)をハードディスクに用意してください。

2. 下のボタンをクリックして、自己解凍圧縮ファイル(FA1010.EXE)をハードディスクの作業用のフォルダ(C:\temp等)にダウンロードしてください。

   [FA1010.EXE(136,161 Bytes)]

3. ダウンロードした圧縮ファイルを解凍させます。
   ドライブ A:に上記1.で用意したフロッピィディスクをセットし、MS-DOSプロンプトのコマンドラインから次のように入力してください。

   C:\WINDOWS> A: (カレントドライブを A: にします。)

   A:\> [drive:][\path]\fa1010.exe

   [drive:] はダウンロードしたファイルを格納したドライブ名(C:等)

   [\path] はダウンロードしたファイルを格納したフォルダ名(\temp等)

   例) C:\tempをダウンロード先に指定した場合

   C:\WINDOWS> A:

   A:\> C:\temp\fa1010.exe

4. 以上の操作で「APM システム情報設定ツール V1.0 L10」ディスクが作成されます。

解凍後にできるファイルの説明

1. FIXAPM.EXE・・・APM システム情報設定ツール V1.0 L10 本体
2. README.TXT・・・ソフトウェア説明書

適用方法

1. 本ソフトウェアを適用する前に、APM機能(※1)の設定作業がすべて完了しているか確認してください。APM機能の設定については、お使いのコンピュータの添付マニュアル「使いこなす本 ハード編」の「APMについて」をご覧ください。

2. 作成した「APM システム情報設定ツール V1.0 L10」ディスクをドライブ A:にセットします。

3. 「スタート」ボタンをクリックし、「ファイル名を指定して実行」をクリックします。

4. 「名前」に次のように入力し、「OK」をクリックします。

   a:\fixapm.exe

5. 「APMシステム情報設定ツール」ウィンドウが表示されます。

6. 「OK」をクリックします。

7. 「今すぐ再起動しますか?」というメッセージが表示されます。ドライブ A:から「APM システム情報設定ツール V1.0 L10」ディスクを取り出した後、「はい」をクリックし再起動してください。

8. 本パソコンが再起動します。

9. 以上で本ソフトウェアの適用作業は終了です。

• お使いのコンピュータにインストールされているWindows(R) 98にAPM機能(※1)を設定した場合のみ本ソフトウェアを適用してください。

• 以下の機種では、アプリケーションCDに「APM システム情報設定ツール V1.0 L10」があるため、ダウンロードは不要です。お使いのコンピュータの添付マニュアル「使いこなす本 ハード編」の「APMについて」をご覧ください。

  対象機種名	型名
  FMV-DESKPOWER M/45L OFFICE2000モデル	FMVM45L6
  FMV-DESKPOWER M/457 OFFICE2000モデル	FMVM4576
  FMV-DESKPOWER M/40L OFFICE2000モデル	FMVM40L6
  FMV-DESKPOWER M/407 OFFICE2000モデル	FMVM4076
  FMV-DESKPOWER M/405 OFFICE2000モデル	FMVM4056
  FMV-DESKPOWER ME/355 OFFICE2000モデル	FMVME3556
  FMV-DESKPOWER C/50L OFFICE2000モデル	FMVC50L6
  FMV-DESKPOWER C/45L OFFICE2000モデル	FMVC45L6
  FMV-DESKPOWER C/457 OFFICE2000モデル	FMVC4576
  FMV-DESKPOWER C/40L OFFICE2000モデル	FMVC40L6
  FMV-DESKPOWER C/407 OFFICE2000モデル	FMVC4076
  FMV-DESKPOWER C/405 OFFICE2000モデル	FMVC4056
  FMV-DESKPOWER S/457 一太郎モデル	FMVS4574
  FMV-DESKPOWER S/457 OFFICE2000モデル	FMVS4576

用語の説明

• ※1 APM機能・・・お使いのコンピュータでは、省電力機能としてAPM機能を設定することができます。ご購入時には、APM機能よりもさらに高度な省電力機能のACPI機能が設定されています。通常はAPM機能を設定する必要はありませんが、増設オプションでACPI対応ドライバが無い場合などに必要です。詳しくは、お使いのコンピュータの添付マニュアル「使いこなす本 ハード編」の「APMについて」をご覧ください。

• ※2 スタンバイ機能・・・お使いのコンピュータの電力消費を押さえるための機能です。詳しくは、お使いのコンピュータの添付マニュアル「使いこなす本 ハード編」の「スタンバイ（省電力）機能を使う」をご覧ください。