プライドの高い父が
「らくらくホンに替えようかな」。実家に帰った時に父がこう言いました。父は所謂IT系の会社に勤めていたので、家電もパソコンも自在に使いこなす、私にとって頼もしい存在でした。もちろん携帯電話も最新の高性能なもの。携帯でメールをしたりテレビを見たり、かなり使いこなしていたと思います。そんな父がらくらくホンだなんて……。プライドの高い父から言い出すとは想定外でしたが、一緒にドコモショップに行き、赤いらくらくホンを購入しました。説明書をナナメ読みしてらくらくホンをいじり始めると「なんだ。何でもできるじゃないか」と父。画面を見る時もメガネを外さずにとても見やすそう。メール文が音声で読み上げられるのを聞いて笑っています。親が老いていくのは寂しい。けど、弱ってきた部分をらくらくホンがサポートしてくれる。最先端じゃなくてもいいじゃない。使いやすいらくらくホンにありがとう。
ビリーペッターさん 30代