1 各部の名称と働き
ワークステーション本体前面
カバークローズスイッチ
液晶ディスプレイを開閉したときに、ワークステーション本体をスタンバイ(中断)/レジューム(回復)させたり、液晶ディスプレイのバックライトを消灯させたりするためのスイッチです。
「機能」−「省電力」
ラッチ
液晶ディスプレイが不用意に開かないようにロックします。
液晶ディスプレイを開くときは、右にスライドしてロックを外します。
液晶ディスプレイ
本ワークステーションの画面を表示します。
液晶ディスプレイの特性について
以下は液晶ディスプレイの特性です。これらは故障ではありませんので、あらかじめご了承ください。
液晶ディスプレイは非常に精度の高い技術で作られておりますが、画面の一部に点灯しないドットや、常時点灯するドットが存在する場合があります。
本ワークステーションで使用している液晶ディスプレイは、製造工程により、各製品で色合いが異なる場合があります。また、温度変化などで多少の色むらが発生する場合があります。
長時間同じ表示を続けると残像となることがあります。残像は、しばらく経つと消えます。この現象を防ぐためには、省電力機能を使用してディスプレイの電源を切るか、スクリーンセーバーの使用をお勧めします。
表示する条件によってはムラおよび微少な斑点が目立つことがあります。
状態表示LCD
本ワークステーションの状態が表示されます。
「各部名称」−「状態表示LCDについて」
セキュリティボタン
添付のアプリケーション「セキュリティボタン」または「ワンタッチボタン設定」をインストールすると使用することができます(→
「ソフトウェア」−「ソフトウェア一覧」
)。
添付のアプリケーション「セキュリティボタン」でパスワードを設定することにより、 ユーザー認証を行うことができます。
また、添付のアプリケーション「ワンタッチボタン設定」を使用することにより、ボタンを押すだけでワークステーションの各機能を呼び出せるようになります。
「ハードウェア」−「セキュリティボタンについて」
電源ボタン
ワークステーション本体の電源を入れたり、スタンバイ(中断)/レジューム(回復)させるためのボタンです。
電源ボタンを4秒以上押さないでください。
電源ボタンを4秒以上押し続けると、ワークステーションの電源が切れてしまいます。
スピーカー
本ワークステーションの音声が出力されます。
「機能」−「音量の設定」
音量は、スピーカーから聞こえる音がひずまない範囲に設定や調整をしてください。スピーカーが故障する原因となります。
キーボード
文字を入力したり、ワークステーション本体に命令を与えます。
「ハードウェア」−「キーボードについて」
ワイヤレススイッチ(ワイヤレスLAN搭載モデルのみ)
ワイヤレスLANによる通信機能のONとOFFを切り替えます。
ワイヤレススイッチを右側へスライドさせることにより、通信機能がONになります。
病院や飛行機内、その他電子機器使用の規制がある場所では、スイッチをOFFにしてください。
ワイヤレスLANについて詳しくは、
「カスタムメイドオプション」
にあるマニュアルをご覧ください。
赤外線通信ポート
赤外線通信を行うためのインターフェースです。
赤外線通信ポートは、「ワイヤレスリンク」にてお使いになれます。
赤外線通信を行っているときは、赤外線通信ポートにACアダプタや外部ディスプレイを近づけないでください。ノイズによる誤動作の原因となります。
ヘッドホン端子、マイク端子に接続するときは、【Fn】+【F8】キーを押してワークステーション本体の音量を最小にしてから接続してください。
機器が破損したり、刺激音により聴力に悪い影響を与える原因となることがあります。
ヘッドホン端子/光デジタルオーディオ出力端子
市販のヘッドホンを接続するための端子です(外径3.5mmのミニプラグに対応)。また、MDプレーヤーなどの光デジタル入力(OPTICAL)端子と接続するための光デジタル出力端子としても使用します(光ミニプラグに対応)。ただし、形状によっては取り付けられないものがあります。ご購入前に確認してください。
ヘッドホンなどをお使いになるときは、音量を上げすぎないようにご注意ください。耳を刺激するような大きな音量で長時間続けて聞くと、聴力に悪い影響を与える原因となることがあります。
ヘッドホンなどをしたまま電源を入れたり切ったりしないでください。刺激音により聴力に悪い影響を与える原因となることがあります。
光デジタルオーディオ出力端子に接続したデジタル機器(MDレコーダーなど)で録音した音楽や音声は、他のデジタル機器にデジタル出力できません。
光デジタルオーディオ出力端子から出力されるデジタル音声の周波数は、ご購入時には48kHzに設定されています。サンプリングレートコンバータが内蔵されていない、44.1kHz専用のデジタル機器(MDレコーダーなど)はお使いになれません。
マイク端子
市販のマイクを接続し、音声(モノラル)を録音するための端子です(外径3.5mmのミニプラグに対応)。
ただし、市販されているマイクの一部の機種(ダイナミックマイクなど)には、使用できないものがあります。ご購入前に確認してください。
マイク端子には、マイク以外のコネクタを接続しないでください。故障の原因となることがあります。
フラットポイント
マウスポインタを操作します。
中央のスクロールボタンを押すと、画面が上下にスクロールします。
「ハードウェア」−「ポインティングデバイスについて」
中央のスクロールボタンをお使いになるには、「Alps Pointing-device Driver」が必要です。本ワークステーションにはプレインストールされています(→
「ソフトウェア」−「ソフトウェア一覧」
)。
お使いになるアプリケーションによっては、スクロールボタンによる画面のスクロールができない場合があります。
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