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OASYS V7.0関連

[登録日:2000/5/13]

OASYS V7.0修正差分(本体/オプション rel.36G→rel.36K)

本修正ファイルは、OASYS V7.0(以降、OASYS V7と表記します)に対して提供済みの修正差分を適用した結果、版数表示が(V7.0 L10 rel.36G)となっているパソコンで使用可能です。
本修正を適用することにより、OASYS V7の版数表示は、(V7.0 L10 rel.36K)に変わります。

修正されているオプション機能は次のものです。

  • OASYS CDView
  • 英文チェッカー
  • おまかせ記文
  • OASYSワープロ検定
  • StringPro
  • OASYS セクレタリ
  • 数式
  • ノーツ連携
  • ユーザ定義文字の復元/変換
  • OASYS Manager

まだ修正差分を一度も適用されていない方のために、以下の別ファイルを用意していますので、OASYS本体やオプション機能をお使いの方はダウンロードしてご使用ください。

  • OASYS V7に対する修正差分(OASYS本体/オプション機能を含む)
    (V7.0 L10 rel.35T→最新版)

その他に、OAK V7.0に対する修正ファイルを用意していますので、OAKをお使いの方はダウンロードしてご利用ください。

  • OAK V7.0に対する修正差分

動作環境

  • 本修正ファイルは、Windows95、Windows98、WindowsNT4.0、Windows2000、WindowsMe上のシステムに対して適用可能です。

対象機種

  • OASYS V7の動作保証機種

ご使用にあたって

ご使用にあたっては、下記のご使用条件をお守りください。
このご使用条件を遵守できない場合には、本ソフトウェアは使用しないでください。

  1. 本ソフトウェアは、上記の対象機種に対してのみご使用できます。
  2. 本ソフトウェアの再配布はできません。
  3. 本ソフトウェアを改造したり、リバースエンジニアリング、逆アセンブル等を行うことはできません。
  4. 本ソフトウェアに関するいかなる著作権表記も変更できません。
  5. 本ソフトウェアを使用した結果、損害が発生しても弊社は責任を負いません。

修正項目(本体/オプション rel.36G→rel.36K)

  • OASYS文書で線図を含む図形を登録/読出ができない。
  • 枠があるOASYS1(ONLINE)文書に対して、OASYS2文書(1文字扱い)より罫線を含んだ文字を枠内に図形複写を行うと枠が壊れる場合がある。
  • 数式の"≡"がスクロールにて描画されない場合がある。
  • 頁に枠が2個ある文書にて、2個目の枠が見えない状態で文書を更新し、マウスでスクロールしていくと2個目の枠にある数式が表示されない。
  • ビットマップを等倍指定で組み込んでも、等倍で貼り付かない場合がある。
  • 縮小文字の扱いが2文字単位の文書にて、半角後半位置に登録されている数式を図形更新で選択し、移動、または複写しようとするとアプリケーションエラーとなる。
  • 縮小文字の扱いが2文字単位の文書にて、半角後半位置に数式を移動、または複写するとアプリケーションエラーとなる場合がある。
  • 線画文字の書体にて、WindowsにインストールされているTrueTypeフォントが一切表示されない。
  • 親指シフトキーボード使用時、文書管理終了後、テンキーのエンターがNumEnterではなく、普通のEnterのままとなる。
  • フロッピィディスクのルートにファイルを多数生成し、FATがMAXで文書が生成できない状態の媒体で、ルートの階層の文書番号整理やソートを行うと「エラーが発生しました〜」となる。また、FATエントリがMAXのフロッピィディスク内にある書類や文書の削除、外字更新ができない。
  • 拡張子のあるフォルダ内の文書を、文書番号整理で<この書類の先頭〜>を選択して書類先頭に番号を移動すると、文書リストから文書が消えてしまう。
  • 専用機で作成した縦書きの袋とじ文書を、OASYS専用機操作にて印刷すると、袋とじの間隔が広がってしまう。
  • 380件以上あるデータを正しくソートできない。
  • スクリプトのキーワード「順番」と「文字種」の記録が逆になっている。
  • OASYS文書かつ縦罫線に囲まれた横倍角に向けて消線引きすると縦罫線間に全角空白2個入るべきところが1個しか入らない。縦罫線引きすると入力罫線前に空白が入らず以降の縦罫線もずれる。
  • 枠のある文書を印刷すると「文書展開に異常が発生しました」とエラーメッセージが表示される。また、枠をコピーすると応答なしとなる。
  • 初期メニューから「文書管理」を選択した場合と比べて「更新」を選択した場合にDOSフロッピィ内の文書一覧の表示速度が遅い。(約20秒遅い)
  • 書式設定の文書題名リストにOAKを使用して文字を入力し、変換後、右矢印キーを押下すると文字が重複する場合がある。
  • 特定文書(半角文字の扱い2文字単位、書式文字サイズ9ポ、字間 3.3ミリ)にて、半角文字を1文字挿入すると、行末にある全角1文字が次行に追い出される場合がある。
  • CDViewにて、EPWING規約第6版で拡張された辞書データ形式に対応しました。
  • CDViewにて、「複数書籍指定」を指定して検索を行った後で、画像/動画データを参照すると時間がかかったり、プログラムが応答しなくなる場合がある。また「複数書籍指定」を指定して検索を行った後、音声データを再生すると雑音になる。

ご使用方法

 ※UPDATE.EXEを実行するパスの長さについての注意事項

  ダウンロードする修正差分ファイルをパスの長いフォルダに保存しないでください。
  下記のような34文字を越えるパスの長いフォルダで、修正差分ファイルを解凍し、
  UPDATE.EXEを実行した場合は正しくアップデートができません。
  UPDATE.EXEを実行する場合は、C:\tempなどのように短いパスのフォルダに保存して
  ください。

      ・アップデートできない例
        C:\Folder01\Folder02\Folder03\Folde\UPDATE.EXE
          ←            35文字           →

  (注意)ロングファイルネームのフォルダは8文字に変換されて使用しています。

※OASYS V7の起動中には使用できませんので、必ずOASYS V7を終了させてからご利用ください。
※ウィルスバスターなどのウィルス検索ソフトウェアを起動中の場合は、必ず終了させてから作業を行ってください。
※TeamWARE Office V5.xの「Notifier」「Calendar」「Library」「Mail」「Forum」が起動中の場合は、必ず終了させてから作業を行ってください。
「Notifier」が起動中の場合は、タスクトレイにアイコンがありますので、タスクトレイより終了させてください。
※TeamOFFICE V2.2L20以降で「TeamAlarm」「TeamLibrary」「TeamMail」「TeamForum」が起動中の場合は、必ず終了してからアップデートプログラムを実行してください。

  1. 自己解凍ファイルをダウンロードするための作業用フォルダ(C:\temp等)をハードディスクに用意してください。
  2. 修正差分の自己解凍圧縮ファイル(OA36G36K.EXEとします)をハードディスクの作業用のフォルダにダウンロードします。
    ※この場合、作業用に作成したフォルダのドライブに少なくとも3.5MB以上の空き領域が必要です。

    ここをクリック[OA36G36K.EXE(1,551,378 Bytes)]

  3. ダウンロードした圧縮ファイルを解凍させます。
    「スタート」ボタンをクリックし、「ファイル名を指定して実行」をクリックします。
  4. 「名前」の欄に次のように入力し、「OK」をクリックします。

    [drive:][\path]\oa36g36k.exe

    [drive:]はダウンロードしたファイルを格納したドライブ名(C:等)
    [\path]はダウンロードしたファイルを格納したフォルダ名(\temp等)

    例) C:\tempをダウンロード先に指定した場合

    C:\temp\oa36g36k.exe

  5. 上記4項で展開されたUPDATE.EXEを実行します。
    「スタート」ボタンをクリックし、「ファイル名を指定して実行」をクリックします。
  6. 「名前」の欄に次のように入力し、「OK」をクリックします。
  7. [drive:][\path]\update.exe

    [drive:]は解凍したファイルを格納したドライブ名(C:等)
    [\path]は解凍したファイルを格納したフォルダ名(\temp等)

    例)C:\tempを解凍先に指定した場合

    C:\temp\update.exe

  8. アップデート可能な機能とインストール先の一覧が表示されますので、確認のうえ「開始」ボタンをクリックします(必要に応じて修正を適用する機能を選択することができますが、デフォルト状態のまま全体を適用されることを推奨します)。

    ※どの修正ファイルがどの機能に対応するかは、上記4項で展開された「README.TXT」内の《本体/オプション機能と修正ファイルとの対応表》をご参照ください。

  9. アップデート処理を開始するかを問うメッセージが表示されますので、そこで「はい」を選択すると、ハードディスクへのファイルの複写が始まります。
    処理の経過は画面に表示されます。
  10. アップデートが終わると、終了のメッセージが表示されますので、システムの再起動を行ってください。

    ※本修正を繰り返した場合は、すでに修正済であるためエラーメッセージが表示されますが、修正されたファイルは問題ありません。
    ※アップデート作業終了後は、作業用に作成したフォルダ(インストールされている機能によって、一部アップデートファイルが残っている場合があります)は削除して構いません。

解凍後にできるファイルの説明

README.TXT 操作説明
UPDATE.EXE 修正適用コマンド(アップデートプログラム)
UPDATE.TXT 障害修正内容一覧
UPDATE.INF 修正適用コマンド処理情報
WSP.PIF 修正適用コマンド処理情報
TIMERES.EXE 修正適用コマンド(日付変更用)
OASTIME.INF 修正適用コマンド処理情報
ICON.INF 修正適用コマンド処理情報
xxxxxxxx.1XE 修正データ
xxxxxxxx.2LL 修正データ
xxxxxxxx.WUP 修正データ
(xxxxxxxxの部分の異なる複数のファイル)
(xxxxxxxxの部分は一部のファイルを除き、修正が
適用されるDLL/EXEファイルと同じ名前です)
WSP.COM 差分生成ツール
WSP.DOC 差分生成ツールの説明
EXPAND.EXE 解凍ツール

※本修正データの作成には、『WSP.COM』(amaproワキチ氏作)を使用しました。

注意事項/制限事項

  • OASYS V7のヘルプメニューの「バージョン情報」で表示される版数表示が「V7.0 L10 rel.36G」と なっていることをあらかじめご確認ください。それ以外の版数の状態ではご使用になれません。

  • Windows2000上でのOASYSキーボードドライバについて(FMV-KB611/FMV-KB621)
    本修正には、Windows2000上で動作するためのOASYSキーボードドライバは含まれておりません。
    Windows2000に対応したOASYSキーボードドライバは、別途ダウンロードしてご利用ください。


  • Windows2000上でのOASYS文書フロッピィ、他社ワープロの文書フロッピィの扱いについて
    Windows2000では、以下のフロッピィは富士通 FMVシリーズ上でのみ扱うことができます。
    - OASYS専用機の文書フロッピィ
    - 他社ワープロの文書フロッピィ(MS-DOS 1.44MBのフロッピィ媒体を除く)
    ・RUPO
    ・文豪ミニ
    ・キャノワード 等

    これらのフロッピィは、富士通3モードフロッピーディスクドライバがWindows2000のシステムに組み込まれていないと扱うことができません。
    ※本修正にはドライバは含まれていません。ドライバの適用については以後の説明をお読みください。

    富士通3モードフロッピーディスクドライバが組み込まれているか否かは以下の方法で確認することができます。

    (確認方法)
    1)Windows2000の『マイ コンピュータ』アイコンを右クリックして表示されるメニューからプロパティを選択し、『ハードウェア』タブを選択して、 表示されたダイアログから『デバイスマネージャ』ボタンを選択します。

    2)デバイス』ツリーの中にある『フロッピー ディスク コントローラ』 下のドライバ名を確認します。

    『Fujitsu 3-mode floppy controller (Type xx)』が表示されている場合は、富士通3モードフロッピィディスクドライバが組み込まれています。
    xx:00〜11までの数字

    『標準フロッピー ディスク コントローラ』が表示されている場合は
    富士通3モードフロッピィディスクドライバが組み込まれていません。

    3)次に『デバイス』ツリーの中にある『フロッピー ディスク ドライブ』 下のドライバ名を確認します。

    『Fujitsu 3-mode floppy disk driver』が表示されている場合は、
    富士通3モードフロッピィディスクドライバが組み込まれています。

    『フロッピー ディスク ドライブ』が表示されている場合は富士通3モードフロッピィディスクドライバが組み込まれていません。

    ※2)、3)のどちらかで富士通3モードフロッピィディスクドライバが組み込まれていないと確認した場合はドライバを組み込む必要があります。

    (富士通3モードフロッピィディスクドライバの組み込み方法)

    富士通3モードフロッピーディスクドライバは、Windows2000のCD-ROM内の以下のフォルダに格納されています。

    CD-ROMドライブ :\VALUEADD\3RDPARTY\DRIVERS.JPN\X86\3MODE\FUJITSU

    詳しい組込み方法は上記フォルダ内のREADME.TXTに記述しています。そちら を参照してください。

    (注)※Windows2000のプレインストールモデルの場合は、提供方法及び組み込み方法が異なります。装置の取り扱い説明書等をお読みください。

  • フォーム"1行入力エントリ部品"のプロパティ項目の追加について
  • ・フォームの"1行入力エントリ"部品のプロパティに下記を追加しました。
    名称:文字列の揃え このプロパティには、下記の3つの状態が設定できます。
    ・左揃え
    ・右揃え
    ・中央揃え
    この指定により、1行入力エントリは実行モードにて文字列を入力すると、 値に応じて、"左揃え"、"右揃え"、"中央揃え"で表示、印刷されます。

    ・OASYS V7の版数が「V7.0 L10 rel.35T」の環境にて作成した文書を更新する場合 文書にある1行入力エントリ内の文字列は、すべて左揃えとして表示されます。

    コマンドスクリプト記録について
    従来の"フォーム部品のプロパティ"のシンタックスにおけるパラメタの最後に、 ”文字列の揃え”を追加します。
    記録例
    フォーム部品のプロパティ(ダイアログ表示:0,コントロール名:"SingleLine2",
    ボタン種別:0,ボタンチェック:0,入力可能文字数:254,
    表示文字列:"SingleLine2",初期表示文字列:"",リスト選択文字列:"",
    送信アクション:"",グループ名:"",文字列の揃え:1);

    追加パラメタ情報
    文字列の揃え
    パラメタの型 : 数値
    パラメタ値 : 左揃え(0)・・・・・・・デフォルト
            右揃え(1)
            中央揃え(2)

    ※仕様上の制限
    ・下記環境では指定が有効になりません。
    ・Windows95
    ・WindowsNT4.0 SP2以前
    ・OASYS V7の版数が「V7.0 L10 rel.35T」の環境にて文書を開くと、揃えの指 定は無視されて表示されます。(左揃えになります)
    ・OASYS V7の版数が「V7.0 L10 rel.35T」の環境にて、左揃え以外が指定され ている文書を更新すると、揃え指定は無効になります。(左揃えになります)
    ・OASYS V7の版数が「V7.0 L10 rel.35Y」以降の環境にて記録したスクリプ トに"文字列の揃え"がある場合、OASYS V7の版数が「V7.0 L10 rel.35T」の 環境にてそのスクリプトを実行しても無視されます。(左揃えになります)
    ・スクリプトオブジェクトのプロパティは用意されていません。そのため、 この文字列の揃え属性の情報を取得、設定することはできません。
    ・縦書き文書では、すべて左揃えにて印刷されます。

  • 印刷について
  • 本アップデートを適用すると、以下のように環境設定が変更されます。
    [環境設定]−[表示詳細]の「イメージを高品位に表示/印刷する」にチ ェックを付けた状態に設定されます。
    ただし、表示/印刷する文書形式によって、動作する内容が異なります。


    ※OASYS文書を表示/印刷する時は、「イメージを高品位に表示/印刷す る」の設定は、常に無効となります。
    ※OASYS2文書を表示/印刷する時は、「イメージを高品位に表示/印刷す る」の設定は、チェックの有無に従います。
    ※HTML文書を表示/印刷時は、「イメージを高品位に表示/印刷する」の 設定とは無関係に、「イメージを高品位に表示/印刷する」が常にチェックが付いている状態で動作します。

    【補足】
    「イメージを高品位に表示/印刷する」の設定にチェックを付けるとイメージが重なるようになりますので、上のイメージが表示/印刷されます。
    上となるイメージと重なった下のメディア(文字/グラフ/線画)を表示 /印刷させたい場合は、環境設定および書式設定のグラフィックの描画順序を変更してください。
    −環境設定での変更方法
    ・Windows標準をお使いの場合
    [ツール]−[環境設定]−[印刷]を選択し、[印刷オプション] タブをクリックします。
    ・OASYS専用機をお使いの場合
    [設定]−[環境設定]−[印刷環境設定]を選択し、[印刷オプシ ョン]タブをクリックします。

    −書式設定での変更方法
    ・Windows標準をお使いの場合
    [書式]−[書式設定]−[印刷項目]タブをクリックし、[印刷詳細]をクリックします。
    ・OASYS専用機をお使いの場合
    [設定]−[書式設定]−[表示]タブをクリックし、[表示詳細1] をクリックします。