注意事項
防水性能
正しくお使いいただくために、「防水性能」の内容をお読みの上、正しくご使用ください。記載されている内容を守らずにご使用になると、浸水や砂・異物などの混入の原因となり、発熱・発火・感電・傷害・故障の原因となる場合があります。
T-01Cはリアカバー、外部接続端子キャップをしっかりと取り付けた状態でIPX5(旧JIS保護等級5)(注1)、IPX7(旧JIS保護等級7)(注2)の防水性能を有しております(当社試験方法による)。
注1:IPX5とは、内径6.3mmの注水ノズルを使用し、約3mの距離から12.5リットル/分の水を最低3分間注水する条件であらゆる方向から噴流を当てても、電話機としての機能を有することを意味します。
注2:IPX7とは、常温で水道水、かつ静水の水深1mのところにT-01Cを静かに沈め、約30分間放置後に取り出したときに電話機としての機能を有することを意味します。
おしらせ
- 実際のご使用にあたって、すべての状況での動作を保証するものではありません。また、調査の結果、お客様の取り扱いの不備による故障と判明した場合は、保証の対象外となります。
雨の中で
お風呂場で
プールサイドで
- プールの水に浸けたり、落下させたりしないでください。
洗う
- やや弱めの水流(6リットル/分以下、常温(5℃から35℃)の水道水)で蛇口やシャワーより約10cm離れた位置で洗えますが、耐水圧設計ではありませんので高い水圧を直接かけたり、長時間水中に沈めたりしないでください。
- 洗うときはリアカバーをしっかりと取り付けた状態で、外部接続端子キャップが開かないように押さえたまま、ブラシやスポンジなどは使用せず手で洗ってください。
- 洗濯機や超音波洗浄機などで洗わないでください。
ご利用にあたっての重要事項
防水性能を維持するために
ゴムパッキンについて
外部接続端子キャップ、リアカバー周囲のゴムパッキンは、防水性能を維持するための重要な部品です。次のことにご注意ください。
- はがしたり、傷つけたりしないでください。
- 常温(5℃から35℃)の真水・水道水以外の液体(温水や海水、洗剤、薬品、汗など)が付着すると、防水性能を維持できなくなる場合があります。
- リアカバー、外部接続端子キャップの開閉などをするときは手袋などをしたまま操作しないでください。また、ゴミなどが付着しないようにしてください。ゴムパッキンの接触面は微細なゴミ(髪の毛1本、砂粒1個、微細な繊維など)がわずかでも挟まると浸水の原因となります。微細なゴミが付着している場合は、乾いた清潔な布で拭き取って必ず取り除いてください。
- リアカバー、外部接続端子キャップの隙間に、先のとがったものを差し込まないでください。ゴムパッキンが傷つく恐れがあり、浸水の原因となります。
- 外部接続端子キャップを開ける
ミゾに爪をかけ、矢印の方向に開ける
- 外部接続端子キャップを閉じる
FOMA端末と外部接続端子キャップに隙間が生じないように、矢印の方向にしっかりと押して閉じる
- 防水性能を維持するために、浮いている箇所がないことを確認しながら確実に閉じてください。
- リアカバーの取り付け/取り外しは、FOMA端末のディスプレイなどが傷つかないよう、手に持って行ってください。
- リアカバーはFOMA端末の水分をよく拭きとってから、取り外してください。
リアカバー取り外し部 だけに爪をかけ、カメラボタン下側のツメが外れるまでリアカバーを垂直に持ち上げる
リアカバー取り外し部 からリアカバー取り外し部 に爪をかけ替えて、リアカバーを垂直に持ち上げながら取り外す
水で濡れたあとは
水抜きについて
FOMA端末に水滴が付着したままご使用になると、スピーカーなどの音量が小さくなる原因となります。
また、キーなどの隙間から水分が入り込んでいる場合がありますので、以下の手順でFOMA端末の水分を取り除いてください。
FOMA端末表面の水分を乾いた布などでよく拭き取ってください。
下図のようにFOMA端末をしっかりと持って、少なくとも20回程度水滴が飛ばなくなるまで振ってください。両面とも同じように振ってください。
FOMA端末を振り落とさないように、しっかり握ってください。
下図のようにステレオイヤホン端子を下にしてFOMA端末をしっかりと持って、少なくとも20回程度水滴が飛ばなくなるまで振ってください。
FOMA端末を振り落とさないように、しっかり握ってください。
乾いた布などにFOMA端末を軽く押し当て、送話口・受話口・スピーカー・キーなどの隙間に入った水分を拭き取ってください。
乾いた布などを下に敷き、常温で放置してください(30分程度)。
上記手順を行ったあとでも、FOMA端末に水分が残っている場合があります。濡れて困るもののそばには置かないでください。
充電に関する注意事項
電池パック、卓上ホルダ、アダプタ(充電器、充電用変換アダプタ含む)は防水性能を有していません。充電時、および充電後には、次の点を確認してください。
- 濡れたままFOMA端末を充電しないでください。水に濡れたあとに充電する場合は、よく水抜きをして乾いた清潔な布などで水を拭き取ってから、卓上ホルダに差し込んだり、外部接続端子キャップを開いたりしてください。
- 外部接続端子キャップを開いて充電した場合には、充電後はしっかりとキャップを閉じてください。外部接続端子からの浸水を防ぐため、卓上ホルダを使用して充電することをおすすめします。
- FOMA端末が濡れている状態では絶対に充電しないでください。感電や回路のショートなどによる火災・故障の原因となります。
- 濡れた手で卓上ホルダ、アダプタ(充電器、充電用変換アダプタ含む)に触れないでください。感電の原因となります。
- 卓上ホルダ、アダプタ(充電器、充電用変換アダプタ含む)は、お風呂場、シャワー室、キッチン、洗面所などの水周りで使用しないでください。火災・感電の原因となります。
その他の注意事項
- 温泉やせっけん、洗剤、ジュース、入浴剤の入った水など水道水以外のものを、かけたり浸けたりしないでください。
- 熱湯・サウナ・熱風(ドライヤーなど)などは使用しないでください。耐熱設計ではありません。
- ステレオイヤホン端子、受話口、送話口、スピーカーなどを綿棒や尖ったものでつつかないでください。防水性能が損なわれることがあります。
- 本製品は水に浮きません。
- 落下させるなどFOMA端末に強い衝撃を与えないでください。防水性能が維持できなくなる場合があります。
- 周囲温度5℃から40℃(ただし、36℃以上はお風呂場などでの一時的な使用に限る)、湿度35%から90%の範囲で使用してください。範囲を超える極端に暑い場所や寒い場所で使用すると、 防水性能が維持できない場合があります。
- リアカバーが破損した場合は、リアカバーを交換してください。破損箇所から内部に水が入り、感電や電池の腐食などの故障の原因となります。
- リアカバー、外部接続端子キャップが開いている状態で水などの液体がかかった場合、内部に液体が入り、感電や故障の原因となります。そのまま使用せずに電源を切り、電池パックを外した状態で、取扱説明書裏面の「総合お問い合わせ先」までお問い合わせください。
- ステレオイヤホン端子、受話口、送話口、スピーカー部に水滴を残さないでください。通話不良となる恐れがあります。
- FOMA端末が水に濡れた状態でステレオイヤホンを挿さないでください。故障の原因となります。