8月に1ヵ月間ロシアのノボシビルスクに滞在しました。出発前に日本にいる夫との連絡方法をあれこれ思い悩み、パソコンメールがいいかと小型パソコンを調べたりもしましたが、友人は携帯電話がいい、と。携帯を持ってはいるものの月に1、2回発信するぐらいでしたので「そんなことできるの？」と本当に驚き、「これだ！」と思いました。早速機種を変更して、使い方も呑み込めないまま出発。乗り継ぎも含めて約28時間後に到着、そこはサマータイムの時季で日本とは2時間の時差でした。落ち着いてから携帯を見ると、なんと日本とノボシビルスクの時間が、正確にサマータイムで表示されているではありませんか。部屋では携帯の目覚ましの「起きてください」が唯一聞かれる日本語でした。夫婦で携帯メールの腕が上がったことは言うまでもありません。

見延 明喜子さん 70代

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