その他の注意事項
キーボード関連の注意事項
−親指シフトキーボードモデル
- 親指シフトキーボード特有のキー('〜','『','』','£'など)は、これらの文字の出力をサポートした、かな漢字モジュールを使用しなければ入力できません。
- 親指シフトキーボードドライバは、MS-IME97および富士通製のかな漢字変換(OAK for Windows95、OAK V5.0以降)以外での動作は保証していません。
- IME起動時に数字、記号キーを押すと、IMEの入力モードが英数に変わります。一度【ひらがな/カタカナ】キーを押して下さい。
- WindowsNT 4.0上で動作するMS-DOSアプリケーションでは、親指シフトキーボードでの日本語入力はできません。
−起動時にキーボード入力した場合
WindowsNT 4.0起動時にキーボードから入力すると、イベントビューアにイベントID19のエラーが記載されることがありますが、本パソコンをお使いになるうえで問題はありません。
日本語入力システムが2つ以上組み込まれている場合
MS-IME97以外の日本語入力システムが組み込まれている場合、一度ログオフしてから再度ログオンすると、画面に日本語入力システムのツールバーが2つ表示されることがあります。標準に設定されていない日本語入力システム(【漢字】キーを押しても、アクティブにならない)を操作しなければ問題ありませんが、操作を行なった場合、画面上にウィンドウの跡が残ることがあります。この場合は、WindowsNT 4.0を再起動してください。
ダイヤルアップ接続設定後に発生する問題
Internet Explorer 4.01を起動後にインターネット接続ウィザードのセットアップオプションで「インターネットサービスプロバイダを選択し、新しいインターネットアカウントを設定する」を選択してダイヤルアップ接続設定を行なうと、Windows NT 4.0の起動時に次のエラーメッセージが表示されることがあります。
「1つ以上のサービスまたはドライバがシステム起動時にエラーになりました。詳しくはイベントビューアを使用してイベントログを確認してください。」
このときイベントログに「システムに接続されたデバイスが機能していません。」という内容のエラーが記録されます。
このエラーメッセージを表示させないようにするには、以下の操作を行なって下さい。ただし、LAN経由などのネットワークの組み込みを予定している場合は、LANカードなどを組み込むことにより、本現象は発生しなくなります。
- 「コントロールパネル」ウィンドウの「サービス」アイコンをダブルクリックします。
- 「サービス」の一覧から「Server」を選択し、[スタートアップ]をクリックします。
- 「スタートアップの種類」から「無効」をクリックし、[OK]をクリックします。
- 「サービス」の一覧から「Computer Browser」をクリックし、[スタートアップ]をクリックします。
- 「スタートアップの種類」から「無効」をクリックし、[OK]をクリックします。
- [閉じる]をクリックします。
- パソコンを再起動します。
フロッピーディスクドライブのユニットを取り外した場合
フロッピーディスクドライブを取り外せる機種で、フロッピーディスクドライブを取り外してWindowsNT 4.0を起動した場合、Aドライブにアクセスすると長時間(1分間以上)応答がありません。
スーパーディスクドライブ搭載時における起動時の注意事項
スーパーディスクドライブにスーパーディスクあるいはフロッピーディスクをセットした状態でWindowsNTにログオンすると、セットされている媒体をエクスプローラからフォーマットできなくなります。
スーパーディスクドライブに媒体がセットされていないことを確認してから、WindowsNT 4.0にログオンしてください。
WindowsNT 4.0 Service Packに関する注意事項
- WindowsNT 4.0 Service Packをインストールした環境に新しいコンポーネントをインストールすると正常に動作しない場合があります。
これは、追加したコンポーネントのファイルが、Service Packのコンポーネントのファイルと異なる場合があるためです。このような場合は、再度Service Packをインストールする必要があります。
- ネットワークがインストールされていない環境にService Packをインストール後、フォントやマルチメディアドライバなどを追加する際に[参照]をクリックすると、WindowsNTがインストールされているドライブしか表示されない場合があります。
インストール元がフロッピーディスクまたはCD-ROMの場合はWindowsNTがインストールされているドライブに適当なフォルダを作成し、このフォルダにインストールするドライバやファイルをあらかじめコピーしてからインストールしてください。
なお、「マルチメディア」の「ドライバのインストール」では、フルパスを入力してインストールすることもできます。
- シャットダウン時またはログオフ時、次のエラーメッセージが表示されることがありますが、動作に問題はありません。
「ウィンドウステーションがシャットダウン中であるためアプリケーションが初期化に失敗しました。」
このメッセージが表示されたあとにログオンすると、日本語入力システムとしてMS-IME97を使用している場合、下記の現象が起きることがあります。なお、文字入力は正常に行なえます。
- MS-IME97のツールバーを「タスクバーに入れる」に設定していると、「日本語入力インジケータ」が表示されなくなることがあります。
「日本語入力インジケータ」を表示させるには、MS-IME97を再度オンにしてください。
- MS-IME97のツールバーを「ドッキング可能」に設定していても、ドッキング機能が有効にならないことがあります。
- 「画面のプロパティ」の「スクリーンセーバー」タブで、スクリーンセーバーとして「チャンネルスクリーンセーバー」を指定しないでください。アプリケーションエラーが発生します。
外付けのCD-ROMドライブユニット(FMV-NCD43S/403)をお使いになる場合
- 外付けのCD-ROMドライブユニット(FMV-NCD43S/403)をWindowsNT上でお使いになる場合、BIOSの設定を変更する必要があります。BIOSセットアップで次の変更を行なってください。
- 「詳細」メニュー内
- 「PCI 設定」の「割り込み番号の予約」の「IRQ 15」を「予約する」にします。
Last Update:
2001/02/10