MIIBOAT［ミィーボート］というのは、愛犬ミィー(ヨークシャテリア)のなまえにちなんだ会社の名前です。占星学関連書籍の出版、セミナー、通信講座、CD版やインターネット版の占星学ソフトウェアの設計開発をしています。

　聖心女子学院初・中・高等科を経て、聖心女子大学文学部外国語文学科英文学専攻を卒業。アストロロジーに関心を持ったのは、1966年中等科1年の頃、1983年から研究用ツールを自分で作ろうと思いたち、研究開発を進めて今日に至る。日本地震学会会員、アメリカ占星術協会(AFA)会員、趣味は伊豆七島クルージング(トローリング)。
　占星学に不可欠な天文位置計算と天球投影法の基本原理を理解していて、しかもソフトウェア開発ができるという世界でもまれなタイプの占星学者としてしられる。

　著書は、『Windows版ソフトによる占星学教室−恋愛・相性完全分析プログラムFD付』(国書刊行会 1996)、『運勢大事典』(国書刊行会 共著 1996)、『占星学教室手法大百科』(MIIBOAT　Books、1997)、『占星学教室サビアン大辞典』MIIBOAT　Books 1997)、『岡庭加奈のパソコンソフト占星学教室』(MIIBOAT Books 1998)

　東京大学大学院博士過程修了。工学博士。専攻は情報工学、認知心理学、計算機言語学。学位は、人間の脳内の情報処理メカニズムの研究で取得。学生時代に習得した英語、ロシア語、ドイツ語をつかって、古代バビロニアの宇宙論・神話、ミトラ教（明教）、スーフィズム(イスラーム神秘主義)、グノーシス、神智学の研究をおこない、現在にいたる。言語学(文法論・意味論)は専攻分野であるとともに趣味でもあるので、満州語、モンゴル語、トルコ語の文法にくわしい。中国語、アラビア語、ペルシア語もたしなむ。
　日本では弥勒としてしられる存在のルーツは、ミトラという。ミトラを主神とするマギたちが、十二星座のシンボルや占星術をギリシア＝ローマ世界にひろめたため、ミトラは秘教占星学の神としてしられている。占星学に関する知識は、この研究(比較宗教学のなかにミトラ学というきちんとした学問の一分野があります)とむすびついている。現在、ミトレーアム・ジャパンを設立し、執筆活動と後進の指導にあたっている。神智学者。

　著書は、『詳解ミトラ教の秘教占星学』(MIIBOAT Books 1998)、『ミトラ神学』(国書刊行会 1996)、『タロット大事典』(国書刊行会 1994)など多数。