Bluetooth™とは
特長
Bluetooth™とは、2400MHz〜2483.5MHzの電波を利用してデータを転送する無線通信技術です。
次のような特長があります(次の説明は、一般的な特長を表すもので、本製品の仕様を表すものではありません)。
- 50m以内の機器同士を接続します。
- 非対称型通信時は下り723.2kbps/上り57.6kbps、対称型通信時は上り/下りとも433.9kbpsの速度で通信できます(実効速度は環境により異なります)。
- データを暗号化して他人に読み取られないようにしたり、「パスキー」と呼ばれるパスワードによる認証を行ったりすることができます。
- 機器同士を向き合わせる必要がなく、機器をカバンやポケットに入れたままでも接続できます。
必ずお守りください
Bluetooth™機器が発信する電波は、電子医療機器などの動作に影響を与える可能性があります。場合によっては事故を発生させる原因になりますので、次の場所では本製品の電源を切るかワイヤレスネットワーク機能の停止についてをご覧になりBluetooth™機能を停止してください。
- 病院内/電車内/航空機内/ガソリンスタンドなど引火性ガスの発生する場所/自動ドアや火災報知機の近く
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サービス
他のBluetooth™機器と接続する際には、「サービス」という、機能別に用意された接続方法を選択します。サービスは、接続先の機器が備える機能により、利用できるものとできないものがあります。また、接続先の機器が機能を備えていたとしても、本製品でサポートしていないサービスは利用できません。
本製品で利用できるサービスについては、サービス一覧をご覧ください。
良好な通信を行うために
良好な通信を行うために、次の点にご注意ください。
- 他のBluetooth™機器とは、見通し距離約15m以内で通信してください。周囲の環境(壁、家具など)、建物の構造によっては通信可能距離は短くなります。
- 特に、鉄筋コンクリートの建物では、上下の階や左右の部屋など鉄筋の入った壁をはさんでいる場合、通信できないことがあります。
- 他の機器(電気製品/AV機器/OA機器/デジタルコードレス電話機/ファックスなど)から2m以上離れて通信してください(特に電子レンジ使用時は影響を受けやすいため、必ず3m 以上離れてください)。近づいていると、他の機器の電源が入っているときには、正常に通信できなかったり、テレビやラジオの雑音や受信障害の原因になったりすることがあります(UHF や衛星放送の特定のチャンネルではテレビ画面が乱れることがあります)。
- 放送局や無線機などが近く、正常に通信できないときは、通信場所を変更してください。周囲の電波が強すぎると、正常に通信できないことがあります。
- ワイヤレスLANとの電波干渉について
- Bluetooth™機器とワイヤレスLAN(IEEE802.11b/g)は同一周波数帯(2.4GHz)を使用するため、ワイヤレスLANを搭載した機器の近辺で本製品を使用すると、電波干渉が発生し、通信速度の低下や接続不能になる場合があります。この場合、次の対策を行ってください。
- ワイヤレスLANを使用した機器からは、10m以上離れて使用してください。
- 10m以内で使用する場合は、本製品またはワイヤレスLANを搭載した機器の一方の電源を切ってください。
- Bluetooh™とワイヤレスLANの同時使用はできません。
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